決意も新たに、リザーブカード(牡7歳、ハンデ56キロ)が3年連続「ダービー卿CT」((4)(5)着)に挑戦する。しかも、「内田ジョッキーが自分から『乗せてほしい』と、言ってきた。何か秘策があるに違いないよ」。1年ぶりのコンビ復活に、渡辺調教きゅう務員は意を強くしている。
最終追い切りは31日南のP(ポリトラック)コースで、上がり600メートル36秒4、ラスト1F11秒8と鋭さ満点の動きを披露している。中2週と間隔が詰まっているにも関わらず、この時計。よほど具合のいい証拠だ。状態はピークに近い。
「勝つ力はあるので、あとは相手云々より展開だけ」。渡辺調教きゅう務員は、“内田マジック”に逆転Vの夢を託していた。