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ミステリー 2008年01月15日 15時00分
「不都合な真実」9つのウソ
昨年10月、イギリスの高等裁判所がゴア元副大統領出演の「不都合な真実」の内容に対し「9カ所の部分で科学的根拠が乏しい」と注意を促す判決を出し、波紋を呼んでいる。映画「不都合な真実」といえばゴア氏がノーベル平和賞を受賞するきっかけを作り、各国の環境政策に多大な影響を与えた作品だ。今回のNMRは人類最大の難問とされている環境問題について考えてみたいと思う。 アメリカ合衆国元副大統領アル・ゴア氏が、ドキュメンタリー映画「不都合な真実」の出演により地球環境に多大なる影響を与えた個人として昨年12月、ノーベル平和賞を受賞したことは記憶に新しい。二酸化炭素の排出により進行する温暖化が地球に多大なる影響を与えると警告を鳴らす映画「不都合な真実」。しかし、この映画「不都合な真実」の内容自体に不都合が生じているのだ! 事の発端は、イギリス教育機関が公立の小中学校に教材として映画「不都合な真実」を配布しようとしたところ、生徒の親が「作品の内容に科学的にウソがある」と訴えを起こす。そして、その訴えに対し英高等法院は9つの科学的な間違いを指摘した上で教材として利用する場合、部分、部分に注釈を与えるよう指示を出したのだ。 今回のこの騒動で注目すべき点について専門家の意見を聞いてみた。 「一つは環境にうるさいEUの加盟国が出した判決だということ。もう一つはこの判決により環境問題は様々な方向から議論してかなければいけない問題だと分かったことが大きい。映画『不都合な真実』が科学的に根拠の乏しい映画だということは多くの専門家の間で知られていたこと。ただ、環境に対する問題意識を喚起する上では非常に優れた映画ともいえる。しかし作品に出てくる科学的データまで“真実”として扱われると、新たな危機が生まれてしまうのです」 そもそも、地球環境とは非常に複雑な構造の上に成り立っており「地球温暖化→南極・北極の氷が解ける→海面が上昇」というような単純な構図で解説することは不可能だという。よって映画「不都合な真実」が近い未来に必ず起こる真実として世の中に広まることに科学者たちは危機感を募らせ始めたというわけだ。 「一番の問題はあの映画の存在が巨悪を隠すということです。現在、日本でもゴミを分別したり、省エネに対する取り組みが盛んに行われていますが、実は世帯単位でいくら頑張っても環境に対する貢献は極々わずか。問題は車の排気ガスと工場プラントからの工業廃棄物。この二つに対する制限を強化するだけで排出ガスの問題はほぼ解決に近づきます。早い話、ゴミを分別するのではなく、ゴミを出さないようにしなければ意味がなく、個人ではなく政治の問題なのです」 個人がいくら頑張っても地球環境はよくならない…あまりに乱暴な専門家の意見に一瞬耳を疑ったが、実はこの意見こそ科学者たちの間ではごく一般的な共通認識とされている。 「なぜ、石油製品が減らないのか?ガソリン車が減らないのか?世界の産業構造そのものが環境を破壊しているのです。それを変えないと地球は救えません」 映画「不都合な真実」は私たちに環境危機の認識を与えた。しかし、認識するだけでは何ら解決に繋がらない。 「不都合な真実」に付きまとう不都合…それは、すべきことがわかっていながら手を出せない正義のジレンマなのだろう。◎英高等法院が注意を促した映画「不都合な真実」の不都合な箇所(1) 西南極とグリーンランド(の氷床)が融解することにより、“近い将来”海水準が最大20フィート上昇する。英高等法院判決これは明らかに人騒がせである。グリーンランド(氷床)が融解すれば、これに相当する量の水が放出されるが、それは1000年以上先のことである。