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芸能 2017年11月23日 22時17分
ジャニーズタレント起用で再起を図る関西テレビ
KAT―TUNの亀梨和也が、来年1月クールのフジテレビ系ドラマ「FINAL CUT」に主演することを、各スポーツ紙が報じている。 同ドラマは、12年前の高校時代に、殺人事件の犯人扱いをされた母が自殺に追い込まれた過去を持つ主人公の復讐を描く物語。 亀梨演じる主人公は、当時、事件を扱ったテレビ番組スタッフや事件の鍵を握る美人姉妹に素性を隠して近づき、巧妙な手口で追いつめ、復讐相手に不都合で致命的な映像を突きつけ、「これがあなたのファイナルカットです」の決めゼリフで陥落させるというのだ。 亀梨にとって、06年7月クールの「サプリ」以来、11年半ぶりの同局系連ドラ主演。 共演は、藤木直人が主人公の母親を犯人扱いした番組の司会者役、杉本哲太が番組プロデューサー役で、橋本環奈が女児殺害事件の鍵を握る美人姉妹の妹役、佐々木蔵之介が事件の担当刑事役、亀梨の後輩のHey!Say!JUMPの高木雄也が主人公の幼なじみ役をそれぞれ演じるという。「放送される火曜午後9時枠は、関西テレビが制作の“カンテレ枠”。現在、井上真央主演の『明日の約束』は、21日放送の第6話で最低の4・6%を記録するなど大苦戦中。前クールの『僕たちがやりました』も全話平均6・1%でコケていた。そこで、ジャニーズタレントを起用し、再起を図ることにしたようだ」(テレビ局関係者) 同枠は、今年1月クールに、昨年おおみそかで解散したSMAPの元メンバー・草なぎ剛が主演の「嘘の戦争」を放送。最近も、来年1月クールに、草なぎとともに9月にジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎を起用することが一部で報じられたが、先日、関テレの社長が定例会見で否定していた。 亀梨のドラマが当たれば、今後、積極的にジャニーズタレントが起用されることになりそうだ。
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芸能 2017年11月23日 22時10分
“花形”の職業ではなくなった民放キー局の女子アナ
民放キー局の一部の主力女子アナたちの過酷な労働環境について、発売の「週刊ポスト」(小学館)が報じている。 主力アナの過労ぶりを露呈していたのはTBSの吉田明世アナ。10月29日の「サンデー・ジャポン」生放送中に体調不良を訴え、途中退席。しかし、翌日、月曜から金曜まで出演している朝の帯番組「ビビット」で仕事復帰を果たした。 そんな中、11月20日の同番組には出演せず。同日午後に放送された「たまむすび」(TBSラジオ)内で、「この間、倒れてしまったこともあって、勤務を見直し、上司と番組(スタッフ)と相談を重ねた結果、週の後半、水木金曜日だけを担当させて頂くことになったんです」と出演本数を減らしたことを明かしていた。 民放キー局を見渡すと、テレビ朝日は青山愛アナが7月、宇佐美佑果アナが年内で退社。TBSは、久保田智子アナが昨年3月に有給休暇消化後の退社を発表、佐藤渚アナも今年4月退社した。日テレは小熊美香アナが妊娠・出産を機に12月中の退社を発表。フジテレビはお笑いコンビ・さまぁ〜ずの大竹一樹の妻、中村仁美アナが部署異動の辞令を受けたのを機に7月に退社している。 同誌によると、どんどん女子アナが退社する一因となっているのが、一部の主力アナへの仕事の集中。たとえば、日テレではミトちゃんこと水ト麻美アナが過重労働気味。杉野真実アナも報道を中心にフル回転なのだとか。 フジテレビは椿原慶子アナ、生野陽子アナ、山崎夕貴アナばかりに出演が集中しているというのだ。「同じ給料にもかかわらず、仕事をバンバン入れられた方はたまったものではないだろう。しかし、力量に差があると力がある方を使うのは上層部として当然の判断。とはいえ、過重労働ではまったく“花形”の職業とはいえない」(テレビ局関係者) それなりの“覚悟”がなければ、売れっ子アナは目指せないようだ。
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芸能 2017年11月23日 22時05分
「あさイチ」有働アナが土下座…何が起こった?
