ナイガイをご愛読の皆さま、こんにちは〜。アベコーこと阿部幸太郎です。暦の上では処暑(しょしょ)を迎えましたが、相変わらずの猛暑に、さぞかしウンザリされている方も多いと思います。
さあ、夏競馬もラストスパートに突入。先週、開催中止で取りそこなった馬券を、ぜひともゲットと行きましょう。ただし、馬インフルエンザによる影響で、今週は調教過程に、厩舎によっては、大きな狂いが生じています。
通常時の水曜追い切りが、木曜に変更、そして土曜日の開催目指して金曜輸送。酷暑の季節でもあり、疲労残りがどうしても気がかりです。今週の競馬全般にも通じることです。
新潟メーンは「三面川特別」です。ポイントは前記した仕上がり具合。そして外回りの1800mで展開が、大きなカギだと思います。
顔ぶれから主導権を楽々取れそうなのがスルーレート。おそらく楽なマイペースです。それゆえこの馬の逃げ残りまで考えましたが、日本最長の直線コース。やや厳しい条件かもと考えて、狙いはアクロスザヘイブン。5カ月半ぶりの実戦ですが、夏の新潟戦を目標に入念な調教。しかも、このアクロスは、過去休養明けが2戦2勝。いわゆるポン駆けに、絶大な強さを見せている馬なのです。前2走は苦手とする道悪馬場。参考外の一戦です。
注目してほしいのが、3走前のGIII「京都牝馬S」。何と重賞級の馬を向うにまわし、ほとんど差がない5着。先の小倉記念を制したサンレイジャスパーと、わずかアタマ差の大接戦。アグネスラズベリ、ウイングレットと馬体を並べていたことからも、この1000万条件では、相当に評価度の高い一戦だと確信しています。
良馬場、GI以外の1マイル以上では、これまで<3011>。抜群の実績です。京都牝馬Sのときと同じケースで、逃げ馬の直後で流れに乗り、直線抜け出してくれるものと期待しています。
相手はオークス3着の看板を持つラブカーナの強襲。さらに単騎逃げが打てるスルーレートは準オープンでクビ差2着がある実力派。そして休養明けのタイキマドレーヌも不気味。