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京成杯 関東一番星マイネルチャールズ クラシックへ向けて負けられない

 今年もここからクラシックをわかせる馬が誕生するのか。今週の中山メーンは「第48回京成杯」(JpnIII 中山芝2000m 20日)。将来有望な若駒がこぞってエントリーしてきたなか、今年、主役の期待を集めるのはこの馬。4戦2勝、2着1回の実績を引っさげ、マイネル軍団の一番馬といわれるマイネルチャールズが確勝を期して登場する。
 1999年に皐月賞と同じ芝2000mに設定が変更されたにもかかわらず、しばらくはクラシックと無縁だった京成杯。しかし、近年は2005年の1、2着アドマイヤジャパン、シックスセンスや、昨年の勝ち馬サンツェッペリンなどが皐月賞で好走と、年を追うごとにその重要性は増してきた。今年、主役を担うのは関東期待の星マイネルチャールズだ。
 前走・ホープフルSはブラックシェルと激しい競り合いの末、力でねじ伏せて勝利をもぎ取った。そのブラックシェルは一昨年の牝馬クラシックを賑わしたシェルズレイの全弟という良血馬。次の福寿草特別を好メンバー相手に上がり3F34秒3の鋭い伸び脚でアッサリ勝ち上がっているのを見ても、ホープフルSが、レベルの高い一戦だったことは一目瞭然だ。“現3歳のマイネル軍団の一番馬”が軌道に乗り、いよいよ頭角を現したといっていいだろう。

 中間は順調に調整が進み、9日にはニューポリトラックコースで僚馬ゴールドストレイン(新潟2歳S3着)と併せ馬を敢行。5F70秒6→54秒9→40秒2→12秒7をマークして併入、時計は平凡ながらも迫力のある力強い動きを見せつけた。稲葉師はいう。「前走のデキをキープしている。ここを勝ってクラシックへ行きたい」
 大きな期待を寄せるのは厩舎スタッフも同じだ。「最終追いはジョッキーが乗ってやるので、1週前(9日)のケイコはセーブした。成長段階でもあるのに、それでいてこれだけ走るのだから、能力は相当高い。実戦向きのいい根性を持っているし、もうひと回り体が大きくなればもっと強くなる」と高杉助手は力を込める。
 一方、白倉厩務員も「乗り役の意のままに動けるセンスの良さと、終いの切れ味がセールスポイント」とチャールズの素質にゾッコンの様子だ。
 前走で距離、コースをすでに経験、結果を出しているのは大きなプラス。クラシックに乗るためにも負けられない一戦だ。

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