レジャー
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レジャー 2007年10月26日 15時00分
スワンS(GII 京都芝1400m 27日) 本紙・谷口はスーパーホーネットに自信の◎
充実著しい4歳牡馬スーパーホーネットに◎。 「いずれ必ずGI馬になれる」と、あのトウカイテイオーの調教役で敏腕ぶりを世にとどろかせた北口助手が、2歳当時から素質にベタ惚れしていた好素材。カイ食いの細さや遠距離輸送が苦手な弱点があり、試行錯誤を繰り返してきたが、「放牧先と調教方法を変えてみた」という前走がまさしく、その言葉を鮮明によみがえらせる強さ。 「カイ食いが旺盛で脚元もスッキリ。ホント、この状態で負ければマイルCSなんて口にできない」と陣営が豪語するここは、直線突き抜ける。 相手は「千六から二千はダイワ(メジャー)が一番強いし、二二以上ならウオッカ。でも、千四までならウチの馬が一番強い」と上田助手がほえる、強くて速いGI馬アストンマーチャン。
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レジャー 2007年10月26日 15時00分
福島放送賞(1000万下 ダ1700m 27日) 本紙・長田ピサノバンキッシュで確勝
人気でもピサノバンキッシュに逆らうのは無謀というもの。 前走の2回札幌500万は3〜4角の中間で先頭に躍り出ると、あとはワンサイド。みるみるうちに後続を突き放し、終わってみれば6馬身差の圧勝だった。ペースが違うとはいえ、勝ち時計1分34秒2は同日の1000万特別を1秒4も上回っている。 もともと1000万で差のない競馬をしていた馬が4歳秋を迎え、本格化。気になる反動もなく、デキはさらに上向きで連勝が濃厚だ。 相手は昇級戦の前走でいきなり勝ち負けの接戦を演じたアクセルカフェと、地力上位のロトブルースター。
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レジャー 2007年10月25日 15時00分
天皇賞・秋 伏兵ローゼンクロイツが得意の左回りで怪気炎
一世一代の末脚を見せるか。上位拮抗の「第136回天皇賞・秋」(GI 芝2000m 28日)に風穴をあけようとローゼンクロイツが虎視たんたんと狙っている。5月の金鯱賞以来になるが、これは予定通り。脚元に不安のある馬で「一走入魂」の精神で照準を合わせてきた。1992年秋、単勝11番人気のレッツゴーターキンで大波乱を起こした橋口厩舎が再現を狙う。 「ハーツクライやツルマルボーイ、あのあたりと比べたらやっぱり一枚落ちる」慎重な物腰で切り出した橋口師だが、ローゼンクロイツにかける思いはもちろん熱い。 目下、重賞2連勝中だ。中京記念、金鯱賞ともに今回と同じ左回りの2000m。小回りをものともせず繰り出した鋭い末脚は、東京の長い直線がよく似合う。今のところ当地では<0002>だが、これは一昨年のダービーと昨秋の天皇賞。本格化する前の成績は度外視していい。 限界以上の末脚を使うタイプによくある脚部不安。それを見越して今回は5月の金鯱賞からぶっつけのローテーションを選んだ。「使い込むより久々の方が走るタイプ。前走もそうだけど、仕上がってさえいれば、きっちり力を出せる」名門・橋口厩舎の仕上げに抜かりのあるはずがない。 その橋口厩舎が名門への第一歩を記したのがこの天皇賞・秋だった。1992年、初のGIをレッツゴーターキンでものにした。あのときの単勝が11番人気。後方待機の一発長打狙いでトウカイテイオーなど並み居る強豪を差し切った。 「一線級相手にどこまで通じるか。でも良馬場なら見せ場はつくれると思う。“一走入魂”だよ」 ローゼンがGIを勝つとすればここしかない。狙い済ました一撃で、15年前の再現を狙う。 【最終追いVTR】DWコースで併せられた。直線では併走馬と馬体を併せての追い比べ。左ムチがビッシリと叩き込まれたものの、反応が鈍かった。併走馬の脚色の方が目立っていて、結局、半馬身遅れとなった。このひと追いでの変わり身がポイントとなりそうだ。
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レジャー 2007年10月25日 15時00分
天皇賞・秋(GI 東京芝2000m 28日)本紙・橋本記者がダイワメジャー陣営を直撃!
