ウクライナ侵攻
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社会 2022年12月12日 11時25分
『サンモニ』青木氏、ウクライナ侵略「アメリカが追い詰めた」とロシア擁護? 疑問の声相次ぐ
11日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ジャーナリストの青木理氏がロシアのウクライナ侵攻について「アメリカの責任」に言及し、一部視聴者から疑問の声が上がった。 番組は「ウクライナがロシアに砲撃をした可能性がある」などとした内容のVTRを放送。司会の関口宏が「もしウクライナが意図的にロシア内部に打ち込んだとなると、戦況が変わってしまうのではないかと僕は心配している」とロシア擁護とも取れるコメントする。 >>『サンモニ』青木氏「日本は借金まみれ」と持論 経済評論家らから疑問の声も<< そして、感想を求められた青木氏は「ちょっと考えたいのは、日本の防衛費の防衛政策転換にもちょっと繋がってるところあるんですけれども、少し視座を長くしてみると、もちろんプーチンっていう権威主義者というか、独裁的指導者がやったことはとんでもないんだけれども、ただ冷戦後の世界ってものを見てみると、やっぱり冷戦に勝った西側というかアメリカの傲慢さみたいなところであったりとか」となぜかアメリカの責任に言及する。 続けて、「ABM(弾道弾迎撃ミサイル制限)条約を一方的に破棄してしまうであるとかっていうところによる、軍事的拡大みたいなものが最終的にはロシアをそういうところに追い詰めて行ったというか、追い込んで行ってしまったってところもあると思うんですね。だから少し視座を長くしながら、一体何でこういうことが発生してしまったんだろうかってことを、年末なのでね、少し考えて。我々は軍事に頼って世界を治めて行こうっていうことをすることが、結果的に何が起きるのかっていうような、1つのモデルケースとして、この今年ロシアによるウクライナ侵攻ってのは、広い視野で長い視座で少し考えるべきかなってことを今思っている」と語った。 青木氏のコメントに、ネット上では「ロシアのウクライナ侵攻は西欧諸国やアメリカが追い詰めたと侵略者に同情的。意味がわからない」「ロシアの侵略は西側と米国の責任って、おかしくないか」「アメリカがロシアを追い込んだ背景も考慮するべきと正当化している。この論法だと太平洋戦争も正当化できるんですけど。論理が崩壊していないか」「侵略者の論理。この人はロシア・中国のスポークスマンのようだ」と疑問の声が相次ぐ。 一方で、「概ね納得できる」「考え直してみるのはありかも」という擁護もごく少数ながら上がっていた。 このところ、視聴者から「ロシアを擁護しているのでは」という指摘が出ている『サンデーモーニング』。この批判を番組はどう考えているのだろうか。
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芸能ニュース 2022年11月28日 13時10分
小池都知事のタートルネック推奨に「本当に言ったの?」ズレた施策に良純が呆れ、共感の声
タレントで気象予報士の石原良純が、27日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、小池百合子東京都知事に苦言を呈したことが話題となっている。 この日、取り上げられたのが、冬に懸念される電力不足。ロシアによるウクライナ侵攻の影響などで燃料価格が高騰しており、一層の節電が呼びかけられている。 東京都では電力不足需給のひっ迫に備えて、12月1月から来年3月末までを、節電や電力創出を推進する期間「HTT推進期間」に設定した。これは、電力を「H」(減らす)、「T」(創る)、「T」(蓄める)を意味する。 >>金子恵美氏、小池百合子都知事に「うまいなと思う」政治家のビジュアル戦略の重要さを主張<< その一環として小池都知事が呼びかけたのが、タートルネックの着用。会見で同知事は「今日、私もタートルネックを着ておりますけど、首を温めると防寒効果が高いと言われております。冬の節電を都として率先してまいります」と語った。 この会見の映像を見ていた良純は未だに信じられないといった表情で、「本当に言ったの、これ? みんなタートルネック着ようって推奨したの?」と驚き。