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アイドル 2019年01月09日 12時10分
NGT48山口真帆、ファンからの暴行を告白 メンバー関与も示唆し“アイドルグループの闇”が露呈?
NGT48のメンバー・山口真帆が自身のツイッターでグループのファンから暴行を受けていたことを告白。ネット上で波紋が広がっている。 騒動のきっかけとなったのは、山口は8日に行ったSHOWROOMでの動画配信。配信の途中、山口は号泣しながら「全部本当のこと言いたいけど、本当のこと言わないと何も解決しないし」と言い、今村悦朗劇場支配人を名指しつつ、「クリーンなNGTにするって言ったのに、新しいNGTにするって言ったのに悪いことしてるやつ解雇するって言ったくせに何も対処してくれない」と告発。また、何者かにメンバーの個人情報が漏れていることも示唆し、「生きてる感じがしない。真面目にやる方が悪いの? 恋愛してる方が正義なの? なんで真面目にやってる人がこんな目に遭わないといけないのか分からない」とトラブルがあったことを匂わせていた。 トラブルの核心には触れなかったものの、この配信は途中で強制終了となり、ファンから心配の声が殺到。その後、山口はツイッターを非公開にした上で、「私は先月公演終わり帰宅時に男2人に襲われました」と告白。「あるメンバーに公演の帰宅時間を教えられ、あるメンバーに家、部屋を教えられ、またあるメンバーは私の家に行けと犯人をそそのかしていました」と、犯人はメンバーと関わりのある男性だったことを示唆した。 また、その後の投稿した画像の中では暴行された様子を克明に描写。その中では、男性のうち1人が同じマンション内に住んでいるメンバーの部屋から出てきたことも記されており、最後には警察に通報してあることや、メンバーが犯行に関わっていたことが事実であることが明らかになったことがつづられており、「ごめんなさい。皆さん。みんなの夢を壊すこと私も言いたくなかった」「私もできるなら1か月前に戻って普通のアイドルでいたい」とツイートしていた。 この告発に、ネット上からは「ひどすぎる。読んでて涙が出てきた」「運営が隠蔽しようとしてたってこと?許せない」「これはちゃんと対応してほしい。あまりに陰湿すぎる」といった声が殺到。また、犯人をそそのかしたメンバーを特定しようとする動きもあり、グループ全体を揺るがす大問題に発展しようとしている。 その後、山口はツイッターを公開の状態に戻し、「NGT48のことどうか嫌いにならないで下さい」「真面目に頑張ってるメンバーもたくさんいます。チームGのことよろしくお願いします」とつづっており、ファンから多数のエールが寄せられている。記事内の引用について山口真帆公式ツイッターより https://twitter.com/maho_yamaguchi
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芸能 2019年01月09日 12時00分
呪われた堀越学園芸能コースD組②
●トップアイドルが飛び下りるという衝撃 1986年4月8日の12時過ぎ、東京・四谷にあるサンミュージックの本社(当時)が置かれているビルの屋上から、人気アイドル・岡田有希子が投身自殺を遂げた。この頃の岡田は人気絶頂にありながらも、しばしば精神面での不調を訴えており、投身自殺の前日には自宅にてリストカットとガス中毒による自殺をはかっている。 しかし、それが失敗し、病院へ搬送されると、なぜか彼女は病院を抜け出して所属事務所を訪れ、白昼堂々、“まさか”の投身自殺を遂げることになるのである。 なお、彼女が精神を病むに至った経緯については、俳優・峰岸徹との痴情のもつれなど、諸説あるものの、その死後から30年以上が経過した今でも、確証の得られる説は見出されていない。 だが、岡田の場合もまた、前出の松本と同様、“ある共通項”で結ばれていたのだ。それは偶然にも、同じ年度に堀越学園(東京)の『芸能コース・D組』に在籍していたという事実である。 「堀越学園の芸能コースといえば、1980年代のアイドルブーム全盛期はもちろんのこと、現在に至るまで、多くの人気タレントたちが席を置くことで知られています。しかし、それが一体どのような理由なのか定かではないものの、岡田有希子や松本友里がいた当時の『D組』において、その同級生たちの多くが災難に見舞われているのです…」(スポーツ紙・芸能デスク) その例を追っていくと、たとえばアイドルとしてデビューし、その後、抜群の歌唱力で人気歌手となるものの、突然見舞った白血病により、2005年に38歳の若さで急死した本田美奈子は、岡田や松本のクラスメートである。 だが、実はアルバムで彼女の隣にその顔を並べていた菊池陽子もまた、なぜか32歳の若さで病死しているのだ。しかも、その“早すぎる死”をもたらすこととなったのは、くしくも、本田と同じ白血病。彼女たち病没者をはじめ、1つのクラスの中で、これだけ多くの“早すぎる死”が発生しているというのは、奇妙に感じられないだろうか。こうした不可解な点が、同クラスが「呪われたD組」と呼ばれるゆえんなのだ。(明日に続く)
