レジャー
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レジャー 2007年11月09日 15時00分
渡月橋S(1600万下 京都ダ1400m 10日) 本紙・谷口 ビコージェネラルのV3
何と23頭が除外ラッシュに吹き飛び、ワーキングボーイ、ルミナスポイントと出走がかなえば本命、対抗の印がついていた実力馬が枕を並べて除外の憂き目に。 ならば、ここは昇級戦でも外国産馬ビコージェネラルの破竹の勢いにかけたい。母父ノーザンダンサーと、父であるケンタッキーダービー馬フサイチペガサスから、しかと受け継いだ豪脚は十分通用していい。 6カ月ぶりの実戦ながらも坂路とCWコースを併用して仕上がり万全のウォーターバロンと、ブラジルCが好内容の2着、叩き2走目で右肩上がりの上昇ぶりを見せるアルバレストの2頭を相手に指名。
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
ロジータ記念 トキノミスオースが快勝
7日、川崎競馬場で行われた「第18回ロジータ記念」(SIII 2100m)は、坂井英騎手が騎乗した2番人気のトキノミスオース(牝3歳、川崎・長谷三厩舎)が2番手追走から3角で先頭に立つと、そのまま後続を振り切ってゴール。勝ち時計は2分17秒5(稍重)。同馬はJRAから移籍後2連勝で、長谷三師は1990年のしらさぎ賞以来、17年ぶりの重賞制覇となった。 JRA所属時には短距離で結果を残していたが、「距離は大丈夫。押し出されるように先頭に立ったけど、直線で馬がきたらもう一度伸びたからね」と坂井騎手。距離適性は広く、今後は古馬の牝馬重賞「第53回クイーン賞」(JpnIII 船橋1800m 12月5日)、または「第1回東京シンデレラマイル」(SIII 大井1600m 12月30日)を視野に調整される。2着オルビア 戸崎圭騎手「最後はいい脚でよく追い込んでくれた。レースが上手だし、先が楽しみ」3着シーホアン 左海誠騎手「動きは悪くないけど、やっぱり距離が少し長いね」
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
エリザベス女王杯追い切り アドマイヤキッス 極上の切れ味披露
先輩の意地を見せるか。強い3歳勢が力関係で圧倒しているといわれる「第32回エリザベス女王杯」(GI 京都芝2200m 11日)だが、底力ではアドマイヤキッスもヒケを取らない。勝ち星からしばらく遠ざかっているが、春には安田記念4着など男馬相手に健闘。武豊騎手とし烈なリーディング争いを繰り広げる岩田騎手がどう御すか、注目だ。 昨年の牝馬3冠すべてで1番人気に支持されたほど、アドマイヤキッスの潜在能力は高く評価され続けてきた。残念ながら冠には手が届かなかったが、あれだけオープン馬を多数抱える松田博師が「素質ならキッスが一番」とアドマイヤムーンなどの同期以上にこの馬を買っていた。 その思いは変わっていない。昨年の愛知杯以来勝ち星から遠ざかっているが、春には安田記念4着など男馬相手に見せ場たっぷりのレースぶり。史上最強世代ともいわれる3歳馬にも五分の勝負ができる下地を持っている。 3着だった前走の府中牝馬Sにしても、「内枠でスタートして押し込まれるような展開になった。自然と位置取りが悪くなってスムーズさを欠いたから」と敗因ははっきりしている。直線は上がり3F33秒8の末脚で追い込んだだけに内容は悪くなかった。 「状態は変わりなくきているからね。3歳馬は強いといわれているけど、以前ほど距離の不安もなくなっているから今なら二二でも心配ない。何とか頑張ってほしい」 鞍上は岩田騎手。武豊騎手と激しいリーディング争いを繰り広げる名手がどう導くか、そこも注目だ。 【最終追いVTR】高田騎手を背に、栗東DWコースで6F83秒5、上がり3F39秒5→12秒3。4歳1000万のアドマイヤレグルスを後方から追走。4角で馬体を併せに行き、ラスト1Fで鞍上がスパートをかけると鋭く反応、一瞬のうちに併走馬を2馬身突き放してフィニッシュ。この馬らしい切れ味を披露した。