(2) 南太平洋にある標高の低いさんご島は、人為的な温暖化によって浸水しつつある。英高等法院判決その証拠はない。(3) 地球温暖化が海洋コンベアを停止させる。英高等法院判決IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によれば、混合循環として知られるこの海洋コンベアは、鈍化することはあっても、将来停止することは可能性はかなり低い。(4) 過去65万年間の二酸化炭素(濃度)の上昇と気温上昇の二つが正確に一致している。英高等法院判決この関係性については、確かにおよその科学的合意が得られているが確立されたものではない。(5) キリマンジャロ山の雪が消失していることには、地球温暖化が明確に関連している。英高等法院判決キリマンジャロ山の雪の減少が主として人為的な気候変動に起因するとは確立されていない。(6) チャド湖が乾上ったという現象は、地球温暖化が環境を破壊する一番の証拠。英高等法院判決この現象が地球温暖化に起因すると確立するには不十分。それ以外の要因、人口増加、局地的な気候の多様性なども考慮すべき。(7) 多発するハリケーンは地球温暖化が原因である。英高等法院判決そう示すには証拠が不十分である(8) 氷を探して泳いだためにホッキョクグマが溺死した。英高等法院判決学術研究では「嵐」のために溺れ死んだ4匹のホッキョクグマが最近発見されたことのみが知られている。(9) 世界中のサンゴ礁が地球温暖化やほかの要因によって白化しつつある。英高等法院判決IPCCのレポートでは、サンゴ礁は適応できる可能性もある。
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スポーツ 2008年01月15日 15時00分
大相撲 朝青龍がまたまた造反。2日目で黒星の裏に高砂親方との確執
大相撲初場所で3場所ぶりに復帰したわんぱく横綱の朝青龍(高砂部屋)がまたまた造反だ。14日に東京・両国国技館で行われた稀勢の里(鳴戸部屋)戦に惨敗。2日目にして早くも土がついたが、初黒星を喫した裏では高砂親方の忠言を完全無視する暴挙に出ていた。自業自得で負けた挙げ句に取組後はブンむくれる始末。あらためて親方との確執と各界が誇るトップヒールのごう慢さが浮き彫りとなった。 「ダメだって言われてんのにやっちゃうんだからマジでドルジは意固地ですよ」(角界関係者)更生を誓ったはずのわんぱく横綱はなんら変わっていなかった。 初日は小結の琴奨菊(佐渡嶽部屋)を豪快な上手投げで下した朝青龍。仮病騒動からの復帰戦を見事な白星スタートで飾ったものの、2日目の稀勢の里戦に早くも落とし穴が待っていた。珍しく立ち合いで当たり負けて歯車が狂った。 不本意な形で横向きになり、苦し紛れにプロレス技のフェースロックの体勢に移行。そのまま強引な首投げに打って出る。だが、この破れかぶれの選択が完全に裏目。首投げが失敗して逆襲を食らい、土俵下まで送り倒しで吹っ飛ばされた。 初日とは打って変わって散々な内容にバツが悪かった。取組後は稀勢の里に「オラァ覚えてろよ!」とばかりにガンを飛ばして威嚇。仏頂面を全開にして「はぁーあ、負けだな」とボヤいた。しかし、ブンむくれたのは当然。前日に高砂親方からこの事態を予測するかのようなある“お告げ”があったからだ。各界関係者が言う。 「実は高砂親方が初日をとって浮かれる朝青龍に忠告していたんです。荒技や大技を狙って色気を出すなって。今回の負け方はそれが的中した形になっちゃったから、朝青龍も煙たくてムッとしていたんでしょう」。親方の助言を右から左に受け流したことで敗戦を招いた負い目があったのか、取組後は「ガマンできずに投げを打つなんて…」と嘆く一幕もあった。 