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社会 2019年01月09日 12時00分
猫やハトを無残に殺害し、死骸を道に放置 臓器を取り出すなど卑劣な犯行に怒りの声相次ぐ
2018年12月から今年1月にかけ、兵庫県姫路市で動物の死骸が相次いで発見される事件が発生。付近住民の不安が広がるとともに、動物愛好家から怒りの声が上がっている。 被害が相次いでいるのは兵庫県姫路市南部。7日には飾磨区の路上で腹部が切り裂かれ、内蔵が取り出された猫の死骸が発見された。警察によると、死後4日から5日ほど経過しているそうで、その場に血痕や臓器がないことから、他の場所で危害を加え、廃棄されたものとみられている。 兵庫県では、昨年12月にも県内の野球場で後ろ脚が切断された猫の死骸が、そして、今年3日から6日にかけても首のないハト3羽の死骸が発見されており、警察が動物愛護法及び鳥獣保護法違反容疑で捜査中だ。 7日に見つかった猫の死骸は小学校の通学路だったことから、管轄する飾磨署は通学時間帯に警察官2人を配置し、警戒を行った。現在のところ捜査状況などは明かされておらず、防犯カメラなどを解析するなどして犯人割り出しを行っている模様だ。 何の罪もなく弱い立場の野良猫の腹部を切り裂き殺すなどの行為は、人を殺すことと何ら変わりがなく、卑劣な犯罪といわざるを得ない。事件を知ったネットユーザーからは「早く逮捕してほしい」「弱いものを攻撃するなんて許せない」「愛想のいい猫が殺されたかと思うと怒りを禁じ得ない」など、怒りの声が殺到している。 動物殺傷行為は決して許されるものではない。そして、この行為がエスカレートし人間へと標的が及ぶ可能性も否定できないだろう。一刻も早い犯人逮捕を望みたい。文・神代恭介
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芸能 2019年01月09日 11時00分
自殺・病死・殺人 非業のアイドル!⑫
●苺みるく2012年10月未明/31歳没【死因】不明 2005年に当時ソフトバンクのピッチャーだった吉武真太郎に“もてあそばれた”として手首を切る自殺未遂事件を起こし、さらに写真週刊誌に記事を告発した苺みるく。遺書には「すべて吉武真太郎さんのせいです」などと書いていたことで大きな話題となった。 その後も自殺予告をして保護されるなど精神が不安定な状態が続き、自傷行為と自殺未遂を繰り返した揚げ句、ついに12年、中野の自宅で死亡する。純愛の夢破れた女の悲しすぎる末路だった…。
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スポーツ 2019年01月09日 11時00分
長野久義だけじゃない? 不幸が続く巨人の背番号「7」
プロ野球ファンの間に、大きな衝撃をもたらした長野久義(巨人)の広島移籍。チームの功労者が人的補償の対象となったこの一件は、ネット上でも賛否両論のコメントが数多く寄せられている。 2度の指名拒否を経て、2009年ドラフト1位で念願の巨人入りを果たした長野。溢れんばかりのチーム愛を持っていた背番号「7」にとって、今回の移籍は“まさか”の出来事となったことだろう。ただ、過去に巨人の背番号「7」を背負った選手を振り返ると、それぞれが長野と同じように不幸な出来事に見舞われている。 長野の前に背番号「7」を着けていた二岡智宏(1999年〜2008年)は、2008年に山本モナとの不倫が発覚し、同年オフに日本ハムへトレード移籍。その前に着けていた吉村禎章(1986年〜1998年)は、1988年に今も「あれがなければ…」とファンに悔やまれる靱帯断裂の大けがに見舞われている。 強打のスイッチヒッターとして巨人軍第49代4番打者も務めたレジー・スミス(1983年〜1984年)は、1984年にファンと小競り合いを起こして書類送検。