また、「HTTって、いろいろなことが含まれてて本当は一言で言えない」と見解を述べた。 さらに、使用電力を減らすことについて「みんな一生懸命やってるじゃないですか」と主張し、電力を『蓄める』ことに関しても、「最も難しい技術。蓄電技術は今、ないんです」と告げた。 そして、「そんなものざらざら並べるより、本当は2つ目の『創る』に焦点を当てて話してほしい。『東京都、都民を守るために私、無責任なことはできませんからちゃんと創ってください』『創る方法は、これです』ってやってみればいいんです。それを言えるのが東京都知事なんです」と語気を強めた。 続けて、「それを言わないでタートルネックを着ようじゃないんです。蓄電は今、新しい技術だから関係ないんですけど、減らすということもこっちも一生懸命やってる。今一番論議しなきゃいけないのはどうやって創るか」と都知事に訴えていた。 これに対して、ネットでは「良純さんグッジョブ。仰る通り」「大賛成」「良純さんの指摘の通り」「むちゃくちゃよかった」と称賛意見が。また、「良純知事でいいんじゃないの?」「良純さん知事選出たら?」という都知事選出馬のラブコールも見られた。
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社会 2022年10月15日 07時00分
鈴木宗男氏「何をやっても勝てない」と停戦要求も、ウクライナへの過激発言の数々
日本維新の会所属の鈴木宗男参議院議員の発言が、物議を醸している。鈴木氏はウクライナのゼレンスキー大統領が、北方領土問題に関し日本の立場を支持する考えを示したことに、10月10日のオフィシャルブログで「有難迷惑な話」とバッサリと切り捨てた。 鈴木氏としてはロシアと関係の深い政治家とされ、ウクライナ侵攻以降も一貫してロシア寄りの発言を繰り返し、ウクライナへ停戦を呼びかけてきた。その中には過激な発言もある。 >>麻生太郎氏、ウクライナ侵攻いじめに例え物議 選挙中の失言は初出馬時から?<< 10月5日に行われた駐日ロシア大使の講演会の場では、ウクライナがロシアへ挑むのは「鈴木宗男が照ノ富士にかかっていくようなものだ。どんなことをやっても勝てない。武器供与をやめれば収まる話だ」などと発言。ロシアを横綱力士に例え、ウクライナとは圧倒的な力の差があると力説した。さらに、第二次世界大戦の日本の例を引き合いに出し、「半年早く降伏していれば東京空襲も、沖縄戦も、広島、長崎への原爆投下もなかった」といった戦争に絡める発言を行っている。 これには、ネット上で「なぜ、今現在侵略されている国が停戦を受け入れると思うのか、私には理解できません」「完全にロシアの広報官になっている」といった指摘が相次いだ。 6月16日には、オフィシャルブログで「名誉ある撤退は『人の命を守る』上で、極めて大事なことである。また、物価高で世界中が悲鳴を上げていることを考えるべきだ」と世界的な物価高騰を絡めて力説している。 鈴木氏としては、何としてもウクライナに停戦をしてもらいたいようだ。鈴木氏はロシアの停戦要求にウクライナが応じていないという立場を取り続けており、なおかつ停戦要求として絡める理由も「何でもアリ」となりつつある。その分、鈴木氏の過激な発言は、世論の多くの支持を集めることはないのかもしれない。記事内の引用について鈴木宗男氏のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/muneo-suzuki/
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ミステリー 2022年10月02日 23時00分
ウクライナ侵攻で注目を集める「ロシアにおける『指輪物語』への奇妙な執着」