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
エリザベス女王杯(GI 京都芝2200m 11日) 本紙・橋本記者がアサヒライジング陣営を直撃
−−まずは、追い切りの感想をお願いします。 古賀慎師「いつも通りのパターンで前後に馬を置いて、直線は3頭併せの真ん中。柴田善騎手が乗ったことで、馬の方も競馬が近づいていることを感じ取ったと思う」 −−柴田善騎手からの報告は。 古賀慎師「『随分、良くなっている』と言ってくれたので安心した」 −−相手関係については。 古賀慎師「強い3歳世代が相手だけど、昨年も強いといわれた3歳世代の一角に名を連ねて闘ってきた。1年間経験を積んだ、お姉さんとしての強みを見せたい」 −−昨年(繰り上がり4着)と比較して、どのへんが変わりましたか。 古賀慎師「心身ともに成長し、一段とたくましさを増した。また、ここ2戦のレースを見ると、脚質に幅が出たという印象が強い」 −−ここまでGIに7回(海外1回)挑戦していますが、印象に残るレースは。 古賀慎師「毎回、勝つ気で出走させているので、7回とも惜しかった(笑)」 −−枠順の希望は。 古賀慎師「スタートしてから、二の脚が速いのでどこからでも競馬はできる。だから、枠順にはこだわらない」 −−道悪馬場についてはどうですか。 古賀慎師「週末の天気予報は大きく崩れることはなさそうだし、馬場が悪化しない限りは大丈夫」 −−最後に意気込みをお願いします。 古賀慎師「今年の集大成として、目標にしてきたレース。重賞ウイナー(クイーンS)の仲間入りを果たしたし、もっと強いアサヒライジングをお見せしたい。応援してください」
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
古賀正俊の当たり馬券直行便 二走ボケとササ針の因果関係
今回は前回の続きとして、【二走ボケ】と【ササ針】について触れていきたいと思います。 二走ボケの原理は人間も同じです。骨折や腱、靭帯などを悪くして長く入院、または通院したことがある人には分かると思いますが、直ってリハビリをいくらしても、全力で走るには不安があるもの。そして、走った後、次の日から足、腰が何日も痛かった経験があると思います。馬も同じで、休み明けで好走した後、次走まで痛みや疲労が残ってしまった時、二走ボケの原因になると考えられます。 さて、馬が長期にわたって休養する場合、さまざまな理由がありますが、ササ針もそのひとつとなります。 7〜8cmぐらいの笹の葉の形をした小刀で、首、肩、胸前、背、腰、尻と、馬の全身を刺していく治療法で、ササ針をする理由は次の2つです。 (1)疲労からきたうっ血した血を流す…悪すぎると刺しても血が出ないか、または真っ黒な血が出ます。 (2)レースや調教中のアクシデントにより、筋肉と皮膚がはがれてしまい、中に空気が入ってしまうことがあります。ササ針をすることにより、はがれをなくし、空気を出して正常な状態に戻し、体調を整えます…空気が入っているところを刺すとプシュ、プシュと音がします。音が多かった所が悪い部分です。 ササ針治療をした後は刺した個所に、塩と酢を混ぜたものを塗り、1週間から10日ほどおいてから、徐々に運動からピッチを上げていって、3〜4カ月かけてレースに復帰できるようにします。 笹針をした後、休養期間を短くしたり、調教を早めすぎると、仕上がりが悪くなったり、仮に鉄砲は利いても二走ボケの原因になったりします。
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
今週の有力新馬(東京)
