ここ2戦は(13)(16)着と惨敗。でも、敗因はともに道悪とはっきりしています。関係者の方々によると手応えはあっても、これからスパートというときに体を丸めてしまっていたそうです。今回も一番のポイントとなるのは馬場ですが、土曜日はお天気のようですからひとまず安心です。
良馬場でのパフォーマンスは今年初戦の古馬牝馬重賞・京都牝馬S(5着)を持ち出すまでもないでしょう。何より、今回は降級戦でもありますからね。
当初は5月30日に美浦トレセンに帰厩後、1か月後のレースに向かうはずだったのですが、脚元や腰に疲れが出たため出走を見合わせ、焦らず無理せず、じっくりじっくりと出走を待ちました。
今週の競馬開催が微妙だったため、最終追い切りは馬なりで流した程度ですが、牝馬ですし、毎回直前は余裕を持たせていますからね。現実に、力を出せる仕上がりと中野隆先生も太鼓判を押しています。
「新潟は新馬戦で経験しているし、千八だったら持ってくれるだろう。ペースもそんなには速くならないだろうし、例え速くなっても時計は持っているからね」と自信に満ちたコメント。
8か月ぶりでの未勝利勝ち、約5か月半ぶりで500万勝ちと休み明けはめっぽう走る“アクロン”。「欲をいえばもう少しふっくらしてほしいんだけど。牝馬は一度調子を狂わすとなかなかよくならないから」と懸念材料を挙げましたが、「乗りやすい馬だし、息もできているから3走前くらい走ってくれればいうことないよ」と期待も見え隠れしているようでした。
実績はナンバーワン、負けず嫌いの闘志が新潟で大爆発を起こします!