今年2月より始まり、現在も不穏な状況が続いているロシアのウクライナ侵攻。先日はロシア政府が予備役の動員令を出したことからロシア国内を脱出する人々が増え、ウクライナで親ロシア派による住民投票が行われるなど、依然不穏な状況が続いている。 さて、ウクライナ侵攻が始まって以来、両国で引き合いに出される創作物がある。それがJ.R.R.トールキンによる名作『指輪物語』だ。2001年には三部作の映画化が実現し、今年の9月1日にドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』がPrime Videoで全世界で配信開始され話題になっている。 >>ロシア軍の侵攻を受けたウクライナに天使やUFOが飛来している!?現地から届く奇妙な報告<< そんな指輪物語が、ウクライナ軍事侵攻が起きてから後は両国で何度もなぞらえられることがあったという。攻撃側はしばしば作中に登場する「オーク」に形容され、ウクライナのゼレンスキー大統領も「ウクライナは西とロシアの間の橋でも枕でもなく、ヨーロッパとアジアの間の緩衝材でもない…オークとエルフの間の国境だ」と指輪物語の世界観を引き合いに出す発言をしている。 実は昔から指輪物語のシリーズは旧ソ連時代からロシアにかなりの影響をもたらしていたという。『指輪物語』は、1930年代後半に『ホビットの冒険』が出版されて以来脈々と書き続けられてきた。初版が1954年から1955年にかけて出版された後、多くの国で読まれるようになり日本語版も1972年から1975年にかけて出版されている。だが、ロシアではソビエト連邦崩壊後の1992年になるまで正規の翻訳版が出版されなかった。それ以前はソ連公認の奇妙な翻訳がされたものが出ており、作中で登場するファンタジー要素が科学的な説明へとすり替えられていたのだという。 例えばソ連の翻訳家ジナイーダ・ボビールが1966年に発表した翻訳版では「5人の科学者が指輪を発見し、それが古代のデータ記憶装置であることが判明する」という内容になっていたが、出版社を見つけられず世には出なかったようだ。 1982年の第2版では、第一部の「指輪の仲間」が「ウォッチメン」と改題されて出版された。ロシア国内では好評だったが、1983年に当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガンが演説でソ連を「悪の帝国」と呼んだことで、第二部と第三部の出版が頓挫。ソ連指導部は、指輪物語に対して「ソ連に対するベールに包まれた攻撃」であるという考えを表明したのである。翻訳者のアレクサンドル・グルツベルグ氏は、「私の頭の中には、反ソ連的な考えはなかった。トールキンの文章には、いろいろな暗示があるだけだ」と指輪物語の内容について語っている。 その次に登場したのが、1991年にテレビ放映された『指輪物語』の素人映画『Khraniteli』だ。ある視聴者は「神々しく壮大であると同時に、不条理で怪物的だ」と評している。 1999年にロシア版の指輪物語の続編とも言える「The Last Ringbearer」を執筆したロシアの作家、キリル・イェスコフ氏は「ロード・オブ・ザ・リングは勝者の歴史学である」と述べる。彼の書いた非公式の続編では善人とされた側が負けるものの、最後で彼らが最初から正しかったことが明らかになるという筋書きになっている。内容も指輪物語の世界やキャラクターを用いて「骨太の攻撃的な西側諸国」を露骨に描いているため、あまり良い評価は得られていない。 しかし、この作品が良いか悪いかは別として、この本の防衛的で反西洋的なトーンは、イエスコフ氏がプーチン大統領と同世代であることも踏まえると、多くのロシア人の考えを示す良いバロメーターとなるのではないかと考える人もいる。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Russia's strange obsession with The Lord of the Rings – and why they rewrote ithttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/russias-strange-obsession-lord-rings-28057614
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社会 2022年09月27日 12時00分
在日ロシア人YouTuber、 軍の予備役条件明かす「人が迎えに来た」叔父の徴兵報告したタレントも