ただ、朝青龍が荒技を繰り出したのは必然だったのかもしれない。「初日とは違ってかなり感情的になっていたみたい。まあ、稀勢の里にはけたぐりやヒザ蹴りを浴びせたりと、いろいろありましたからね」(前出関係者)。確かに思い返せば稀勢の里戦では“前科”があった。 昨年の春場所では勝負の後にもかかわらず、稀勢の里の背中めがけて強烈なヒザ蹴りをかまして波紋を呼んだ。この日もフェースロックからの首投げが決まれば、再び「横綱らしくない」と批判される可能性は十分あった。だが、爆殺が未遂に終わったことで事なきを得たというところか。 やけっぱちになって仕掛けた荒技をミスし“ヘタこいた”格好の朝青龍。親方のアドバイスを“そんなの関係ねぇ”と完全無視したばかりに、バツが悪い一敗となった。
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スポーツ 2008年01月15日 15時00分
K-1MAX アンデイ・オロゴンと山本優弥が一触即発
「K-1MAX日本代表決定戦」(2月2日、東京・日本武道館)のトーナメント全カードが14日、都内ホテルで発表され、アンディ・オロゴンが優勝宣言。また、MAXの年間スケジュールも決まり、エース魔裟斗の“必勝日程”で開催されることも明らかになった。 実力が拮抗した組み合わせとなった今年の日本代表決定トーナメント。昨年の準優勝者TATSUJIが前田宏行と対戦するほか、HAYATOVS龍二や尾崎圭司VS城戸康裕が発表された。中でも優勝候補は山本優弥と対戦するアンディ。会見では山本から「アンディが優勝するのはナイジェリア」と挑発され、ややムキになって「絶対優勝する」と堂々のトーナメント初Vを誓った。 なお、この日はMAXの年間スケジュールが決定。10月上旬に行う決勝大会について、例年はベスト8で1日3試合していたが、今年はベスト4で1日2試合して優勝者を決めることになり、谷川貞治プロデューサーは「でもこうするとやっぱり魔裟斗選手が優勝しちゃうかなぁ」とつぶやいていた。
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スポーツ 2008年01月15日 15時00分
ゼロワンMAX 大森隆男率いるアックス軍が早くも分裂危機
ゼロワンMAXの“弾丸戦士”田中将斗率いるソード軍と、大森隆男率いるアックス軍の対抗戦が14日、ラゾーナ川崎プラザソル大会で開幕。1勝1敗1引き分けの五分という結果に不満の大森は、決着戦を要求するもまさかの返り討ち。スタートダッシュに失敗した大森軍は早くも分裂の危機に陥っている。 初の対抗戦で五分という結果に、大森が決着戦を要求すると、田中も呼応。急きょ決着戦が行われたが、結果は田中率いるソード軍の勝利。大森率いるアックス軍は開幕戦で敗北を喫した。 大森軍には不協和音が鳴り響き始めた。佐藤が「オレはチームに属する気もないし、アイツの下にいるつもりはねえ。オレがチームを作る」とすれば、藤田も「偉そうに監督気取ってんじゃねえぞ。新しい軍団つくる」。軍団内部から反乱分子が現れ始めている。 本来なら軍団をまとめる立場の大森だが、2人の造反に「自分の考え方次第じゃないの」とどこ吹く風。アックス軍はわずか1日で空中分解の危機だ。
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スポーツ 2008年01月15日 15時00分
アパッチプロレス軍 マンモス佐々木が次期防衛戦に向けて新技開発に着手
