毎年、新年最初の放送は、岡村が大阪へ帰省し、中学校や高校の同級生に関する「完全身内トーク」が恒例となっているが、何よりも「紅白」の話から始まった。
岡村は「今までちゃんと『紅白』を観たことがなくて、頭から観たのが初めてでした。観たというか出た」と興奮気味に話し始めた。
31日の昼ぐらいからNHK入りしリハーサルを行った。事前番組の収録などを行っていると、各出演者からの差し入れの台車が3〜4台、テレビ局内に入っていったほか、本番前には50〜60人のディレクターがずらりと並ぶ場面も目撃した。そのほか、あらゆる関係者が一同に介した様子は「渋谷のスクランブル交差点かと思った」「NHKの床抜けるんちゃうんか」というくらい人であふれていたようだ。
さらに、「五木ひろしと郷ひろみが同じ楽屋だった。『話すことなくない?』」と小ネタを挟み笑いを誘っていた。
岡村の出番は9時半くらいに終わったが、そのあとも望んでNHKに居続けたようだ。だが、途中で楽屋をあとにするよう求められ、なぜかといえばサプライズ出場を果たしたユーミンこと松任谷由実の楽屋となるためであった。理由を聞かされた岡村は「ユーミンってあのユーミンですか? 出るんすか? 知りませんけど」と、出演者もその場で初めて知らされたようだ。岡村にとって何もかも新鮮な一夜となったようだ。
だが、リスナーが気になるのは1月1日に報じられた熱愛報道であろう。こちらに関しては「あんなのウソやからね。よほどネタないんか」「峰不二子とかもっと違う言い方あるやろ。めちゃくちゃダサいやつと熱愛報道みたいになってる」と不満たらたらの様子だった。
これを受け、ネット上では「岡村さん紅白出場嬉しそうだね。夢かなった感じでは」「熱愛報道の返し方がうまい。やっぱり芸人だわ」といった声が聞かれる。今年もディープな深夜ラジオが聞けそうだ。