ユーチューブチャンネル「カチョックTV・ティナちゃんねる」を運営している日本在住ロシア人ユーチューバーのティナが、ロシア軍の予備役部分動員について言及。ロシアにいる弟の身を案じた。 今月21日、部分的動員令で軍務経験がある予備役約30万人を招集すると発表したプーチン大統領。ロシア国民の間では国外に脱出する動きも見られているが、24日には降伏あるいは脱走を試みたり、戦闘を拒否した兵士に対し、最大10年の懲役刑を科す新たな法案にプーチン大統領が署名したことも報じられている。 >>ロシア人タレント・小原ブラス「殺害予告受けた」ウクライナ侵攻後の裏話明かす 「日本の人は理性のある国民」感謝も<< こうしたニュースについて、ティナは24日に「【ロシアの動員】実際に起きていること・家族について」という動画を公開。心配の声が多く寄せられていることに感謝し、「お父さんと弟がどうなるか心配です」と明かした。 ティナによると、父は年齢が高く、軍事的な経験もないため「あまり心配してはいない」とのことだが、「弟の方は結構心配です」と告白した。 また、ティナはロシアの徴兵制について、18歳になった男性がヘルスチェックを受け、その結果でA~Eに分類されると説明。AとBは健康の問題がなく、1年間兵役に服す義務があるとのこと。Cは兵役は免除されるが、予備役となり、DとEは軍の対象外となるという。 ティナの弟はCにカテゴライズされていると言うが、「予備役に入っているので今回みたいに動員とか、大きな戦争が起きたときに戦う義務があるのです」と告白。また、新しく制定された法律では「予備役」が徴兵対象となっているが、プーチン大統領や政治家のトップは口頭で「全員ではなく予備役の中でも(軍務)経験が対象になる」と説明しているため、ティナは「本当に曖昧な状況になっております」と指摘。混乱の中で弟の身を案じている様子だった。 また、ロシア出身のタレントの中庭アレクサンドラは、23日にツイッターで「おじさん(お母さんの弟)に徴兵令状来ました!人が迎えに来たとの事」と報告。「家は留守にしてて仕事にいるみたいやけど何処にいても捕まれば連れてかれます」と言い、「うちの地域の男ほぼ全部連れてかれているそう 言葉が見つかりません」と嘆いていた。 これらの発信に、ネット上からは「心が痛い」「胸が締め付けられる」「平和に戻ってほしい」「戦争が一刻も早く終わるように祈ります」という声が集まっていた。記事内の引用についてカチョックTV・ティナちゃんねるよりhttps://www.youtube.com/channel/UCikqNb1b0qMIPs-cOvMv7dA中庭アレクサンドラ公式ツイッターより https://twitter.com/Alechan_Planet
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社会 2022年08月11日 07時00分
アンチに「うるせえよ」と挑発!『モーニングショー』玉川徹氏、矛盾を指摘される発言増えた?
ロシア・ウクライナ戦争や安倍晋三元首相銃撃事件などが発生し、史上稀に見る激動の時代とも言われる2022年。 『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、日々時事問題にコメントする玉川徹氏の発言にも注目が集まっているが、最近はその「整合性」を疑問視する声が相次いでいる。 5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなったニュースでは、センシティブな背景があったこともあり、玉川氏は番組で「報道する側も気をつけて報道しなければならない」「我々もなぜ?なぜ?とあまりやらないことも重要じゃないかと、最近特に思う」などと発言した。 >>玉川徹氏「5類にすれば解決する、は間違い」コロナ分類の見直し議論にピシャリ<< 賛同もあったこの発言だが、玉川氏や番組が新型コロナウイルスや芸能人の不祥事、政治などを断片的な情報で取り上げ、「なぜ」と追及していたほか、上島さんの自宅に番組スタッフが押しかけ、中継をしたことから「今さら何を言っているのか」「言っていることとやっていることが違う」と批判が出ることになった。 6月1日には、新型コロナウイルスに感染した50歳以上に「帯状疱疹のリスクが高まっている」などと取り上げ、玉川氏が「僕はワクチンを打っている」「50歳以上は保険がききます」などと番組内で発言する。 すると、番組を見ていた皮膚科の医師がTwitterで「帯状疱疹ワクチンは保険がきかないです!!訂正してくれ-」とツイート。翌2日の放送分で野上慎平アナウンサーが訂正し、玉川氏も「勘違いしていました。すいませんでした」と謝罪した。 