この件に関しては、闇営業問題を受けて吉本興業の上層部を批判し、啖呵を切ったことでも知られる極楽とんぼの加藤浩次も、25日深夜放送のラジオ番組『オレたちゴチャ・まぜ! ~集まれヤンヤン~』(MBSラジオ)で、「なんで(金額で)線を引いてるのか。理由を説明しろって話」と疑問を示している。やはり、唐突な発表に疑問を持つ芸人は多いようだ。これを受け、ネット上では「やっぱり山里も芸人の気持ち第一だな」「内心は加藤のような怒りは持っていそう」といった声が聞かれた。
この日の放送では、相方のしずちゃんが東京オリンピックの聖火リレーランナーに選ばれた裏話も披露された。しずちゃんは地元の大阪ではなく、2006年に出演した映画『フラガール』の舞台となった福島県を走る。この映画でしずちゃんは蒼井優と共演しており、後に山里と蒼井が出会うきっかけを用意した。そうした背景もあるためか、しずちゃんは相方の山里を気づかい、山里を会場に招き南海キャンディーズのネタである「火を怖がるサイ」のくだりをやってはと開催者に提案するも、「“秒で却下”されたみたいよ」と山里が話し、笑いを誘っていた。放送中に山里は、リスナーからアイデアメールを募りつつ、出身地である千葉県の聖火ランナー出場を猛アピールする一面も見られた。