レジャー
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レジャー 2007年08月24日 15時00分
TVQ杯(小倉ダ1700m 25日)本紙・谷口は上昇著しいクリーンが差す
ここは伸びゆく3歳馬のクリーンに◎。 昨年の新潟デビューから芝の3走は追走するだけで四苦八苦。“まるでダメ夫”だったが、ダートにホコ先を変えてからは560kgの超巨体から繰り出されるパワー殺法でみるみると頭角を現したダートの申し子。その重戦車ばりの排気量は、砂質の重い小倉ダート戦においては絶対的アドバンテージになる。前走はアイスドールにこそ、0秒1差届かなかったものの、小倉のダート戦ではめったに見られないマクリ一発で、3着とは決定的着差の3馬身半。1分45秒1の走破時計に加え、リーディング奪取に目の色が変わった豊が鞍上なら今度はキッチリ届く。
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レジャー 2007年08月23日 15時00分
今週の中央競馬は開催
競馬開催へゴーサインを出した理由について、20、21日に東西トレセンの2012頭を検査した結果、181頭の陽性馬が確認され、陽性率が9.0%(16、17日は陽性率19.4%)だったこと、発熱した頭数が18日の96頭をピークにして19日57頭、20日21頭、21日48頭、22日21頭と減少傾向にあることから、「馬インフルエンザは沈静化しつつあると判断した」と斎藤茂JRA広報担当理事は説明した。 「感染して発熱した馬も2日程度で治癒する軽症例がほとんどである。先週の時点では馬インフルエンザ発生の全体状況を把握できず、お客さまに十分満足できる競走を確保できるか判断できず中止したが、今週に関しては発熱馬や出走予定馬への検査など、疫学的な全力をあげて取り組んだ結果、公正で充実した競馬の実施が可能であると判断した」 具体的には23日の出馬登録を通常より4時間繰り上げて午前8時から実施し、出走予定馬を全頭検査して、陰性の馬のみ登録を受け付けるとした。この場合でも、レース当日に陰性から陽性になる馬が出る危険性は残るが、「世界の競馬の共通認識として、陽性であっても発熱等を発症していなければ出走に関しては問題ないとされている。陰性に限るのは今回限りの措置。もし、直前に陽性が出ても、それを適用する」(佐藤浩二JRA常務理事)と説明。保菌していても発症していないキャリアは出走できるとした。また、次週以降についても「事態の推移を見ながら判断する」(佐藤理事)としたが、いわゆるキャリアの出走は認められる見込みだ。
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レジャー 2007年08月23日 15時00分
3歳未勝利は大ダメージ
今週から開催が再開される中央競馬だが、まだまだ問題は山積している。まず、懸念されるのが秋競馬の番組構成だ。 最も影響が出るのは3歳未勝利馬。秋競馬が始まる次開催からは俗にいう“スーパー未勝利”がスタートし、それに出走するには前走着順やキャリアなどの条件がつく。夏競馬はいわば3歳未勝利馬にとって最後の勝ち上がりの場であり、通年であれば厩舎関係者はこの時期、それらをフル回転させる。ところがJRA施設外からの入退厩にストップがかかっている現状では放牧組を戻すことができない。 この状況に対してJRA調教師会・業務担当副本部長の沖芳夫調教師は「現在の状況では外部施設にも移動できないので抹消さえできない。何とか早く解決するために、調教師会からJRAに投げかけているけど、回答は得られていない」と今後についての具体的なプランは未定のまま。早急な対策が必要な状況だが、「開催が始まってからでないと代替などはおそらく決まらないだろう」との見解を示している。 JRAはようやく開催へこぎつけたばかりで、代替などを含めた秋競馬の番組構成まで現在、手が回らない状況。すでに馬産地などでも馬インフルエンザは蔓延しており、3歳未勝利組はもちろん、秋のGIシリーズに備え、放牧に出されている有力馬の帰厩もいつOKになるか見通しが立っていない。秋競馬に入ってもゴタゴタはしばらく続くことは避けられない。
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レジャー 2007年08月23日 15時00分
調教師会は苦渋の決断
水面下で開催準備を進めていた中央競馬会(JRA)は、ついに軍配を返した。 しかし、馬インフルエンザ騒動の渦中で下したこの決断は重い。何より、求められるのは公正競馬の確保だ。現場の調教師会側にもその点を危ぐする声があり、必ずしも足並みがそろったわけではない。 関東副本部長の杉浦調教師は、「我々としては開催に向けて協力する姿勢なので、個々に不満を持っている人はいるが、開催することで納得した」と経緯を説明。その表情には苦悩の色がにじむ。 二重、三重に安全ネットを張って公正競馬の確保に努めるのは主催者として当然のことであり、ファンの信頼回復が急務だろう。(写真=開催決定に苦渋の表情を見せる杉浦関東調教師会副本部長)