すっかり朝の顔としてお馴染みとなったNHKの有働由美子アナが、22日放送の「あさイチ」(NHK)での不手際を詫び、突然土下座をする事態となった。 事の発端はこうだ。有働アナは番組の放送終了間際に「明日は女優の鈴木保奈美さんが出演する」と告知。しかし、23日は祝日による番組編成が組まれるため、同番組はお休みで、実際に鈴木保奈美が出演するのは“明後日”となる。 この告知をしたのは放送時間終了のギリギリ。有働アナも間違いに気づいたかもしれないが、時すでに遅し。放送終了後に「有働アナからのお詫びです」というコメントとともに、土下座写真が番組公式インスタグラムにアップされることとなった。 生放送中のミスという失態だが、ファンからは「潔さがやはり信頼に繋がります」「人間らしくて大好きです」といった温かいコメントが寄せられている。 有働アナといえば、NHKのアナウンサーらしからぬ、はっちゃけ具合いが人気で男女ともに支持されている。番組内ですっぴんを惜しげもなく披露したり、お腹を壊したエピソードを何のためらいもなく語ったこともあるほどだ。番組テーマが更年期の話など、独身アラフィフの有働アナにとって耳が痛くなるような話題になったときでさえも、自虐を交えて笑顔で受け応え、視聴者を安心させる。 「以前は、有働アナの発言にはNHK側もひやひやさせられることも多かったですが、最近はそうした有働アナの発言も含めて番組が愛されていると知り、局側もある程度自由にやらせているようです。有働アナの言動はすぐにネットニュースなどで流れますが、NHKのアナウンサーが話題になることはあまりないので、今や、彼女は局側にとって非常に貴重な存在でしょう」(芸能関係者) ここ最近では、「NHK初の女性会長」になるのではとの噂もあるが、誰からも愛される有働アナが裏方のボスとなる姿も見てみたい…。
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レジャー 2017年11月23日 22時02分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/26東京・11/25京都)
【今週デビューの注目馬】☆ブレステイキング 2017年11月26日(日)東京第4R芝1800m戦に出走予定のブレステイキング。馬名の由来は「あっと言わせるような」。牡、鹿毛、2015年4月12日生。美浦・堀宣行厩舎。父ディープインパクト、母シユーマ、母父Medicean。安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額1億2000万円。母は12年サンチャリオットS(英GI)やEPテイラーS(加GI)の勝ち馬。全兄には現在4戦3勝のヘリファルテ(父ディープインパクト)がいる。本馬は、太めで標準的な長さの頸から胸前のラインに目を見張るものがある。どっしりとした安定感の中にも軽さがあり、各パーツの繋がりは実になめらか。上質な筋肉は弾力があり、爆発力を感じさせる。直線では、極上のキレを見せてくれるだろう。なお、鞍上にはR・ムーア騎手を予定している。☆アイネバーフェイル 2017年11月25日(土)京都第5R芝1600m戦に出走予定のアイネバーフェイル。馬名の由来は「決して負けない」。牝、黒鹿毛、2015年2月16日生。栗東・中内田充正厩舎。父ノヴェリスト、母トレンドハンター、母父マンハッタンカフェ。生産は新ひだか町・千代田牧場、馬主は飯田正剛氏。母は11年フラワーC(GIII)を勝ち、桜花賞(GI)でも3着と活躍した。半姉には、ダート中距離で2勝を挙げているエンパイアブレイク(父エンパイアメーカー)がいる。本馬は、学習能力が高そうな凛とした顔立ちをしており、牝馬にしては腹袋がしっかりとしたタイプ。胴伸びが良く、全体の印象は母父マンハッタンカフェ似であるが、筋肉の強さは父ノヴェリスト似か。距離は中距離路線での活躍が見込める。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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芸能 2017年11月23日 18時00分
夏菜 山里亮太にバラされた“ランチキ居酒屋現場”のエロ度
