仕上がりの良さが際立つ一頭で9月上旬から約2カ月間、じっくりと乗り込まれてきた。今週のDWコースでの追い切りでは6F83秒0をマーク。同じ2歳新馬を直線だけで0秒6ちぎって見せた。
「スピードがあるし、追ってからもいい反応をしていた。入念に乗り込んできて仕上がりもいいので初戦から勝ち負けになる」と蓮見助手。3日目の芝1600m(牝馬限定)戦で川田騎手を背にデビュー予定だ。
一方、同厩のマルブツキング(牡、父フジキセキ、母ウェイクアンドテイク)も今週のCWコースで6F81秒4と水準以上の時計をマークしている。
「柔らかな背中で、乗り味がいい。こちらの仕上がりもすごくいいので楽しみ」と蓮見助手。4日目の芝1400m戦をルメール騎手で予定している。