−−まず、前走の毎日王冠(3着)を振り返ってください。 上原師「先行馬には厳しい流れ(前半1000m通過57秒5)になったし、1、2着馬より2kg重い斤量59kgを背負っていたからね。それを考えれば、負けたとはいえ、評価できる内容だったと思う」 −−最終追い切り(別掲参照)の感想は。 上原師「中2週で競馬だし、もう速いところはいらない。時計は予定通り(5F66秒3)。1度使って動きも素軽くなった」 −−昨年に勝ったときと比較してどうですか。 上原師「1度使った上積みは確実にあるし、ここまで思い描いた通りにきている。昨年とそん色ないデキで臨める」 −−錚々(そうそう)たるメンバーがそろいましたが…。 上原師「海外(凱旋門賞)に遠征予定だった日本代表馬(メイショウサムソン)も出てくるけど、相手にとって不足はないし、その分、楽しみにしている」 −−ダイワメジャーの勝ちパターンは。 上原師「勝ったレースを見てもらえば分かる通り、先行して力で押し切るレースが一番合っている。そのへんは、ジョッキー(安藤勝騎手)も分かってくれているでしょう」 −−マークする相手は?。 上原師「相手うんぬんより、自分の競馬に徹するだけ。力を出し切ればチャンスは十分ある」 −−天皇賞の後のローテーション(昨年はマイルCS、1着)は決まっているのですか。 上原師「夏休み前から、秋の最大目標は天皇賞と決めていた。次走のことは、レースが終わってから決めます。応援してください」
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レジャー 2007年10月25日 15時00分
古賀正俊の当たり馬券直行便 二走ボケの原因
今回は二走ボケについて書いてみたいと思います。 長期休養明け(新馬も含む)の馬が初戦に良い成績を出し、体調がアップするはずの次走で馬券を買ってみたら、わけのわからない凡走をして損をしてしまったという経験をした競馬ファンは多いと思います。 これが二走ボケといわれるものです。 一般に気のいい馬が体調が整わないのに走ってしまって、その反動が出るといわれていますが、いまだに科学的に解明されていません。何らかの要因はあるはずですが、厩舎サイドでも「なぜ?」と首をかしげることが多々あります。 考えられるのは、一走後の精神面の変化、筋肉など肉体的問題(疲労からくるコズミ、スクミなど)、血液濃度の上昇、中間のカイ食いの良し悪しによる馬体重の変化、調教のやりすぎ、または加減しすぎ等です。 わたしはこれらのいろいろな要素が複雑に重なり、二走目に全能力を発揮できずに大敗してしまうケースが多いと思っています。また、競馬へいってゲートの出が悪いことにより、自分のレースができない時も着順を悪くする原因になります。 二走ボケがあるか、ないかを見分けるには、パドック(下見所)で馬の状態を把握することが一番です。歩様、踏み込み、腹目、発汗、イレ込み、気合乗りなどをよく観察して、馬券をゲットしてください。
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レジャー 2007年10月25日 15時00分
今週の有力新馬(東京)
生産界の大手・西山牧場の一番馬と評されるニシノエモーション(牡、父シンボリクリスエス、母ナドラ=美浦・手塚厩舎)が、いよいよ初陣を迎える。1歳上の兄ニシノアルバトロスは、昨年の5東・新馬戦で勝利後、長期休養が続くだけに、牧場側もこの馬に託す思いは強い。 「企画倒れってこともあるからね(笑)。ただ、能力はありそう。スタートも速いし、気性が勝っているので新馬向き。この馬っぷりなら、一番馬というのも分かる」と平塚助手。「先々はもう少し距離が延びて良さそうだが、現状ではマイルくらいがちょうどいいのでは」と中距離路線での活躍を見込んでいる。 最終日の芝1600m戦でどのようなパフォーマンスを披露するのか、今から楽しみである。 最終日のダ1600m戦の注目株はスマートファルコン(牡、父ゴールドアリュール、母ケイシュウハーブ=美浦・畠山吉厩舎)。 「十分乗り込んでいるし、太め感もない。攻め馬の動きからしたら、兄(ワールドクリーク=通算14勝)の3分の1、4分の1ぐらいは走れると思う」と畠山吉師は期待を寄せている。