14日のアパッチプロレス軍・新木場大会でWEWヘビー級王座戦が行われ、王者のマンモス佐々木が黒田哲広を退けてV2を達成。次期防衛戦として大日本プロレスの2・9後楽園大会で関本大介戦が決定した佐々木は、新技の開発に着手する。 必殺の29歳で2度目の防衛を果たした佐々木。しかし、2・24後楽園大会でのタイトル戦が決定している石井智宏が乱入。さらには石井から挑戦権を強奪すべく関本も現れて石井にぶっこ抜きジャーマンを敢行した。関本の挑戦アピールに、佐々木は「お前となら命の削り合いができる。石井はお預け」と呼応。次期防衛戦の相手は関本となった。 早くも佐々木は次なる防衛戦に向けて動き出す。「ぶっこ抜きジャーマンに対抗し、オレもぶっこ抜き29歳を出す」と新技を予告。「群馬の山奥にこもって大自然と対決する。切り株にロープをつけてぶっこ抜きの特訓だ」と山ごもりを決断した。 佐々木は“ぶっこ抜き”でV3なるか。
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芸能 2008年01月15日 15時00分
今後の動向が注目されるオダジョー&香椎由宇
結婚ラッシュに沸いた年末年始の芸能界。その中で電撃的だったのが12月27日に結婚発表会見を行った人気俳優のオダギリジョー(31)と女優の香椎由宇(20)のカップル。会見に前後して、香椎が深夜に小栗旬、赤西仁と深夜に会っていたことが相次いで報じられたため、芸能マスコミからは早くも波乱含みのカップルとしてマークされているようだ。 「香椎の相手がオダギリと聞いてビックリしました。昨年内に収録したお正月向けの芸能特番で、彼女の相手は俳優の小栗旬とボードに書き込んでいたほどでしたから」(テレビ関係者) 今やキムタクこと木村拓哉をも超える女性からの絶大な人気を誇る小栗。香椎は結婚発表の約1カ月前、その小栗との公園デートとお泊りデートを写真週刊誌で報じられていた。 「会見で、この一件について聞かれた香椎はオダギリには“報告済み”と答えていましたが、オダギリは一瞬ムッとした表情を見せていました」(芸能ライター) 小学生時代の6年間をシンガポールで過ごし、中学時代からモデルとして活躍していた香椎は、映画「ローレライ」でブレーク。昨年は200万部を超えた大ベストセラー「東京タワー」ドラマ版のヒロインを務めるなど、次々と話題作に出演している。 「祖父はアメリカ人の元新聞記者で、彼女はクォーター。エキゾチックな顔立ちはこのためです。100万人に1人といわれる左右正対称の輪郭と、ドイツの医者が標本を作りたがったという完璧なかみ合わせの歯の持ち主としても知られています」(同) 性格面は何事にもオープンという。 「海外生活が長かったからでしょうが、小栗の件を見ても分かる通り、男性に対しても、オープンな友達付き合いをするタイプ。趣味がバイクいじりといいますから見かけとは違い、男っぽい性格なんでしょう。彼女が現在通っている大学でも構内をいつもイケメンの男を従えて歩いているそうです」(同) さらに、小栗の後にもう1人、新たな男の名前が挙がり、話題になった。 「結婚発表の少し前、ドラマ共演で知り合った『KAT-TUN』の赤西仁(23)と深夜ドライブデートしていことが、会見後に発売された女性誌に掲載されました。オダジョーは香椎とのデートの際、門限10時を守っていたと会見で話していましたが、小栗と赤西に会っていたのはいたのは深夜。普通は結婚が発表されると芸能マスコミの関心も薄れますが、香椎の場合、これからの方がマークがきつくなりそうです」(同) いずれにせよ、今後も2人の動向から目が離せないのは間違いないだろう。
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トレンド 2008年01月15日 15時00分
京成柴又駅前の土産店で販売されている「寅さんキューピー」は寅さんではない!?
