メールの送り主は、岡村が語った本番直前に50〜60人が集まったディレクターの一人であり、「本番直前の最終打ち合わせで岡村さんがエンディングに出てもらおう」となった時、番組を取り仕切る総合演出が「武田真治さんの近くにいてもらおう」とすぐに決まったようだ。「総合演出は30代で『めちゃイケ』世代であり、視聴者が観ていて少しでもくすっとしてもらうシーン作ろうとした」のではないかと記されていた。
岡村は『紅白』のような番組は「だいたいみんな、どこに立ち位置が決まっていて全部決められてるねん。打ち合わせで、『えっ、岡村さんいる?』ってなったのでは」と語り、今回は平成最後の『紅白』で、平成の『ひょうきん族』を目指そうと、『めちゃイケ』やってきましたから武田真治の横になったんやと」裏側に納得の様子だった。「ご迷惑かけたというのもあると思いますけど、あそこにいさせてもらったのはありがたい」と語り、「あなたがもし、総合演出になったあかつきには何でもしますから、ぜひ私を(紅白)司会者にしてください」とお願いした。「数字は40%行くかわかりませんが、(ラジオの)リスナーには泣きながら観てもらう。NHKの前にリスナーがぶわーっといるっていう」と未来像を語った。
これを受け、ネット上では「岡村さんの総合司会ぜひ観てみたいな」「番組って数秒レベルでもしっかり作り込んでいるんだな」といった声が見られた。岡村の芸能人生において、紅白司会という新たな夢が加わったといえるだろう。