また、柴田勲(1970年〜1981年)は現役引退後の1992年に賭博行為で検挙され、桑田武(1969年)はヤクルトアトムズ(現ヤクルト)移籍後の1970年に「黒い霧事件」の一端を担ったとして逮捕されている。 前述の5名以前に背番号「7」を背負った選手は大橋勲(1963年〜1968年)、高林恒夫(1961年〜1962年)、与那嶺要(1951年〜1960年)、山川喜作(1946年〜1951年)、筒井修(1936年〜1937年・1941年)の5名だが、この内大橋、高林、山川はトレードで他チームに放出されている。 また、与那嶺は当時存在した年金の受給資格(10年間の選手登録)を満たす寸前で戦力外通告の憂き目に遭い、中日に移籍。背番号「7」の初代である筒井は、戦地で指を失ったことにより選手生命を絶たれてしまっている。 ラッキーセブンならぬ“アンラッキーセブン”の系譜に、図らずも名を連ねてしまった長野。新天地となる広島の地で、不幸を吹き飛ばすほどの活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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社会 2019年01月09日 07時00分
シリアからの米軍撤退を「待ってました」とシャシャリ出る中国
トランプ米大統領の米軍シリア撤退の一報は、昨年12月19日、突如ツイッターで発信された。 いわく《イスラム国(IS)に歴史的な勝利を収めた。今こそ米国の若者たちを帰国させるときだ》と宣言し、米政府だけではなく、シリアに関与してきた中東各国やロシア、イラン、そして米国と組んでISを壊滅させた有志連合諸国を驚がくさせた。 「トランプ大統領は選挙公約でシリアについて、IS壊滅後、早急に米部隊を撤退させると主張し、昨年4月にも盛んに撤退論を繰り返していました。しかし、当時はマティス国防長官(年末で辞任)ら政権内の安全保障チームが強く反対、9月になってトランプ大統領は、IS壊滅後も敵性国イランの影響力拡大を阻止するため、小規模の部隊をシリア領内に残すことに同意し、シリア政策を変更していたのです。政策が変わったのは、ツイッター発信の前日18日です。ワシントン・ポスト紙などによると、この日、ホワイトハウスでごく少人数の秘密会議が開催され、出席者はトランプ大統領、ポンペオ国務長官、マティス国防長官、ボルトン大統領補佐官らでしたが、全員が反対したのにもかかわらず、大統領は反対論を強引に押し切ったのです」(国際ジャーナリスト) 米軍が撤退すると、その空白地域に必ず出てくるのが中国だ。すでに中国では「シリア再建プロジェクト・フェア」が開催されている。習近平国家主席の政策の目玉「一帯一路」の一環だ。 「フェアには実に200社の中国企業が参加し、シリア投下を予定しているプロジェクト費用は20億ドルに達しています。道路改修工事にハイウエー工事、もちろん抜け目なく、情報奪取のための光ファイバー網設置などです。中国は中東石油に依存しており、安全保障面からの対応を急いでいるトルコやイスラエルの動きを横目に、シリアへの再進出を虎視眈々と狙っていたのです。表ではシリアのアサド大統領に協力しつつ、裏ではISに武器供与を続けるという二枚舌戦略を採っていたのですから極めてタチが悪い」(軍事アナリスト) 中国はISに加わった反体制派である中国ウィグル族の若者たちの動向を探るため、密かにISとの連絡網を構築していたというわけだ。 「リビアでカダフィ政権が転覆したとき、中国は3万6000名の労働者やエンジニアを引き揚げましたが、なぜそれほどの人数が独裁国家にいたかといえば、同国で100ものプロジェクトを請け負っていたからです。とはいえ、現在の中国はとてもじゃないが札ビラを切れる状況にはありません。というのもIMF(国際通貨基金)はパキスタンの財務状態を『デフォルト』と宣言するのは時間の問題となっているからです。もしそうなると、中国が推進してきたCPEC(中国パキスタン経済回廊)の620億ドルもの壮大なプロジェクトが挫折することになり、中国は約80%の債権放棄を迫られるからです」(中国ウオッチャー) 日本はとてもじゃないが、こんな金満国家のマネなどできない。
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社会 2019年01月09日 06時00分
妊娠中の妻と夫が自動車盗む。余罪は40件以上か!?