玉川氏が謝罪したことには評価する声もあったが、「普段、他人の誤解や失言を厳しく追及している人間の責任の取り方ではない」「与党の政治家が間違えて訂正しても嬉々と批判するくせに、そんなんで済むのか」などという批判も出た。 さらに6月21日、電力需給に余裕がなくなり、政府が節電を要請した際、家庭でできる節電術をクイズ形式で紹介する企画を放送する。すると、玉川氏は突如「テレビを消した方がいいのではないか」という声があることに言及。「こういうのやると『放送をやめればいいじゃないか』とかって言うやつがいるんですよ」「うるせえよ」と啖呵を切り、司会の羽鳥慎一アナウンサーを困惑させた。 この発言にも、「自分たちを特別視している」「散々家庭に節電を迫っておきながら、テレビは特別という論理は納得できない」などという批判が上がることになった。 「炎上系コメンテーター」とも称される玉川氏。整合性が取れないとする批判も「うるせえよ」と感じているのだろうか。
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社会 2022年07月19日 06時00分
エネルギー価格が6割上昇のドイツ、物価も高騰し家計を圧迫も不満が少ないワケ
ロシアのウクライナ侵略の影響で世界的にエネルギー価格が高騰している。日本でも電気料金やガソリン価格などがジワジワと上がり、家計を圧迫しているが、日本以上にエネルギー価格の高騰が顕著な国がドイツだ。 海外ニュースサイト『Reuters』や『Clean Energy Wire』によると、今年のドイツのエネルギーコストは、昨年に比べおよそ6割上がっているという。ガソリン価格も同様に2〜3割ほど上昇。エネルギーコスト上昇に伴い、家庭の電気代やガス代が家計をひっ迫していることはもちろんだが、パンやパスタ、植物油など日用品の物価の上昇も家計を苦しめる。 >>ゼレンスキー大統領に批判されたドイツ、国民の反応は? ドイツ首相にも批判の目が向いたワケは<< 現地に住むドイツ人は「物価は全体的に1.2〜1.5割ほど高くなったイメージ」だといい、ジワジワと上昇したというよりも「スーパーに行ったらいきなり上がっていた」という感覚だそうだ。一部のメーカーはホームページなどで値上げを公表しているが、「公表からすぐに値上がりしたように感じる。報道でも物価上昇は報じられていたが多くの商品が値上がりしたためどの商品が、と具体的に報じられることもなかった」と言う。一人暮らしならまだしも、家族の多い家庭では相当なダメージとなるだろう。ドイツではもともと節約上手な人が多いため、電気をこまめに消すなどエネルギーを節約する生活がすでに成り立っている。ここからさらに、というのは無理があるとも言えよう。 エネルギー価格高騰の背景には、ドイツが天然ガスや石炭、石油といったエネルギーの大半をロシアから輸入していたことが大きいだろう。ウクライナ侵攻に伴う経済制裁で、ロシア側からの天然ガスの供給が60パーセント減少した。それに加えてドイツは2011年に脱原発を決めており、よりエネルギー源を輸入に頼らなければならないという問題もある。原発の代わりとしてドイツでは太陽光発電や風力発電を強化してきたが、太陽光発電や風車が景観や自然を守るために建てられないなどの弊害もあり追いついていない。 生活水準が変わるといってもおかしくないほどエネルギー価格の高騰はドイツにとって深刻な問題だ。しかしドイツ人の反応は意外なものだ。ウクライナの現状を知れば、自分たちの価格の上昇はささいなことと受け入れ「もっと大変な人たちがいる。これくらいのことは我慢できる」「むしろもっとロシアに対して制裁をしてもいい」「今大切なことは、戦争に反対してやめさせること」という声が挙がっている。 一方で、「車で出かけることをほとんどやめた。少しは節約になったがいつまでも続けられないしこれからが心配」「例年、バカンスのために貯蓄をしているがそれが生活費に回っている。今年はバカンスに行けないだろう」「今年子どもが小学校に上がるが、このご時世で家計が苦しくカバンなど学校に必要なものは中古でそろえた」と本音を吐露する人も少なくはない。 ドイツの冬は厳しいが、ドイツ政府はエネルギー需要が増える冬場に十分なエネルギーを確保できない恐れがあるとして、既にエネルギー供給の緊急事態に備える警戒レベルを3段階のうち上から2番目まで引き上げると宣言している。状況はこれからさらに厳しくなるのだ。 