番組冒頭、スタッフから「こんな記事が出ていたんですけど」と振られた渡邊は、「見ました。目に入っちゃって。このタイトルひどいですよね」と苦言を呈し、ニュースサイト「SmartFLASH」(光文社)が配信した、【渡邊渚 写真集ヒットも「YouTube番組」は“再生数ダウン”で大苦戦…フジテレビ退社1年でぶつかった“壁”】との見出しがつけられた記事について話題を繰り広げた。
記事では、同番組が始まった今年3月当初、自身の体調や休養中のことに言及した初回は38万回再生を記録するも、徐々に再生回数は減少しはじめ、ここ最近では数千回と伸び悩みを指摘。これに渡邊は、「初回の方が物珍しかったじゃないですか。私って(今まで)動画出てなかったし。それは(初回の)38万回が異常だったんですよ」と分析しつつも、「再生数が低かろうが高かろうが、私のギャラ変わらない」と主張した。これに笑いが止まらないのか、「まあね、私は1個ずつ、真面目にちゃんと皆さんの話を聞いて、良さを引き出せたらなと思ってます」とあっけらかんと語った。
この強気な姿勢にネット上では、「要は、適当に仕事してもギャラは変わらないってこと」「お金への執着心が丸出し。何か、莫大な臨時収入でもあったのですか。随分な余裕発言に安泰感が見え見え」「裏で懸命に試行錯誤しているスタッフに対して失礼な発言」などと渡邊をバッシングする声が後を絶たない。
この発言が、“番組の顔”であるMCとして無責任と受け取られたのか、スタッフは「(渡邊の)ギャラは変わらないんですけど、再生数をちょっと上げたいんで。どこにも言っていない秘密とか、再生数上がりそうなのを(ください)。ギャラは変わらないんですけど」と、“ギャラ”を強調しつつ懇願。これに渡邊は、「ギャラ変わらないんですよね? なんで、(私が)身を削らなきゃならないんだろうな(苦笑)フフフフ。え〜、この(FLASH記事の)タイトルつけた人、ふざけんな!」と物申した。
「2020年にフジテレビに入社した渡邊は、2023年に長期の療養生活に入り、2024年8月末に退職したのち、インスタグラムでPTSDを患っていたことを公表しています。インスタグラムには、入院中のベッドの上で自撮りした写真を載せ、『この4カ月で私はいろんなものを失いました』と、その年の6月に“大事件”があったと明かしたのです。その影響で、今もフラッシュバックや回避・解離、過覚醒、パニック発作などさまざまな症状があるといい、『正直に言うと会社も関係するトラブルがありました』などと、一連のフジテレビ騒動と何か関連でもしているかのような“匂わせ発言”が注目されたのです。とはいってもすこぶる元気なのか、これを機にタレント並みの活動を再開させ今年1月にはフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)を発売。25000部以上を売り上げると6月には初の写真集『水平線』(集英社)を刊行し、一躍売れっ子タレントの座に就いたのです」(芸能ライター)
独立後、話題にこと欠かない渡邊だがその一方で、今年6月に始まった千葉テレビのバラエティー番組「昨日のアレ観」では、地上波テレビ番組のMCとして復活したものの、わずか2カ月足らずで “放送休止” になった。いわゆる“一発屋”なのか、ここ最近は渡邊を取り上げたニュース関連が減少しているのは確かである。
とはいっても、天下のフジテレビを敵に回しても渡邊の仕事は途切れない。“ビッグマウス”も今のうちだけにならないよう、発言には細心の注意を払ったほうが、身のためだろう。