昨年、130万円相当の旧型スポーツカーなどを盗んだとして神奈川県警捜査3課は7日、窃盗の疑いでブラジル国籍の無職、エナベ・ニッタ・マウリシオ被告(32)=覚せい剤取締法違反罪で起訴、同県平塚市東真土=と、妻で日本国籍の無職、ニッタ由貴容疑者(39)、ブラジル国籍で同市横内の無職、オカ・イシカワ・ミチョ被告(50)=覚せい剤取締法違反罪で起訴=の3人を逮捕した。 報道によると、マウリシオ容疑者は2018年11月1日ごろ、由貴容疑者と共謀して同県秦野市内で、2001年製のトヨタ「チェイサー」1台(時価計約132万円相当)を盗んだなどとされている。 防犯カメラの映像などからマウリシオ容疑者らが浮上。同県内では昨年7月下旬から11月中旬にかけて、製造から25年以上が経つ旧型モデルの日産「GT−R」を中心に、国産スポーツカーなど40台以上が相次いで盗まれる被害が発生している。同課によると、米国には製造から25年が経過した日本車を中古車として輸入することが可能となる『25年ルール』が存在すると言われ、関連を調査しているところだ。 マウリシオ容疑者と由貴容疑者は容疑を否認し、ミチョ容疑者は「複数回手伝った」と認めている。驚くべきことになんと、由貴容疑者は犯行時、妊娠中で見張り役をしていたとみられる。犯行の約20日後に出産したという。 ネット上では「臨月など関係ない!盗難に遭ったオーナー達の気持ちを考えてほしい。愛車を命よりも大切にしていたオーナーもいるはず」「臨月だから刑を軽くするとかはないようにお願いします。盗まれた人からしたら関係ない」「もし日本製の旧型スポーツカーを狙うということは、米国の25年ルールを考えてのことかね。だったとしたら、知能犯だから厳罰を。車好きにとっては、その車を25年維持させた長年の経費も被害金額に含まれる」などと3人を批判する声が上がっている。 警察はマウリシオ容疑者らが少なくとも40件以上の自動車盗難事件に関わったとみている。
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スポーツ 2019年01月09日 06時00分
トミー・ジョン手術から復活!真珠・野沢オークレア完敗も「2019年はもっとRIZINに」
2017年の大晦日に行われたRIZINさいたまスーパーアリーナ大会で、右腕の靭帯を切りながらも試合に臨み、勝利を収めたタレント野沢直子の長女、真珠・野沢オークレア。その後、手術で復帰までに丸1年を要した。真珠の話によると、野球選手のピッチャーがよく受ける「トミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)をしました」という。復帰戦となる『RIZIN.14』の開催2日前に行われた会見では「リハビリで手術前より強くなりました。早く試合がしたい」を見せていた。じっとしていられない性格の彼女は、「手術後、2週間ぐらいで自転車のトレーニングを再開した」そうだ。18年の大晦日、復帰戦に臨んだ。 試合に向けて「自分の試合の映像を何回も見ました」とイメージトレーニングも万全だと強調していた。年末には初の写真集が発売されたが「私は格闘家なので、そういうことは考えてなかったんですけど、撮影は楽しかったですね」と語りつつ、「今回お母さんはアメリカで家族と一緒に見ます。いつまでも野沢直子の娘だと見られるのも(もう)いいかな」と“親離れ”すると宣言。またフロイド・メイウェザーと対する那須川天心に対して「天心くんには頑張ってほしい。アメリカではメイウェザー有利と言われているので」と天心にエールを送る場面もあった。 17年は一本勝ちしながらも「もっときれいな勝ち方をしたかった。三角絞めの対策は練らないといけない」と話していた真珠。復帰戦は、アマチュアで無敗を誇り、この試合がデビュー戦となるヤスティナ・ハバの打撃、グラウンドが強烈で押される展開に。1Rに気をつけていたはずの三角絞めに捕らえられてからは完全に劣勢になり、最後は2R3分41秒、リアルネイキッドチョークで一本負けを喫した。真珠の顔面はドス黒くはれ上がっていたが、表情に悲壮感はなかった。 試合後、真珠は「どこを間違えたか、映像を見てみないと分からない。コーチ、チームのみなさんごめんなさい。相手は私より賢い試合をした。ミスをしたところを突かれました。相手の方が、(自分を)見ながら試合をしていたと思う」と試合を振り返った。 「RIZINが1年間待っててくれてありがたい。きょう負けたけど、すぐに上がりたい。2019年は、RIZINに上がってもっといい試合をしたい。