新年を迎えて一段と活気づく寅さんの故郷、葛飾柴又。山田洋次監督の名作映画「男はつらいよ」シリーズで、渥美清さん演じる車寅次郎は正月に実家に戻ったためしがない。テキヤ稼業のかきいれどき、旅先から妹さくらに宛てた年賀状が届くシーンで幕を閉じる。 舞台となった京成柴又駅前には寅さんの銅像が立っている。1996年に急逝した渥美清さんを惜む全国の寅さんファンの募金によるものだ。 柴又帝釈天に参拝する初詣客の記念撮影はいっこうに途切れず、うらやましいモテっぷりだった。 その寅さん像と十数メートルしか離れていない土産店店頭で「寅さんキューピー」(680円)という珍妙なストラップが販売されていた。店員は「以前からあった寅さんキューピーが消滅しそうになったのでメーカーに『待った』をかけて共同開発したんです。以前の商品はお守りもぶら下げていなかったし、シャツの色も青じゃなくて白だった。随分と寅さんらしくなった」と誇らしげに話す。 ところが製造元の玩具メーカー「となりのみよちゃん」(本社川口市)は「それはあくまでキューピーであって寅さんではない。どこにも寅さんとは書いていないし、寅さんに似ているというだけのことでしょう?小売店の要望を受けてウチが製造したものですが、『寅さんキューピー』などと勝手に名前をつけて販売するのはやめてくれと指導している」と警戒心あらわ。 キューピーには版権そのものがないため自由に使えるが、寅さんは…ということのようだ。参拝客には結構な人気だったが、四角い顔がトレードマークの寅さんには、トンガリ頭は似合わない。
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レジャー 2008年01月15日 15時00分
戸崎圭太 己に勝つ! 脚質に幅が出てきたカネショウメロンは楽しみ
読者の皆さん、こんにちは!先週はディープサマーで船橋記念を勝ち、08年を幸先良くスタートできました。TCK開催が始まりましたが、昨年の地元成績は4位。地元での目標は、まず100勝超え。重賞制覇もどんどん狙っていきたいと思います。 さて、16日は7鞍に騎乗します。3Rのブルーブルクンは先行力があり、レースの組み立てはしやすいタイプ。枠順もいいので楽しみですね。 5Rのアキノサクラはテン乗りですが、ここ2戦は差して好走しているので流れに乗れるよう頑張ります。 7Rのユミは初めて乗った時がマイル戦で2着だったように、距離延長は好材料でしょう。追い切りの感じも良かったですよ。 9Rのティンバークラフトはテン乗りですが、以前に調試で騎乗したことがあり、跳びが大きく地力はあります。最近は結果が出ていませんが、本来の能力から一発は秘めているはずです。 10RのリンガスビートはJRAからの転入初戦。12月30日の調試で騎乗しましたが、動きも良く(千二を1分17秒5で4位入線)、中央では先行していたので南関東は合うと思います。 12Rのカネショウメロンは半年ぶりにコンビを組みますが、前走では追い込んで2着にきていますからね。今回は外枠を引いたので、内から行く馬の出方を見ながらレースができればと思っています。
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レジャー 2008年01月15日 15時00分
京成杯 関東一番星マイネルチャールズ クラシックへ向けて負けられない
今年もここからクラシックをわかせる馬が誕生するのか。今週の中山メーンは「第48回京成杯」(JpnIII 中山芝2000m 20日)。将来有望な若駒がこぞってエントリーしてきたなか、今年、主役の期待を集めるのはこの馬。4戦2勝、2着1回の実績を引っさげ、マイネル軍団の一番馬といわれるマイネルチャールズが確勝を期して登場する。 1999年に皐月賞と同じ芝2000mに設定が変更されたにもかかわらず、しばらくはクラシックと無縁だった京成杯。しかし、近年は2005年の1、2着アドマイヤジャパン、シックスセンスや、昨年の勝ち馬サンツェッペリンなどが皐月賞で好走と、年を追うごとにその重要性は増してきた。今年、主役を担うのは関東期待の星マイネルチャールズだ。 前走・ホープフルSはブラックシェルと激しい競り合いの末、力でねじ伏せて勝利をもぎ取った。そのブラックシェルは一昨年の牝馬クラシックを賑わしたシェルズレイの全弟という良血馬。次の福寿草特別を好メンバー相手に上がり3F34秒3の鋭い伸び脚でアッサリ勝ち上がっているのを見ても、ホープフルSが、レベルの高い一戦だったことは一目瞭然だ。“現3歳のマイネル軍団の一番馬”が軌道に乗り、いよいよ頭角を現したといっていいだろう。 中間は順調に調整が進み、9日にはニューポリトラックコースで僚馬ゴールドストレイン(新潟2歳S3着)と併せ馬を敢行。