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レジャー 2007年08月23日 15時00分
美浦黄門 和田師が同日2重賞制覇に意欲満々
今週は新潟競馬場でサマー2000シリーズの第4弾「第43回新潟記念」(GIII 芝2000m 26日)。また、札幌競馬場ではサマースプリントシリーズの第4弾「第2回キーンランドC」(JpnIII 芝1200m 26日)が行われる。美浦黄門こと、本紙・橋本千春記者が注目したのはトップガンジョー(新潟)とワイルドシャウト(札幌)の2頭を送り出す和田厩舎。和田調教師は「当日は札幌に行きます」と即答したが、これは勝利のVサインなのか? 橋本記者が直撃インタビューした。 −−昨年の新潟記念を勝って以来、1年間のブランクがありますが、休養理由とここまでの調整過程を教えてください。 和田師「休養理由は右前繋靭帯炎。今月4日に帰厩してから、ここまですこぶる順調にきた。脚元はいつ再発するか予断を許さないが、今のところ異常はない」 −−追い切りの感想と、仕上がり状態を聞かせてください。 和田師「先週の時点で体はできていたので、今朝(22日)は息を整える程度でよかった。終い重点にやったが、久々でも力は出せる状態にある」 −−課題は? 和田師「(1年間のブランクがあるから)ハンデは去年より1kg軽くしてほしいと思っていたら、逆に1kg重くさせられた(笑)。課題はレース勘だけ。相手うんぬんより、勘さえ戻っていれば好勝負になる」 −−同じ日、札幌のキーンランドCに出走するワイルドシャウトも下馬評は高いですが。 和田師「前走の函館スプリントSは1年以上のブランクがあったし、半信半疑の状態で出走させた。しかも、函館は重い特有の馬場。むしろ、あれで4着なら自信を深めることができた。素軽い走りをするこの馬には、札幌の馬場も合うはず。(宿敵の)シーイズトウショウが出てこないここはチャンス十分でしょう」 −−不安材料はないのですね。 和田師「しいてあげれば札幌までの長距離輸送。でも、精神的に図太い馬だから、それも取り越し苦労に終わるでしょう」 −−最後に意気込みをお願いします。 和田師「2頭の比較では、条件的にワイルドシャウトの方が可能性は高い。鞍上(岩田騎手)も強力だし、磐石だね(笑)」
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レジャー 2007年08月23日 15時00分
新潟記念追い切り ニシノナースコールが好気配
2番人気に推された関屋記念で13着と大きく期待を裏切ったニシノナースコールが、リベンジに燃えている。 高石調厩員は関屋記念の敗因を次のように分析する。「ダート(関越S3着)を使った反動が出たのか、スクミがひどかった。それに、よかれと思って新潟に滞在したことが裏目に出てしまい、気合も足りなかった」 しかし、「状態は格段に良くなっている」と高石さんは反撃態勢が整ったことを強調した。「距離は1F長い感じがするけど、はまれば面白い」腐っても秋華賞3着馬…見限るのは早計だ。 【最終追いVTR】北のダートコースで終い重点。前走時の追い切りが圧巻だっただけに、大幅な上積みとなると疑問だが、ラスト1Fは12秒2とシャープな伸び。力は出せる状態だ。
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レジャー 2007年08月22日 15時00分
新潟記念 サマー2000シリーズはもらった サンレイジャスパーが豪快デモ
インフルエンザが猛威を振るっても、この馬だけはどこ吹く風だ。「第43回新潟記念」(GIII 新潟芝2000m 26日)の追い切りが22日に行われ、サンレイジャスパーが元気な走りを見せた。小倉記念を制してサマー2000シリーズの女王をターゲットに、得意の新潟で重賞連覇を達成すればタイトルはいただきだ。 インフルエンザが猛威を振るおうが、記録的猛暑が続こうが、鉄の女は元気いっぱいだ。 「ケイコが終わった後でも尻尾を振ってやる気を見せている。それぐらい元気だね」と高橋成師は目を細めた。サンレイジャスパーが重賞連覇をしっかり視界に捕らえている。 昨年もサマーシリーズは活躍したが、今年はそれを上回る大車輪。小倉記念は3角からのロングスパートで、直線は大外一気。エンジンのかかりが遅いウイークポイントをしっかりつかんだ佐藤哲騎手の好騎乗に導かれ、獲れそうで獲れなかった重賞タイトルをついに手中に収めた。 その後はここ目標に乗り込まれた。中止になった札幌記念から急きょ登録してきたライバルと比べればはるかに調整過程では優位に立っている。 「暑い時季でもうまく体調は維持できている。直線の長い新潟は合うし、ハンデも問題ない」前走から2kgアップの55kgも大丈夫。それは確かな地力アップに対する信頼でもある。 インフルエンザ騒動の影響で開催が順調に行われるか、まだ流動的だ。師は言った。「何とかサマーシリーズを成立させてほしい。それだけチャンスだと思っているんだ」と力を込めた。 過去、小倉記念と新潟記念を同じ年に連覇した馬はいない。史上初の偉業を達成すれば、サマー2000王者は決定的となる。その先には秋の女王の座も見えてくる。 【最終追いVTR】坂路で単走予定だったが、他陣営の馬を追いかけていき、併せ馬の形になった。そのために時計は800m50秒7と予定より速くなったが、それだけ体調がいい証拠。前走の小倉記念同様、気配は文句なしだ。