「店の厨房に入ってキャッキャ。お客さんの飲み物を注いだりするくだりとか、マジで僕、心から軽蔑していました」 夜の街でのヤンチャな振る舞いを暴露されたのは、女優・夏菜(28)。 10月27日に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、ゲスト出演した『南海キャンディーズ』山里亮太(40)が、行きつけの居酒屋で夏菜一行と遭遇したときのエピソードで、 「(夏菜は酔っ払って)引くくらいはしゃいでました。むしろ、むちゃくちゃイタいなって…」 と、あまりの“大虎”ぶりに、ドン引きしたことを暴露したのだ。 ある関係者は、夏菜の酒癖についてこう明かす。 「お酒を飲むと大はしゃぎするのが、彼女のスタイル。しかも、自分のFカップ乳に無自覚な夏菜は、谷間もあらわなゆるゆるのファッションで大暴れ。'15年にはコカイン使用で捕まった高部あいとも遊び仲間で、下心満載の男たちにチヤホヤされて気分がよくなり、何度も“一夜の間違い”を起こしそうになったとの噂もあります。事務所も相当、頭を抱えていたそうです」 確かに、'15年には当時、交際していた金持ち彼氏の誕生パーティーでの公然キス写真が流出。あまりの乱れっぷりは物議を醸した。 「あの日の夏菜は、とくに大はしゃぎで彼氏に密着。膝に乗って局部を擦りつける悪ノリで、F乳を思い切り揺らしていたといいます。さらに、彼を押し倒さんばかりの勢いで何度もキスをしていたそうですから、相当の肉食女子ですよ」(同) 現在、AbemaTV×朝日放送共同制作ドラマ『ハケンのキャバ嬢・彩華』で、胸の谷間を丸出しに伝説のキャバ嬢を演じており、ハマリ役と好評だ。 「地で行ってるともっぱらです。キャバ嬢とは違う意味で、夜の繁華街のヤバい武勇伝がまだまだたくさんありますからね」(同) スキャンダル発覚まで、あと5秒!?
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その他 2017年11月23日 16時01分
ローマ時代おしっこは歯のホワイトニングに用いられていた
処女のおしっこはうがい薬?実は理に適ってるという説も。 歯を白く輝かせるホワイトニング。女性や芸能人を中心に美容目的で施術を受ける人はいるが、ローマ時代にも一部で行われていたらしい。しかし、現代のように歯医者で薬品を使ってやったわけではなく、当時はおしっこを使っていたそう。 方法は処女のおしっこでうがいをするというもの。なんだ、その無茶苦茶な方法…と思うかもしれないが、歯科医師によればまったくのインチキという話ではないようで、現代のホワイトニングに使う過酸化尿素も分解すれば尿素となることを考えれば、大きくかけ離れているわけでもない。過酸化尿素に似た成分のおしっこをできる人がいたのであれば、実際に歯は白くなるという。 ちなみに、古代ローマでは尿を発酵させたものを洗剤代わりにもしていたそうだ。アンモニアが油脂を分解する性質を用いる方法だったとか。キレイにする時はアンモニアって発想だったのか?
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スポーツ 2017年11月23日 16時00分
阪神 金本監督vs掛布氏の内紛に発展する大和のFA流出
現場とフロントの新しい対立劇に発展しそうだ。 “スーパーサブ”大和(前田大和=30)が11月8日にFA権行使を表明した。内外野両方をこなし、'14年に外野守備でゴールデングラブ賞を獲得した「12球団随一の守備力」を誇る大和には、早速、オリックス、DeNAが獲得に名乗りを上げたが、この突然のFA権行使は金本采配が理由。大和の流出は、球団社長、本部長を一新させたフロントも深刻に受け止めている。 今季の大和は、二塁手で48試合、遊撃手で56試合に出場。守備ばかりが注目されがちだが、バットの方も規定打席には到達しなかったものの、今季からスイッチヒッターに挑戦し、2割8分の好打率を残している。 「残ってほしい。(編成に)頑張ってもらうしかない」 大和のFA宣言を聞かされた金本知憲監督(49)は、秋季キャンプの真っ最中に、開口一番、そう答えた。しかし、この言葉に首を傾げた者も少なくなかった。 「チームの戦力補強はフロント編成部の仕事ですが、金本監督は昨年オフ、糸井嘉男(36)のFA交渉には自ら乗り出し、説得に当たりました。