3日目のダ1300m戦の有望株はドリームシャドウ(牡、父スウェプトオーヴァーボード、母ケイシュウプライム=美浦・堀井厩舎)。 入厩してまだ3週間も経っていないが、「その分、牧場で乗り込んできたからね。中間も3本乗って、追うごとに力をつけてきている」と柴崎助手。馬主のセゾンRHはスパルタ調教で有名なマイネル軍団・ビッグレッドファームと提携しているだけあって、仕上げに不安はない。 「先週も馬なりでいい動きを見せていたし、スピードとセンスがある。初戦向きだと思うよ」鞍上は未定だが、完成度の高さでデビュー勝ちを狙う。 同じく、このレースに出走するケイジージュニアー(牡、父エイシンサンディ、母シノコンコルド=美浦・斎藤誠厩舎)も力がありそう。 「ビシッとやるようになったのは先週からだが、順調に乗り込んでこれたからね。スピードタイプなので、この距離は合っている」と斎藤誠師の期待は大きい。
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
今週の有力新馬(京都)
注目は加用厩舎のアイアムラヴィング(牝、父ファルブラヴ、母プラウドウイングス)だ。 仕上がりの良さが際立つ一頭で9月上旬から約2カ月間、じっくりと乗り込まれてきた。今週のDWコースでの追い切りでは6F83秒0をマーク。同じ2歳新馬を直線だけで0秒6ちぎって見せた。 「スピードがあるし、追ってからもいい反応をしていた。入念に乗り込んできて仕上がりもいいので初戦から勝ち負けになる」と蓮見助手。3日目の芝1600m(牝馬限定)戦で川田騎手を背にデビュー予定だ。 一方、同厩のマルブツキング(牡、父フジキセキ、母ウェイクアンドテイク)も今週のCWコースで6F81秒4と水準以上の時計をマークしている。 「柔らかな背中で、乗り味がいい。こちらの仕上がりもすごくいいので楽しみ」と蓮見助手。4日目の芝1400m戦をルメール騎手で予定している。
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レジャー 2007年11月07日 15時00分
エリザベス女王杯追い切り ウオッカ 併走遅れも動き軽快
もう負けられない。「第32回エリザベス女王杯」(GI 京都芝2200m 11日)の追い切りが7日行われ、ウオッカが上々の動きを見せた。秋華賞では宿敵ダイワスカーレットを捕らえ切れなかったが、今度は直線の長い外回り。休み明けを叩かれた上積みも大きく、ダービー馬の意地を見せる。 ダービー馬の意地がある。桜花賞、秋華賞とダイワスカーレットに連敗しているウオッカが、今度こその思いをこめて抜群の仕上がりを見せている。 「前走を使ってトモの張りが良くなってきた。イレ込むこともないし、中間は落ち着いていますね」と村山助手はうなずいた。 その秋華賞は3着。後方待機から猛然と追い上げたが、積極策から上がり3F33秒9を使われたスカーレットを捉え切れなかった。 敗因はふたつある。まずは仕上がりだ。宝塚記念の後はフランス凱旋門賞挑戦を表明。しかし、蹄球炎を発症してしまい断念せざるを得なかった。その後の調整に狂いはなかったとはいえ、休み明けでGIに挑まなくてはならない不利は否めなかった。 その点、今回は理想的な中3週。「ダービーの後はガクンと疲れが出たけど、前走後は順調そのもの。幼さが抜け、精神面でもどっしりしている」と上積みは小さくない。 もうひとつはコースがわり。秋華賞と同じ京都とはいえ、今回は外回りで直線が長い。「この馬の末脚を存分に発揮できる」と前を行くスカーレットを差し切る手応えをつかんでいる。 ダービーで男馬を撃破した破壊力。それをフルに発揮すれば、逆転の目は十分にある。 【最終追いVTR】いつものように角居流の3頭併せ。前に2頭を置いて後方からじっくり追走したが、折り合いもピタリとついてスムーズな走り。牝馬の直前らしく直線に入ってからも四位騎手の手綱は抑えられたままで5F66秒1、上がり3F38秒2→12秒0をマークした。併走遅れでのゴールとなったが、全体的に軽快さの目立つ動きだった。(写真(上)=鞍上・四位の手綱は抑えられたまま。直前は「静」に徹したウオッカだが、軽快な動きはひと際目立った=7日、栗東トレセン)(写真(下)=角居勢の2騎ディアデラノビア(左)、ウオッカ(右)は例によって3頭併せで追われ、臨戦態勢を整えた=7日、栗東トレセン)
