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林修、早期英語教育を完全否定!

 1月7日に放送された『初耳学』(TBS系)で、林修が子どもに早期英語教育をやらせることの不毛さを語った。

 以前に同番組で林は、子どもに早期英語教育を受けさせることの不必要さを主張。しかし、その主張に対する否定的な意見が多かったため、それらの意見に反論し、早期英語教育を批判した。

 「英語をやらせたがる親は英語ができなかった親で、子どもに自分ができなかったことを押し付けている。東大出身の親は、子どもに英語の早期教育を押し付けず、のびのび育てる」というような内容を語った林に、「英語ができる親も、早期英語教育に積極的に取り組んでいるのでは?」と反論される。

 林は、「東大出の親って言いましたよね?東大出てるような親って受験勉強で、英語も数学もやってるんです。(幅広く勉強してきた人は早期英語教育を)落ち着いて見てる」「逆に言うと、『英語“は”得意なんですが』っていう人が親になると、英語を認めるようになる。(英語ができて早期英語教育を推奨する親は)英語しかできない人」と早期英語教育に取り組みたがる親は、英語が得意でもトータルの思考力は低いと説明した。

 次に林は、「英語教育をないがしろにすることは、日本での教育を前提としており、かなりズレている」とグローバルな考え方ではないという意見について反論。

 林は、「僕がご紹介したい人が出てきました」と黒板に「白川」とノーベル化学賞の受賞者・白川英樹氏の苗字を書く。白川氏は過去にインタビューで、「なぜ日本人はこんなにノーベル賞が獲れるんですか?」と聞かれた時、「日本人は日本語で書かれた教科書で、日本語で勉強できるから、こうやって獲れるんじゃないかと思います」と答えたのだという。

 「(日本語という)母語で学問できるから核心に迫ることができるんだっていうことをおっしゃってる」と白川氏の答えを林は解説し、幼少期から英語を習わせるのではなく、日本語をまずキチンと学ばせることの必要性を説いた。

 先が見えない社会で生き抜いてほしいという思いから、早期英語教育を我が子に取り組ませたいと考えている親は少なくない。しかし、本当に何が子どものためになるのかしっかり考え、早期英語教育と向き合ってほしい。

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