5F70秒6→54秒9→40秒2→12秒7をマークして併入、時計は平凡ながらも迫力のある力強い動きを見せつけた。稲葉師はいう。「前走のデキをキープしている。ここを勝ってクラシックへ行きたい」 大きな期待を寄せるのは厩舎スタッフも同じだ。「最終追いはジョッキーが乗ってやるので、1週前(9日)のケイコはセーブした。成長段階でもあるのに、それでいてこれだけ走るのだから、能力は相当高い。実戦向きのいい根性を持っているし、もうひと回り体が大きくなればもっと強くなる」と高杉助手は力を込める。 一方、白倉厩務員も「乗り役の意のままに動けるセンスの良さと、終いの切れ味がセールスポイント」とチャールズの素質にゾッコンの様子だ。 前走で距離、コースをすでに経験、結果を出しているのは大きなプラス。クラシックに乗るためにも負けられない一戦だ。
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レジャー 2008年01月15日 15時00分
日経新春杯 遅れてきた大物アドマイヤジュピタが春の盾まで突っ走る
飛躍の年を迎えた。AR共和国杯で重賞初制覇を達成したアドマイヤジュピタが「第55回日経新春杯」(GII 京都芝2400m 20日)でGII連覇に挑む。クラシック候補といわれた逸材が、長いブランクを乗り越えいよいよ本格化。抜群の長距離適性と勢いで春の盾まで突っ走れるか。試金石の一戦を迎えた。 これが勢いの証しだろう。変則日程が続き、調整が難しい年末年始も難なく乗り越えた。アドマイヤジュピタが、素晴らしい状態に仕上がった。 「前走からしばらく間隔はあいたけど、年末に有馬記念を使おうと思っていたぐらいだからね。休みなく乗り込んできたし、12月初めからピッチを上げて暮れにもしっかり時計を出している」 友道師は自信満々にうなずいた。 その前走・AR共和国杯が強かった。道中は堂々と3番手を追走。直線も力強い末脚で昨春の天皇賞3着馬トウカイトリックをきっちり退けた。1000万特別を勝ったばかりの格上挑戦とは思えない横綱相撲で、重賞初制覇を達成した。 「具合がすごく良かったし、引っ掛からないので長い距離も合った。それにしても、あそこまで強いレースをするとは」次の狙いは日経新春杯にロックオン。GII連覇に照準を定めた。 10日に栗東坂路で行われた1週前追い切りは計時エラーだったが、「だいたい53秒ぐらい。動き、雰囲気ともに良かった。あとは最終追いを単走でやれば十分でしょう。万全じゃないかな」と文句なしの調整過程をたどってきた。 3歳時の3月にゆきやなぎ賞を快勝。ダービーへ向け、さあこれからという矢先に長い休養に入った。その期間は1年5カ月に及んだ。だが、復帰後はそのウッ憤を晴らすかのように、<3100>の好成績で重賞ウイナーの仲間入りを果たした。 「もともと3歳時にはクラシックを意識していた。体質面で何の不安もなくなったし、息の長い末脚を使えるのは大きな強みになる。今年はこの馬の活躍を本当に楽しみにしているんだ」 遅れてきた大物。春の天皇賞まで一気に突っ走り、激戦の古馬GI戦線の一角に食い込めるか。ここは今後を占う大事な一戦になりそうだ。
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3冠阻止! GI菊花賞 サムソン最大の敵はダービー2着馬アドマイヤメイン
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GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
2006年10月16日 15時00分
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
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みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
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GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
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アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
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