政府は国民に一層の節約を求めているが、限界があるように感じざるを得ない。世論が今後変化していく可能性もあるだろう。記事内の引用について「German households feel the heat from rising power and gas bills」(Reuters)よりhttps://www.reuters.com/markets/commodities/german-households-feel-heat-rising-power-gas-bills-2022-01-04/「German households pay 52 percent more for energy than a year ago」(Clean Energy Wire)よりhttps://www.cleanenergywire.org/news/german-households-pay-52-percent-more-energy-year-ago
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社会 2022年06月14日 12時00分
ウクライナ人YouTuber、プーチン大統領を貼ったワラを刀で切りで批判「度が過ぎてる」の声も
ウクライナ人ユーチューバーのサワヤン兄弟のサワが、巻き藁にロシアのプーチン大統領の写真を貼り、刀で切るという動画を公開し、ネット上から疑問の声が集まっている。 問題となっているのは、11日に公開された「プーチンに刀をプレゼントしてみた。」という動画。動画にはサワが、プーチン大統領の写真が貼られた巻き藁とともに登場。その手には短い日本刀のようなものが握られていた。 >>日本で活動するウクライナ人YouTuber「何をしたって言うんですか、俺たちが」リアルな訴えにファンも涙<< 無言のまま巻き藁の後ろに移動すると、写真を巻き藁にしっかりと巻きつけたサワ。それから体勢を整え、無言のまま巻き藁を居合切り。斜めに切られたプーチン大統領の写真にはモザイクが入っており、サワは「ふう」と息を吐いていた。 しかし、この動画のコメント欄には「度が過ぎてる」「日本の武術をこんな事のための使わないでほしかった」「挑発してる」「表現したいことは間違ってないと思うけど、日本の文化を用いないで欲しい」「この動画上げることがウクライナのためになると本気で思ってるの?」という批判的な声が多く集まっている。 依然、ウクライナへの軍事侵攻を続けているロシア。プーチン大統領を批判するサワヤン兄弟の発信には多くの支持が集まっていたが――。 「5月に千葉県内の神社で、プーチン大統領の顔写真を貼った藁人形が多数見つかった騒動の際、サワもユーチューブで反応。犯人ではないかとネット上から疑われたことを明かし、『僕は一切関係ございません』と否定。また、ご神木に藁人形を打ち付けることに対し、『よろしくない』と苦言を呈していました」(芸能ライター) サワは今回の動画の概要欄に「わら人形よりも刀派。」とコメント。ネット上からはこの行動に対し、「こういうことやるから疑われるのでは?」「こういう行為が藁人形やる人のこと刺激するんだよ」「藁人形の人の事批判できない」という厳しい声が集まっていた。 今回の行動は少々やりすぎだったようだ――。記事内の引用についてサワヤン兄弟公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/c/SAWAYANGAMES
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社会 2022年06月14日 10時20分
「ロシア軍の士気の低さが見え見え」キーウではコンサートも開催 現地取材のカメラマンが実状明かす
