おととしは住宅大手の「タマホーム」など3社のCMに起用された木村だが、昨年出演したのはLINEのCMのみだった。
「SMAP解散の“戦犯”とされ、イメージダウンが著しい木村だけに、各社がCM起用を控えた結果、オファーがまったくなくなった。もともと、木村の所属するジャニーズ事務所は、わざわざCM出演の売り込みをしないので、オファーがなければCMの仕事はない」(芸能プロ関係者)
そんな中、同誌によると、LINEのCMに出演したのには2つの理由があるのだとか。
1つは、やはりSMAP解散についてバッシングを受け、極端に露出が減ったことから、健在ぶりをアピールするためだったという。
そして、もう1つはジャニーズの方針転換が背景にあったのだとか。
いまだにジャニーズ事務所はネット媒体への写真掲載がNGなど、ネットへの“アレルギー反応”を示していた。
ところが、ジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎ら元SMAPの3人が、インターネットテレビ局・AbemaTVの72時間生放送特番で話題になるなど、ネットを駆使して大成功。そのため、ジャニーズもネット企業のLINEへの接近を図ったのでは、という見方があるというのだ。
「ジャニーズは今年の元旦から、タレントの写真を公式サイトに掲載。コンサートのチケットも電子化を導入し始めた。キムタクのLINEのスタンプを発売したが、今後もほかのタレントのスタンプを発売するのでは」(芸能記者)
ジャニーズといえども、時代の流れには逆らえなかったようだ。