登坂アナは東京アナウンス室所属時代に定時ニュースを担当。当初黒髪だったにもかかわらず、短期間で髪の白髪化が進み、最終的にほぼ全て白色となったことが話題に。そして、その冷静なアナウンスや、端正なマスクから一部で「麿(まろ)」と呼ばれ、人気アナウンサーとなる。
2010年に札幌放送局に異動となり、カーリングなど体当たりのレポートを担当。さらに、2014年からは大阪放送局勤務に。将来的に東京に戻り、文字通りエースアナウンサーとしての道を歩むものと思われた。
ところが2017年に、突如鹿児島放送局への異動を命じられる。全国的に高い知名度を持つ登坂アナの鹿児島行きを不可解に思う人は多かった。
その理由については、登坂アナの複数回に渡る女性問題ではないかとの声があり、左遷人事ではないかという声があがっていた。真偽の程は不明だが、今回の退局劇を見ると、登坂アナは「左遷」と感じていたのかもしれない。
気になる登坂アナの「その後」だが、10日発売の週刊文春(文藝春秋社)によると、今後大手芸能事務所と契約予定で、4月からフリーアナウンサーとしてフジテレビのニュース番組を担当することが内定しているという。
現在のところ、フジテレビはこの件に回答しておらず、本当にそうなるかは不明。しかし、人気の高い登坂アナだけに、芸能事務所が放置しておくはずはなく、フリー転身は確実である模様。フジテレビは視聴率が低迷しているだけに、「目玉」として起用される可能性は高い。
新しい道を歩き出すと思われる登坂アナだが、ネットの反応は微妙。「NHKだから良かった」「泥舟のフジテレビに乗ることはない」など、否定的な声も出た。
「フジテレビはこれまでにも木村太郎氏や大塚範一氏、佐藤充宏氏など大物NHKアナウンサーを自局のキャスターに据えてきただけに、登坂アナも同じように起用される可能性は高い。
ただ、狙い通り視聴率を獲得できるかというと、微妙かもしれません。話題性は十分ですが、それ以上の何かがないと、すぐに飽きられてしまいます」(芸能関係者)
本当にフジテレビのニュースキャスターに転身するのか。登坂アナの今後が注目される。