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新潟記念 アドマイヤモナーク豪脚炸裂 藤川京子が自信の◎

 長い新潟の直線でモナークの決め手が爆発よ!サマー2000シリーズの第4弾「第43回新潟記念」(GIII 芝2000m)はあす26日、新潟競馬場で行われる。ただでさえ荒れやすいハンデ戦に加えて、馬インフルエンザ問題で調整過程に微妙な狂いが生じた馬も…。女馬券師・藤川京子はそれらを踏まえた上で、アドマイヤモナークにこん身の◎を打った。
 モナークにチャンス到来!サマー2000シリーズ・新潟記念はアドマイヤモナークが大外一気を鮮やかに決め、重賞初制覇を飾ります。近走の成績を見てもわかるように一線級馬相手に安定した走りを見せており、ここへきてグングンと力をつけています。
 前走の七夕賞は最後方からの競馬。4角15番手から直線勝負に懸けましたが、いざ追い出されるとエンジンの掛かりが微妙。ようやくスピードに乗り、追い込んできましたが、あと一歩届かずの2着でした。反応がイマイチというか、少しズルさがあるというか、一頭になるとフワフワしてしまう普段の悪い癖が出てしまったように感じました。

 しかし、点火してからの伸び脚はやはり鋭いですね。上がり3Fこそ勝ったサンバレンティンと同タイムの35秒7でしたが、スムーズにスピードに乗っていれば逆転まであったと思いますし、不器用な脚質にして小回りであれだけやれたのは収穫でした。また、これまで長めの距離を使ってきた割には、まだまだ折り合いに課題がある馬。七夕賞の走りを見てもこの2000mは意外と合っているのではないでしょうか。
 そして、今回は距離は同じでも、ゆったり行ける広い新潟の外回り。競馬は一層しやすくなっています。外差しが利く馬場もいいですね。小回りコースのようにあと一歩届かず、という前走のようなこともないはずです。直線ではハンデ戦らしく横一線の追い比べになりそうですから、横に馬を置きたいモナークにはいい材料。もう一頭でソラを使って、反応が悪いなんてこともきっとなくなるはずです。
 それに何といっても、イチ押しの理由は状態の良さにあります。昨年の春の天皇賞から重賞街道を突っ走ってきましたが、春当時は馬体が緩かったり、硬さが残っていたりと本調子を欠いていた印象です。それが前走からやっと動きが良くなり、馬体も引き締まって復調気配を見せ始めました。柔軟なフットワークはまるで別馬のようで、中間はさらに上昇ムードです。
 メンバーもいくらか手薄になった今回、モナークの実力が浮き彫りになることでしょう!

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