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レジャー 2007年11月07日 15時00分
エリザベス女王杯追い切り ダイワスカーレット 牝馬の頂点へ盤石の布陣
2強対決といわれる今年の「エリザベス女王杯」(GI 京都芝2200m 11日)。ウオッカと4度目の対戦を迎えるダイワスカーレットだが、すでにGIの舞台では桜花賞、秋華賞で勝利。ここでライバルに3連勝すれば、最優秀3歳牝馬の座もほぼ確実だ。しかも指揮官はエ女王杯V後の戦い。牡馬との対戦をすでに視界に捕えている。 「今年は本当にいいメンバーがそろった。ここできっちり結果を出せば、牡馬相手にも胸を張っていける」 エリザベス女王杯で牝馬ナンバーワンの座を不動にした後、ダイワスカーレット&松田国師が目指すもの…それが現役最強への挑戦だ。メイショウサムソン、アドマイヤムーンといったハイレベルな牡馬相手との戦いへと乗り出す。 そのためにも負けられない。今回はダービー馬ウオッカに加えて、宝塚記念(05年)を制した実績を持つスイープトウショウなど歴戦の古馬牝馬が加わった。トレーナーが語るように、今回の勝利が今後の自信へとつながる。 「馬の体調はスケジュール的に3走目がピークとなる。ローズS、秋華賞を2回使ったダイワにとっては、今回が一番いい体調が期待できる。京都二二は瞬発力がモノをいう舞台ですが、そこはアンカツさんがうまく乗ってくれるでしょう」 今シーズン一番の仕上がりでまずは最強牝馬の座を獲得。そしてその先に新たな挑戦が待ち構えている。 【最終追いVTR】叩き3戦目でピークに仕上がった。安藤勝騎手を背に、坂路で55秒5→40秒3→13秒0を馬なりでマーク。併走馬のブラックコンドル(障害オープン)を1馬身後方からじっくり追走、中間地点から馬体を併せると、最後は馬なりのまま楽に半馬身差先着した。気合乗り、馬体の張りとも文句なしで絶好調だ。
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レジャー 2007年11月07日 15時00分
遠い記憶 八王子競馬の歴史(4)
「雨でもやります明るい競馬」。これは、八王子競馬場が開催されていたときの都営競馬のキャッチフレーズ第1号である。 野球でもないのに、なんのこと?そう思われる方も少なくないだろうが、当時の地方競馬は雨天順延が当たり前、いわゆる道悪馬場は雨上がり後の開催日を除いて、当然ながら存在しなかった。現在はひと雨降れば、予想のファクターのひとつとなる出走各馬の道悪の巧拙も、考える必要はなかったということになる。 むしろ、ファンの頭を最も悩ませたのは馬が走る以前のこと。開催の有無がそれである。雨天順延とひと言でいわれても、にわか雨のケースなど、開催をやるのか、やらないのか判断できない状況は多々あった。 しかも、八王子競馬場は、交通の便が悪い上に、問い合わせをしようと思っても、電話、ラジオ、テレビなどが普及していない時代。結果的に、ファンに無駄足を運ばせ、迷惑をかけてしまうこともしばしば。また、開催に踏み切っても、来場者が少なく売上不振というケースも少なくなかった。 そこで、主催者サイドは雨天決行を決断することになる。もっとも、当時の八王子競馬場は、全国有数の規模を誇っていた。本格的近代様式競馬場で、当時としては広い馬場に、木造3階建て、長さ150mのメーンスタンドと、120頭が収容できる5棟の厩舎のほか、1500坪の施設を備えていた。しかも、そのスタンドは、当時ほとんどなかった屋根付きであった。つまり、雨が降っても競馬に支障はなかったのである。 そして、ファンへのPRとして、当時の主催者によって考案されたのが、冒頭に記した「雨でもやります明るい競馬」のキャッチフレーズである。 だが、しかし…。この何が何でも開催ありきの姿勢がときには、アクシデントを招くこともあった。それについては次週、紹介していきたい。 ※参考文献(大井競馬の歩み/悲運の多摩八王子競馬/八王子の歴史と文化)
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