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「flumpool」山村隆太が発声障害、ミュージシャンたちの職業病は?

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山村隆太 Twitterより

 人気バンド、flumpoolが活動休止を発表した。ヴォーカルの山村隆太が喉の不調を訴え、歌唱時機能性発声障害の診断を受けたためだ。歌唱時機能性発声障害は、声帯に異常がないにも関わらず、声がかすれる症状が出る。突発的に発生し、ストレスが原因といわれる。ミュージシャンにはこうした職業病が多い。

「もっとも多いのは声帯ポリープや声帯結節ですね。喉に炎症性のこぶができ、痛みを伴うこともあり、声質が変化します。ミュージシャンにとって声は命のため、手術で取り除きます。RHYMESTERの宇多丸、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔、元SMAPの中居正広などが摘出手術を受けていますね」(芸能ライター)

 ミュージシャンが酷使するのは喉ばかりではない、ギターで指を酷使することで起こる腱鞘炎、ドラムで首を酷使することで起こる椎間板ヘルニアなどが知られる。X-JAPANのYOSHIKIは、頚椎椎間孔狭窄症の症状が悪化し、2017年5月に人工椎間板へ置換する緊急手術を行った。さらに、喉とともに耳を痛めるミュージシャンも多い。

「常に大きな音にさらされているため、突発性難聴を発する人間も多いですね。過去には浜崎あゆみ、KinKi Kidsの堂本剛、スガシカオ、エレファントカシマシの宮本浩次などが突発性難聴にかかっています。大きな音を聞いたあとに耳がキーンとなりますが、その状態がずっと続くこともあります。通常は片耳に症状が出ますが、まれに両耳にも出ます。突発性難聴は、初期段階で適切な治療をほどこさないと、治療が長引くのもやっかいですね」(前出・同)

 flumpoolは年末年始のカウントダウンライブなど大きな仕事を控えていた。無理をしていたら悪化した可能性もあり、このタイミングでの活動休止発表は必要だったかもしれない。今は山村にはゆっくりと治療に専念してもらいたい。

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