すでにネットなどで話題になっている「無責任という意見もありますが……」といった記者の質問は岡村も引っ掛かったようだ。岡村は「大きな記者会見で『僕ってこんな質問するんですけど、どうでしょう』と自分のセルフプロデュースに使う人が最近出てきている」とし、さらに、質問のフレーズが「無責任ではないかという意見もありますが」と、自分の意見ではなくカッコに入れた言葉として逃げを打ったことに「そういう質問が一番無責任。自分には責任ないって言い方してるんですよ」とバッサリだった。
また、岡村はリーダーの大野智に向けられた「釣りとか作品制作とか好きなことをやってきたじゃないですか」といった質問も引っかかったようだ。岡村は「好きなことしたら国民的グループはあかんのかって」「いろんなプレッシャーもあるし責任感もあるから、ちょっとでも仕事のことを忘れたいがための釣りや創作活動なんやないの?」と持論を述べた。
岡村も沖縄を頻繁に訪れスキューバダイビングなどを楽しんでいるが、「俺がダイビングするのも、仕事忘れて何も考えずに楽しむ。リフレッシュのひとつ」と話し、大野の息抜きを肯定した。さらに、大野はのんびりとしたリーダーといったイメージがあるが、実際のところは「すごい責任感もあるだろうし、何ならすごいプロフェッショナルだと思っている」と大野を称え、「待っていたら戻ってくる可能性は非常に高いでしょうから、待っておきましょうよ」と、騒ぎ気味のマスコミや社会を制した。
これを受け、ネット上では「岡村さんのマスコミ批判は鋭いわ。確かに記者のドヤ感あるもんな」「休む自由も芸能人にはあってもいいかも」といった声が聞かれた。同じ芸能界にいる立場として岡村なりに感じるところもあるのだろう。トーンは抑えていたが、かなり怒りは覚えているようだった。