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レジャー 2007年08月22日 15時00分
キーンランドC 最強の1勝馬ローレルゲレイロが善戦マン返上へ意欲
世代屈指の安定株ローレルゲレイロだが、いまだに勝ち鞍はひとつ。今回は2歳時以来となる電撃戦に矛先を向け、悲願である“近くて遠い2勝目”を狙う。 いい意味で安定感がある、悪い意味で勝ち味に遅い。ただ、ダービー(13着)の惨敗で陣営は吹っ切れた。 原点に戻ろう。2000mの札幌記念ではなく、ここを選んできたのはちょうど1年前…昨夏の北海道シリーズで愛馬が見せたパフォーマンス(函館2歳S2着)が陣営の心に色濃く残っているからに違いない。 上籠助手も「池添が言うには『ゲートは速いし、掛かるタイプでもないので千二は合っている』とのこと。何の心配もいらない」と、千二=ベストディスタンスを声高に強調する。 もちろん、仕上げにも抜かりはない。レース間隔は3カ月あいたが、「先週に本馬場でビッシリやって、馬もピリッとしてきた。ようやくスイッチが入った感じだね。今週やればもう大丈夫だと思うよ」と不安らしい不安は聞こえてこない。 “最強の1勝馬”。このありふれた表現が、褒め言葉ではないことくらい、陣営は承知している。「とにかく2勝目がほしい。何とかここで決めてほしい」悲壮な決意の下、ローレルゲレイロが善戦マン返上に燃える。 【最終追いVTR】札幌ダートコース(良)で一杯に追われ、5F68秒9を計時、併せたサウンドスピリット(1000万)に先着した。鞍上がゴーサインを出すと、ラスト1Fは11秒2とダートでは驚異的な数字をマーク。万全の仕上がりだ。
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レジャー 2007年08月22日 15時00分
目黒競馬場の歴史(三) いよいよオープンした目黒競馬場だが、馬券は1年経たずに発売中止に
待ちに待った目黒競馬場がオープンした。記念すべき第1回競馬開催は明治40(1907)年12月7日だった。競走馬の中には、ヤクモ(八雲)、フドウ(不動)といった地元・目黒にちなんだネーミングが、ごっそりと名を連ねた。 合わせて発売された馬券は競馬の普及に大変大きな役割を果たした。が、桂太郎内閣の政府部内で十分な討議がなされず、いわば“黙認”の形で開始されていた。「馬券は賭博なり」という問題は、その解釈をめぐって、政府、議会、行政内部の論争に発展していった。 また、馬券はファンの射幸心をあおり、その結果、馬券に夢中になった末に散在、なかには経済破たんする者も少なくなかった。これら社会的な混乱に歯止めをかけるため、政府は明治41(1908)年10月、ついに馬券発売を禁止した。この禁止措置は、外国人経営の根岸競馬場にも適用された。 その後、目黒競馬場を開設した日本競馬会は、東京周辺の6社と合併し、明治43(1910)年に東京競馬倶楽部を設立した。この合併により、川崎、板橋、池上の競馬場は廃止され、目黒だけがそのまま残される形となった。 その年の7月、馬券禁止の下で、開催された同倶楽部の第1回競馬は、政府補助による賞金を各馬が争うという内容で、お金が賭けられない観客としては興味をそがれるものであった。一方で、人々の射幸心は抑えがたく、観覧中にひそかに馬券売買をしたとして、著名人ら13人が検挙される事件も起きている。 ともかく馬券廃止後も、人々のギャンブル熱は一気に冷めるものではなかった。 ※参考文献=目黒区50年史/月刊めぐろ(80年5月号)/みどりの散歩道
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レジャー 2007年08月22日 15時00分
馬インフルエンザ問題 新たに6頭が感染
日本中央競馬会(JRA)は21日、20日に行われた馬インフルエンザの検査で、新たに6頭(美浦1頭 栗東2頭 札幌0頭 函館1頭 小倉2頭)に陽性反応が出たことを発表した。これで、感染が確認されたJRA所属馬は157頭になり、感染はさらに拡大傾向を強めている。21日の検査結果は22日に発表される予定。 なお、20、21日に検査した頭数は合わせて2012頭(美浦678頭 栗東540頭 札幌332頭 函館336頭 小倉126頭)にのぼる。
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