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レジャー 2007年10月25日 15時00分
今週の有力新馬(京都)
注目は角居厩舎のサムワントゥラブ(牝、父シンボリクリスエス)だ。今年の2歳馬の中ではトップクラスの良血馬で、母シンコウラブリイは1993年のGI・マイルCSの勝ち馬。兄弟にもトレジャーをはじめ、オープンでの活躍馬がズラリと並ぶ。 「速い追い切りを十分積んできて初戦から動ける態勢に持ってこれた。お母さんがGI勝ちした京都マイルでデビューできるのも何かの縁だし、ここは頑張ってほしい」と村山助手。武豊騎手を鞍上に、8日目の芝1600m戦でデビューする。 エーシンピークブイ(牡、父エイシンプレストン、母ヴィデオピアノ=栗東・藤原英厩舎)は兄に2003年のNHKマイルC2着のエイシンツルギザンがいる良血馬だ。 9月中旬から1カ月半近く入念に乗り込まれてきて仕上がりも万全だ。「ケイコでは追ってからの反応がすごくいい。スピードがあるのでオープンあたりでも活躍できそうだね」と藤原助手。こちらも8日目の芝1600m戦を福永騎手でスタンバイしている。
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レジャー 2007年10月24日 15時00分
天皇賞・秋 追い切り メイショウサムソン 王座奪回へ意欲
王座奪回の時がきた。「第136回天皇賞(秋)」(GI 東京芝2000m 28日)の追い切りが行われ、メイショウサムソンが文句なしの仕上がりをアピールした。インフルエンザの陽性反応で凱旋門賞挑戦は断念したが、その後はいたって順調。宿敵アドマイヤムーンの後塵を拝した宝塚記念より状態は上だという。ベストの2000m、ダービーを制した思い出の舞台で、4つめのGIタイトルを奪取する勢いだ。 静の仕上げだ。これまで実戦の前には一番時計を連発してきたメイショウサムソンが、ゆったりと最終調整を終えた。 「単走で終いだけ軽くやればいい。これまでのように速い時計を出す必要がないぐらい」と高橋成師はうなずいた。 宝塚記念の後、この秋は仏・凱旋門賞挑戦を早々と表明。しかし、馬インフルエンザ禍の影響をモロに浴びた。美浦の検疫厩舎に入ったまでは良かったが、なんとインフルエンザの陽性反応が出てしまった。幸い発症はしなかったため一縷(る)の望みを託し、福島競馬場に移動するという「裏ワザ」を繰り出したものの、それでもパリへの扉が開かれることはなかった。 その時点で秋の最初のターゲットは天皇賞に設定された。しかし、輸送制限などもあり、アクシデント後のぶっつけ本番でどこまで仕上がるか。520kg近い大型馬だけに不安が募ったが、見事な仕上げを施された。 あばらがうっすら浮き上がる研ぎ澄まされた褐色の馬体。新コンビを組む武豊が騎乗した17日の1週前が圧巻で、休み明けの不安は皆無といっていい。 宝塚記念は悔しい結果に終わった。皐月賞、ダービーと退け続けたアドマイヤムーンに競り負けた。だが、当時とはデキが違うと師はいう。 「(目いっぱい走った)春の天皇賞の後で、やっと間に合った感じだったあの時より、状態は数段いい。きっちり体調さえ整えば、それに見合った競馬をしてくれる。体が引き締まっている今回は十分力を出せるでしょう」 舞台は東京。ダービーを制した思い出の場所だ。しかも今回は<2100>とベストの2000mで戦える。前走まで鞍上を務めた石橋守が「2000mなら思い通りの競馬ができるし、勝負どころからの反応が違う」と絶賛していたほど。子供のころから仲のいい後輩・武豊にもその感触は伝えられているはずだ。 その武豊にとってもアドマイヤムーンは、主戦から下ろされるという苦い経緯があった。 絶対に負けられない戦い。人も馬も、この勝負にかける思いは強い。 【最終追いVTR】DWコースで6F84秒8、上がり3F38秒7→12秒2(馬なり)。1週前にビッシリ追い切られている関係で、今朝は軽く息を整えただけ。それだけ体ができている証拠で、最後まで武豊の手綱はガッチリと抑えられたままだった。馬体の張りは文句なし。久々も100点満点の仕上がりだ。
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レジャー 2007年10月24日 15時00分