本当に大和に残ってほしいと思うのなら、こちらも交渉の席につくべきです。これでは、大和がFA退団した場合、すべてフロント幹部の責任になってしまう」(在阪記者) 当初、大和は残留すると思われていた。だが、状況が一転したのは10月5日の中日戦2回裏。一打席も立たずに代打が送られたのだ。交代の理由は、守備時に右足をひねったため。後日、試合に復帰しているので軽傷だったようだが、チームでの評価を痛感させられた。 「交代したのが高卒3年目の植田海。今季は金本監督の要請で左打ちにまで挑戦したものの、いつまで経ってもレギュラー扱いしてもらえない。メンツ丸つぶれで、悶々としたものが爆発したようです」(同) “身内”とも言うべき、関西系メディアも「移籍前提」の見出しを踊らせていた。 「安芸では植田が内野守備で鍛えられており、打撃がウリの新人、糸原健斗もショートを守れます。北條史也もこのまま終われないでしょう」(スポーツ紙記者) フロントは説得失敗の責任を負わされそうだ。しかし、フロントも対抗手段を講じていた。球団社長、本部長を刷新させたのだが、一新というのは異例中の異例だ。揚塩健治・新社長、谷本修・新本部長は金本監督たちへの挨拶を済ませたが、こんな見方もある。 「球団幹部は定期的に金本監督と食事会を設けるなど、信頼関係を築いてきました。これは金本監督の就任前からですが、野球の専門的な話になると当然、付いていけません。過去2年、金本監督はドラフト1位選手を直前で覆し、外国新選手の補強失敗についてもキツい物言いをしてきました。幹部たちが言われっ放しというのも…」(球界関係者) 現場とフロントが対等な関係であるためにどうするか。不気味なのが、二軍監督を追われた掛布雅之氏(62)の今後だ。フロントが慰留しチームには残留したが、新たな肩書は「オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)」。新社長らに先駆け、11月1日付で着任したが、その職務内容は、他球団も視察して若手育成法を助言していくというもの。それならば、シニアディレクターの和田豊・前監督がいる。それでも、掛布氏を球団に残す必要があったのだ。 「掛布氏は2年間で若手を底上げしました。なのに二軍監督を追われたのは、金本監督と意見が合わなくなったからです。掛布氏は選手の自主性も重んじる一方、金本監督は厳しく育てる方針。練習の目的も説明し、本人にやる気がなければダメという考えでした」(同) 掛布氏が肩書通り、オーナーらの助言役となれば、フロントは金本監督と対等に話ができるようになる。人気のある掛布氏を切れば、ファンの反発は必至だ。それを防ぐ目的もあったろうが、同氏にはユニホームを脱がされた悔しさがある。新体制は金本監督の全面協力をうたっているが、額面通りには受け止められない。 つまり、「大和流出」の責任は、フロントにはない、ということ。 「北條、高山俊、原口文仁らは2年続けて活躍できず、藤浪晋太郎に至っては、奇しくも金本体制になってから不振に陥っています。その原因はどこにあるのか。鳥谷敬の昨季の不振原因は、『金本監督が勧めたウエイトトレーニングが合わなかったから』というのが、もっぱらです」(ベテラン記者) 就任3年目の来季も苦戦するようなことになれば、金本批判にも火がつく。これまでは「チーム改革、育成」で逃げられたが、3年目は結果が求められる。新フロントは大砲タイプの助っ人探しに懸命だが、新外国人選手が活躍して勝てなかったら、金本監督は本当に弁解できなくなる。 フロント側についた掛布氏が、溜め込んだ反論を開始するのも時間の問題だ。
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社会 2017年11月23日 14時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第247回 続・財務省が日本を滅ぼす
