「なにしろ、ジャニーズ事務所は業界の中でも、インターネット対応が遅れた事務所として知られていますからね。今なら当たり前となっているタレントの個別のオフィシャルサイトやタレントのSNSアカウントは現在も存在せず、モバイル限定の有料ファンサイトが中心です。ネットでの情報発信や、ファンとの直接のコミュニケーションが当たり前となった今、明らかに遅れをとっているといえるでしょう」(芸能ライター)
“キムタク”の「LINE」CM出演には、ジャニーズ事務所の別のメッセージも見えてきそうだ。
「2017年9月にジャニーズ事務所を退所した、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾への“くさび”を打ち込もうとしているのではないでしょうか。彼らは、インターネット番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)へ出演。その場で、YouTube、Twitter、アメーバブログなどのSNSアカウントを取得し、インターネットを積極的に活用しています。キムタクの『LINE』CM出演は、そうした動きを牽制する意味もあるのではないでしょうか」(前出・同)
ジャニーズ事務所は、元SMAPメンバーたちの新たな活動の場であるネット空間すら抑えようとしているのだろうか。彼らに“真の自由”が訪れる日は遠そうだ。