アドマイヤムーン・天皇賞追い切り
秋のGIシリーズの第4弾は最強古馬決定戦「第136回天皇賞・秋」(GI 東京芝2000m 28日)。出走各馬の最終追い切りが今朝、東西のトレセンで行われた。なかでも、注目を集めるのは宝塚記念に続くGI連覇に向け復帰するアドマイヤムーンだが、今朝の追い切りは、やや物足りない印象。ラストの伸びを欠き、久々の不安をのぞかせた。 王者のオーラが漂っている。宝塚記念で念願の国内GIをゲットしたアドマイヤムーンが、満を持して登場する。 「何も変わっていないよ。いつも通り。レース間隔があいても力を発揮できるタイプだし、心配ない」 泰然自若。松田博師はゆったりと笑みを浮かべた。その前走は文句なしの強さだった。雨中の決戦、1コーナーでごちゃついたり、折り合いを欠く馬も続出した乱戦だったが、後方から大外を一気に駆け抜けた。粘るメイショウサムソンをまったく問題にしなかった鬼脚。着差は半馬身とわずかだったが、「どこまでいっても変わらなかっただろう」と自信満々に振り返った。 この中間も順調にきた。放牧先の北海道ノーザンファーム、そして栗東に戻っても丹念に長めを乗り込まれてきた。終い1Fは12秒前後の切れ味を連発している。 「ひと追いごとに体が引き締まってきた」と師がいえば、ケイコ担当の馬場助手も「予定通りの調整ができているし、追い切りと輸送でベストの体に持っていける」とうなずいた。 息の長い末脚は東京の直線に合うはず。「注文のつかないタイプだからどんな競馬でもできるけど、確かに東京はいい。2000mもね」と馬場さん。 負ける要素が見当たらない。そういいたげな自信をみなぎらせていた。 【最終追いVTR】強気に構える陣営とは対照的に、直線で追われてからいつもの切れが見られなかった。DWコースで6F86秒9、終いを重点に1Fは11秒6。ラストは時計だけ見れば悪くないが、併走馬相手に何とか併入するのが精いっぱい。ケイコの動きが実戦へとつながるタイプだけに今朝の平凡な動きは気になるところだ。
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レジャー 2007年10月24日 15時00分
遠い記憶 八王子競馬場の歴史(2)
1928(昭和3)年11月、八王子競馬場の第1回開催の出走馬は179頭、入場人員は3万2466人に上り、売上高15万8165円を記録した。 この成功を受け、初年度は4日間だった開催日数は、翌年からは春秋3日間ずつ、計6日間に増やされた。その後、出走頭数、入場人員、売上高とも八王子競馬は順調に数字を伸ばしていった。そこで、現状の施設では手狭となった競馬場に移転案が持ち上がる。 移転先をめぐっては、近隣農民の反対の声などもあり、一筋縄ではいかなかったが、最終的に現在の八王子市と日野市の境目、甲州街道とJR八高線(八王子〜北八王子間)が交差する付近の日野市旭が丘2丁目〜6丁目付近に落ち着いた。 こうして34(昭和9)年、総面積8万坪の新競馬場が建設された。馬場は2万坪で1週1600m、幅員30m。現在の競馬場の規格に比べても見劣りしない立派なコースだった。 ところで、戦前の八王子競馬の馬券はどのようになっていたのであろうか。当時、地方競馬は正式な馬券を発売することが認められておらず、それに相当するものとしてあったのが、「優勝馬投票券付入場券」。この入場券には1〜12枚の投票券がついており、当然、その枚数によって値段が違った。また、投票できるのは1競走につき1枚1円と決められていた。当初は単勝のみで、配当は最高10倍まで。しかも、当たっても現金が払い戻されるのではなく、相当分の商品券がもらえるという仕組みだった。 その後、この入場券は1枚につき、馬券が1枚、つまり一人1回しか馬券が買えない方式となった。その引き換えとして、配当金は公認競馬(現在の中央競馬にあたる)並に引き上げられる緩和措置が取られた。 こうして馬券の発売に関しては、試行錯誤が繰り返された。そして、誕生したのが今日の馬券の礎ともいえる「フォーカス馬券」だった。次回はこの「フォーカス馬券」の“正体”を中心に綴っていきたい。 ※参考文献(大井競馬の歩み/悲運の多摩八王子競馬/八王子の歴史と文化)
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