10月30日に小学館から刊行した『財務省が日本を滅ぼす』に、 《2018年度は、診療報酬と介護報酬が同時に改定される、6年に一度の年となる。 財務省は、もちろん診療・介護報酬の「同時引き下げ」を目論んでいる。高齢化の進展で、本来は毎年1.2兆円ずつ「増加しなければならない」社会保障支出について、財務省は2016年度から'18年度の三年間の伸びを、1.5兆円に抑制しようとしているのだ。》 と、書いたわけだが、やはりやってきた。 10月25日の財政制度等審議会(財務大臣の諮問機関)において、財務省は医療及び介護サービスの公定価格を見直す報酬改定で、いずれも減額を要求してきたのである。すなわち、診療報酬と介護報酬の同時削減だ。 財務省が診療報酬や介護報酬の減額を求める理由は、以下になる。 「診療報酬:デフレの影響で賃金や物価水準が上昇しない中、医師ら人件費にあたる診療報酬の本体部分は増えた」 1997年の橋本緊縮財政で、日本経済はデフレ化。国民の実質賃金はピーク('97年)と比較し、15%も減ってしまった。デフレで他の産業の賃金水準が上がっていない時期も、診療報酬の本体部分は増え続けた。 だから、削減。すなわち、医師や介護士に「貧乏になれ」という話だ。 「介護報酬:'15年度の改定時に、基本報酬4.48%削減という大幅なマイナス改訂をしたが、さらに削減が必要。介護サービス全体の利益率は、中小企業の平均よりも高く、おおむね良好な経営状況である」 需要が拡大しないデフレ下で、中小企業の利益率は落ちていき、赤字企業が増えてきた。介護産業は、'15年度の介護報酬減額で利益が一気に落ち込んだとはいえ、まだ「プラス」である。だから、さらなる減額、というわけだ。 現在、医療サービスの現場は猛烈な人手不足に襲われている。何しろ、医師の有効求人倍率は、5倍を超えているのだ。 しかも、地方の医療機関の医師や看護師は、途轍もないサービス残業を強いられ、何とか現場を回している有様だ。まともに残業代をもらうと、病院が倒産してしまうため、医師や介護士たちは懸命に耐えている。 その状況で、財務省は、 「デフレで他の産業の賃金は下がったが、医療は下がっていない」 という、恐るべき理由で診療報酬の本体部分の削減に乗り出そうとしているのだ。そもそも、日本をデフレに叩き込んだのは、緊縮財政路線を強行しようとする財務省であるにも関わらず。 まさに、「医療亡国」としか言いようがない。 このままでは、我が国はおカネを払っても医療サービスを受けられなくなる。医療の供給能力が縮小していく以上、当然だ。 あるいは、日本は、 「お金持ちは医療を受けて助かるが、おカネがない人は医療を受けられない」 という、アメリカ型の社会に変貌を遂げることになるだろう。 そして、介護サービス。 介護の有効求人倍率は3倍を超え、産業としては医療や運送、土木・建設を上回り、日本で最も人手不足が深刻化している。理由は、給料が安すぎるためだ。 介護の平均給与は、産業平均と比較し、女性が月額▲3万円、男性が月額▲10万円と、悲惨な状況に置かれている。その状況で、財務省は「利益率が高い」などと言いがかりをつけ、介護報酬を削ろうとしているのだ。 厚生労働省が10月26日、介護産業の利益率が激減している事実を示すレポート「経営実態調査」を発表した。同レポートによると、2016年度の介護関連企業の利益率にあたる収支差率は、全介護サービスで3.3%。介護報酬減額('15年)前の2014年度の7.8%から、大きく落ち込んでいる。 この状況で、さらなる介護報酬削減に踏み切ると、どうなるか。 高齢化で需要が増え続ける中、介護報酬が削減され、今度こそ介護業界は「赤字が常態化」する事態になる。そうなると、事業を継続する意味がなくなるため、日本は介護の供給能力が激減し、高齢者が介護サービスを受けられなくなる形の「介護亡国」に至る。 介護業界の人件費はさらに下がり、日本人が職に就かなくなり、11月1日に技能実習制度が介護分野にも解禁されたことを受け、我が国は「介護? ああ、外国人がやる仕事か」と、国民の多くが考えるようになってしまい、移民国家へと全速力で走っていくことになるだろう。 財務省の緊縮財政路線は、診療報酬・介護報酬の同時減額にとどまらない。 '17年10月の総選挙において、安倍総理大臣や自民党は、 「消費税の使い道を拡大し、(国民を貧困化させる)負債の返済ではなく、教育無償化対策などに2兆円を充てる」 と、公約していた。とはいえ、もはやそれすらも実現不可能なようだ。 教育無償化対策の財源が3000億円分足りないとして、企業が出す社会保険料を増やして穴埋めする方向で調整が始まったのだ。 唖然とした。 3000億円の財源が不足するから、社会保険料の負担増を求めるなど、明確な公約違反である。