アクティブにいきたい」と決意を新たにした真珠。「まだどこから間違えたか自分でも分からないですけど、コーチに言われたように前に出すぎて。考えながら試合しないと、そういうミスをしちゃったり、トレーニングからやってることをちゃんと試合でできるまでに経験がいるっていうか。だんだん試合してくることでその経験が出てくると思うので、もっと試合がしたいです」と2019年はRIZINマットで大暴れすると誓った。ちなみに腕のダメージに関しては「大丈夫です」ときっぱり述べた。 女子格闘家としても人間的にも華のある選手であるだけに、RENAに続くスターになれる可能性を秘めている。2019年は真珠の「スターイヤー元年」になることを期待したい。取材・文 / どら増田写真 / 山内猛
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社会 2019年01月09日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第302回日本政府の“大本営発表”
12月14日、吉川洋立正大教授が座長を務める内閣府の景気動向指数研究会が、’12年12月を起点とする「景気回復の長さ」が、’17年9月時点で高度経済成長期の「いざなぎ景気」を超えたと正式に発表した。ちなみに、景気動向指数研究会は、「前回の景気の谷から足下まで明確な下降はみられず、第15循環の景気の谷(2012年11月)以降、2017年8月以前に景気の山はつかない」 とレポートに書いているが、率直に言って「頭がおかしい」としか表現のしようがない。 高度成長期と第二次安倍政権発足以降の経済成長率(対前年比)についてグラフ化した。 左のページの図の通り、いざなぎ景気下の20四半期の経済成長率(実質GDPの成長率)は、平均で11%(!)を超えていたのである。それに対し、第二次安倍政権発足後は、わずかに1.1%。しかも、消費税増税後にはマイナス成長に突っ込んでしまっている(直近も対前年比ではゼロ成長、対前期比ではマイナス成長)。 それにも関わらず、直近の景気について「いざなぎ超えの景気回復」などと報じるなど、ミスリードも甚だしい。 ちなみに、図では安倍政権下の名目GDPの成長率も載せておいた。 実質GDPは、統計が可能な名目GDPから物価の影響を除くことで「計算」して算出される。物価がマイナスに陥ると、実質GDPはむしろプラスで計算されてしまうのだ。 というわけで、安倍政権の後期は物価が再びマイナス傾向となり、実質GDPがプラスで算出されるケースが見られるようになった。いわば、デフレ型経済成長である。 そもそも、第二次安倍政権は「デフレ脱却」を標榜して誕生した政権のはずだ。ところが、安倍政権は’14年4月に「デフレ化政策」である消費税増税を強行。さらには、診療報酬や介護報酬の削減、公共投資や防衛費も伸ばさない、デフレを呼び込む緊縮財政を続けた。 結果的に、’16年以降に日本経済は再びデフレ傾向を見せるようになる。物価が下がると、需要である名目GDPが低迷したとしても、実質GDPはプラスで計算されてしまう。 デフレ型経済成長の影響を考慮しても、図のような有様なのだ。日本経済が「景気が回復している」などと主張する者は、現実から目をそらす愚か者か、あるいは特定の政治的な目的がある邪な詐欺師だ。 ここでいう特定の政治的目的とは、もちろん来年10月の消費税再増税である。吉川洋氏ら財務省の御用学者たちは本領を発揮し、「日本の景気は回復している。高度成長期のいざなぎ景気を超えた!」 と、国民に印象操作を行い、消費税増税の根回しをしているわけである。 だいたい、安倍政権下ではGDPも低迷したが、実質賃金はより悲惨なことになっている。日本国民の実質賃金は、ピークの’97年1〜3月期と比較し、すでに15%以上も下落している。しかも、第二次安倍政権になって以降だけで、’17年までに4.5%も落ち込んだのだ。 国民を貧困化する政策を継続しながら、出鱈目な報道で誤魔化す。もはや、安倍政権は末期症状に突入したと理解するべきだ。 賃金と言えば、麻生財務大臣が面白いことを言っていた。 12月14日の閣議後の記者会見で、景気拡大期間が高度成長期の「いざなぎ景気」を超えたと政府が報じたにも関わらず、現実に賃金が上がっていない状況を問われ、「上がっていないと感じる人の感性の問題」 との認識を示したのだ。また、麻生大臣は、賃金が、「(現政権下で)毎月、毎年、2〜3%近くずっと上がってきた」 とも発言。 