6月13日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)に、報道カメラマンの宮嶋茂樹氏がゲスト出演した。宮嶋氏は、ロシアのウクライナ侵攻を受け、現地に飛び取材を続けていたが先日帰国し、スタジオ出演となった。 宮嶋氏は、ウクライナの首都キーウの現状としては「市民生活としてはだんだん元に戻ってきます」と語り、「帰る時の前の晩にコンサートやってましたね。ちゃんと酒も出ましたね。コンサート会場で。こんなもんなんだ」と驚いた様子を報告。「ひんしゅく買っているかと言えば、ちゃんと軍服着た兵隊さんも来ていて。非番の兵隊さんですけど」と、ごく当たり前にコンサートが開かれるような状態になっていると語った。3月に取材で訪れた時は酒は飲めなかったが、現在では解禁されているという。 >>ウクライナ「目撃証言がほとんどない」取材中ジャーナリスト、ロシアの主張否定できない事情明かす<< さらに、宮嶋氏は現地へ行って感じたこととして、「ウクライナに比べてロシアの士気の低さ」が目立ったという。宮嶋氏は「撤退したあとが見え見えのゴミの散らかし方とか。食料も残してますし。あと死体まで残してますから。その辺の士気の低さは見え見えだったんで」と語った。MCの辛坊治郎氏から「ロシア軍はやる気がない?」といった質問を向けられると、宮嶋氏は「やる気がないというか、慌ててたんでしょうね。普段からものを残さない、形跡を残さない訓練をされてなかったんでしょうね。新兵さんが多かったんでしょうね」と、ロシア軍の兵士は訓練を受けていない人物が多いのではないかと背景を語っていた。 今後の戦況については、宮嶋氏は「(ウクライナ軍は)もうちょっと健闘すると思います」とも将来を予測していた。 これには、ネット上で「宮嶋さんのレポートすごくわかりやすい」「いろんなところからロシアの士気の低さが見えてくるんだな」といった声が聞かれた。
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社会 2022年06月09日 10時20分
ロシア漁業協定停止は「中国が横槍を入れてきている」?“63番の人”中村逸郎氏が裏側を明かす
6月8日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)に、国際政治学者で筑波学院大学教授の中村逸郎氏がゲスト出演した。 中村氏と言えば、ロシア政府から指定された出入り禁止リストの最後に並んだ63番目の人物として知られる。これがあまりにも有名になったため、街中で「あ、63番の人だ」と気付かれるようになったという。 >>ウクライナ「目撃証言がほとんどない」取材中ジャーナリスト、ロシアの主張否定できない事情明かす<< この日の放送では、ロシア外務省が日本との漁業協定の停止を発表した背景について中村氏が解説。中村氏は「実は中国がやっぱり横槍を入れてきているんですよ。北方領土周辺というと魚がすごい捕れるし。2012年くらいから中国が北方四島に向けてだんだん侵攻ですわね、侵略していて。国後とか色丹に水産工業を作ってるんですよ。中国が資本を入れて」と背景に中国の影響があると暴露した。 中国が同地で行っているのは、高級食材として知られるナマコの養殖であるという。 さらに、なぜこのタイミングでロシアが漁業協定の一時停止を通告していたかについては「ロシアがウクライナに軍事侵攻して経済的に疲弊してるわけですよね。それでやっぱりロシアは中国に頼りたいというところで。今回まさにこういった形で日本を妨害し、代わりに中国に恩を売るということで。今回やはり中国がバックにいるなっていうね」と語った。 MCの辛坊治郎氏が「(中国とロシアの)旧全体主義国連合みたいなやつと(欧米や日本の)民主主義陣営と世界は2つにはっきり分かれて、東西冷戦が復活しつつある感覚」とコメント。これには、中村氏は「そんなきれいな言葉使わず。彼らはろくでなしだから、ろくでなし同盟」とバッサリと切り捨てていた。 これには、ネット上で「ろくでなし同盟ってすごいフレーズだけど言い得て妙だな」「やはり裏で糸を引いてるのは中国なのか」といった声が聞かれた。
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ロシア漁業協定停止は「中国が横槍を入れてきている」?“63番の人”中村逸郎氏が裏側を明かす
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玉川徹氏、ロシアは「旧日本軍そのものですよね!」発言で物議 「なぜ比較する?」疑問の声も
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主張の矛盾を指摘する声も『モーニングショー』玉川徹氏、ウクライナ侵攻巡る発言が度々物議に
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