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なんとしてもイメージアップしたかったキムタク

 おおみそかから今月2日にかけて放送された「LINEお年玉」のCMに出演した元SMAPの木村拓哉だが、出演に至る背景を発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 おととしは住宅大手の「タマホーム」など3社のCMに起用された木村だが、昨年出演したのはLINEのCMのみだった。

 「SMAP解散の“戦犯”とされ、イメージダウンが著しい木村だけに、各社がCM起用を控えた結果、オファーがまったくなくなった。もともと、木村の所属するジャニーズ事務所は、わざわざCM出演の売り込みをしないので、オファーがなければCMの仕事はない」(芸能プロ関係者)

 そんな中、同誌によると、LINEのCMに出演したのには2つの理由があるのだとか。

 1つは、やはりSMAP解散についてバッシングを受け、極端に露出が減ったことから、健在ぶりをアピールするためだったという。

 そして、もう1つはジャニーズの方針転換が背景にあったのだとか。

 いまだにジャニーズ事務所はネット媒体への写真掲載がNGなど、ネットへの“アレルギー反応”を示していた。

 ところが、ジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎ら元SMAPの3人が、インターネットテレビ局・AbemaTVの72時間生放送特番で話題になるなど、ネットを駆使して大成功。そのため、ジャニーズもネット企業のLINEへの接近を図ったのでは、という見方があるというのだ。

 「ジャニーズは今年の元旦から、タレントの写真を公式サイトに掲載。コンサートのチケットも電子化を導入し始めた。キムタクのLINEのスタンプを発売したが、今後もほかのタレントのスタンプを発売するのでは」(芸能記者)

 ジャニーズといえども、時代の流れには逆らえなかったようだ。

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