一体、どこの「日本」の話なのだろうか。 日本の憲政史上、安倍晋三総理大臣ほど日本国民の実質賃金を引き下げた首相は存在しない。安倍総理は、間違いなく日本国民を最も「貧困化」させた首相なのである。 賃金が毎月、毎年、2〜3%近くずっと上がってきた、などという事実はない。日本の実質賃金は、安倍政権下で「下がり続けている」というのが真実だ。 特に、消費税増税で経済成長率がマイナスに陥った’14年は、実質賃金がマイナス2.8%。リーマンショックすら上回る落ち込みになった。無論、実質賃金の低迷は現在も続いている。 毎月2〜3%で賃金が上がっているにもかかわらず、実質賃金がマイナスということは、物価が3〜4%上がり続けていなければならない。繰り返すが、一体全体、どこの日本の話なのだろうか。 ついに、我が国は財務大臣までもが「妄想の世界」に逃げ込み、責任逃れをするような国に落ちぶれてしまったわけだ。 現実には実質賃金が下がり続けているにも関わらず、あるいは経済成長率が「ほぼゼロ」の状況が続いているにも関わらず、「いざなぎ超えの景気拡大!」「賃金はずっと上がってきた」 などという妄想を政府が発表し、消費税増税が正当化され、’19年度に我が国の再「深刻な」デフレ化が確定するというわけだ。 とりあえず、麻生財務大臣は眼鏡か目玉を取り換えた方がいい。日本国民の眼鏡や目玉は正常であるため、麻生財務大臣が現実を見ていないという事実を理解してしまう。 実際に、景気が低迷し、国民が貧困化を続けているにも関わらず、政府は真逆の報道を繰り返し、消費税の再増税という破滅的な道への歩行を続けている。これが、日本国の現実なのである。 大東亜戦争末期、日本軍が敗北を続けているにも関わらず、戦勝を報じ続け、最終的な破滅へと突っ込んだ「大本営発表」と何が違うのか。 何も変わらない、以外の感想を抱く人が、1人でもいるのだろうか。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2019年01月09日 06時00分
CM露出ランキングに異変? 多くの女優陣を抑えて草刈正雄が支持される理由
関東地区で、新年1日〜3日の間に放送されたCMで、露出が多かったランキングをビデオリサーチが発表した。トップは昨年、紅白の司会も務めた広瀬すずで、なんと394本のCMに出演。しかし、驚くべきは2位にランクインした草刈正雄だ。草刈は、3位のももいろクローバーZや4位の斎藤工、5位の鈴木亮平を抑えての堂々のランクイン。昨年は圏外だったにも関わらず、今年は290本に出演し、人気の高さを伺わせた。 「草刈さんはスズキ社のワゴンRのCMに出演し続けていて、特に年始は初売りもあったので本数的にも露出が多かったのだと思います。スズキのCMには広瀬さんとももいろクローバーZも出ているので、上位にランクインしているのはそれが理由でもありますね。しかし、人気者たちとの共演に草刈さんが選ばれるのは、やはり安定した好感度があるからだと思います。最近はイッテQなどのバラエティ番組に出演し、天然っぽい意外な姿を見せて支持率がアップ。テレビに出ると、ネット上では『かわいい』との声が相次ぎ、スズキのCMも『草刈正雄しか目に入ってこない』『草刈さんが一番かわいい』と評判です。2017年あたりからCM露出はありましたが、2010年以降は数本しか CMに起用されていなかったので、ここ数年で一気に注目され始めたパターンです」(芸能記者) ちなみに、CM契約社数を見るとまた違った結果が見えてくる。 「1月1〜3日に絞ると、スズキやフジカラーなどお正月ならではのCMが多く放送された傾向にあるので、契約数は少なくとも露出という面では広瀬さんがトップです。しかし、ニホンモニター株式会社によると、2018年のCM起用社数ランキングの1位は、18社のCMに起用された乃木坂46の白石麻衣さんです。白石さんはお正月のCM露出ランキングには入っていなかったですが、1年を通して安定した人気だったことが分かりますね。ですが、広瀬さんも15社で2位にランクイン。今年はさらに忙しくなるでしょう」(前出・同) しかしながら、多くの女優陣たちが名を連ねる中で、草刈がランクインしたことは異例とも言えるだろう。草刈は、共演者やスタッフからも評判がよく、そこもまた使いたいと思わせるポイントかもしれない。 孫が生まれたことで“おじいちゃん”としての顔も持つ草刈。さらに支持層の幅を広げるはずだ。
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