財源が足りないというのであれば、単に消費税の増収分から、政府の負債返済分を減らせば済む話だ。 というよりも、教育のために社会保険料で負担するとは、財務省が小泉進次郎議員などを使い、推していた「こども保険」の考え方そのものだ。結局、安倍政権は財務省に膝を屈したわけである。 さらに、財務省は2018年度税制改正において、たばこ増税を検討しているという報道が流れた。さらにさらに、観光振興財源というお題目で、出国税の検討も進んでいる。 そして、極めつけといってもいいが、政府の税制調査会は会社員などの所得税を計算する際に、一定額を経費としてみなす「給与所得控除」の廃止も俎上に上っているのである(これは大きな話だ)。 次々に、まさに次々に、増税(緊縮財政)政策が推進される。緊縮財政を継続する限り、我が国のデフレは終わらない。筆者は今、まさに「財務省が日本を滅ぼす」光景を目撃している気分だ。財務省の緊縮路線に歯止めをかけなければ、我が国に繁栄の未来は決して訪れない。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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その他 2017年11月23日 12時30分
飛行隊「ブルーインパルス」が四年ぶりに登場
岐阜県の航空自衛隊岐阜基地で2017年11月19日(日)、「岐阜基地航空祭」が開催された。各務原飛行場の開設100周年を記念した航空祭には約13万人が来場した。宮城県の空自松島基地所属の飛行隊「ブルーインパルス」が四年ぶりに登場。離陸直前に上空の天候が悪化し、アクロバット飛行は行わなかったが、6機が曇り空の下、編隊飛行を披露した。「2017年レッドブル・エアレース」日本人初のワールドチャンピオン、室屋義秀さんによるアクロバット飛行や、岐阜基地所属の戦闘機の飛行展示は予定通り行われ、多くの家族連れや航空ファンを魅了した。飛行場エプロン地区には、各種輸送機、戦闘機などが展示され、特に国産初のステルス実証機「X2」には来場者の列ができていた。
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芸能 2017年11月23日 12時29分
桜庭ななみが中国語で舞台挨拶、ほかの中国語ペラペラ芸能人は?
女優の桜庭ななみが20日、中国の北京で行われた映画『マンハント』のプレミア上映会に参加した。桜庭は報道陣を前に中国語で挨拶を行い、インタビュー取材にも中国語で対応。その語学力に驚きの声があがった。 中国語は、漢字を用いており、日本人ならば何となく文字の意味が取れる。だが、発音に関しては、4つの声調が存在し、日本語の「雨」「飴」のように同じ音でも意味が異なるため、しゃべるのは難しいといわれる。ただ、芸能界の中には、中国語がペラペラの人間が少なくない。「有名なところでは、元セクシー女優の蒼井そらがいますね。彼女の作品は、中国でも広く出回っており、ファンが多くいます。それを受け、中国国内でも正式に芸能活動を始め、CDデビューも果たしています。現在は、日本と中国を往復する生活を送っており、中国語もマスターしています。『TVBros.』(東京ニュース通信社)では、中国語と日本語の二か国語を併記したコラム『来中国的手紙:中国からの手紙』を連載中ですね」(芸能ライター) 彼女の場合、中国語をマスターすることで、新たな仕事につながっている好例といえる。日本国内でも、俳優の谷原章介は、『NHK中国語会話』のレギュラーを務め、中国語をマスターしている。さらには、あの有名お笑い芸人も中国語と縁が深い。「渡辺直美ですね。彼女は、台湾人の母親と日本人の父親の間に生まれ、幼少期は台湾で過ごしていました。そのため、中国語の読み書きはできないものの、何を話しているのかといったヒアリングはできるようです。さらに、姉や親戚が台湾にいるため、現在もたびたび台湾を訪れており、台湾観光のガイドブックを監修するなど、仕事につながっていますね」(前出・同) これからの時代、芸能人が新たな活路を見出そうとする場合、語学をマスターするのもひとつの道といえるかもしれない。
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