この日、取り上げられたのが、冬に懸念される電力不足。ロシアによるウクライナ侵攻の影響などで燃料価格が高騰しており、一層の節電が呼びかけられている。
東京都では電力不足需給のひっ迫に備えて、12月1月から来年3月末までを、節電や電力創出を推進する期間「HTT推進期間」に設定した。これは、電力を「H」(減らす)、「T」(創る)、「T」(蓄める)を意味する。
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その一環として小池都知事が呼びかけたのが、タートルネックの着用。会見で同知事は「今日、私もタートルネックを着ておりますけど、首を温めると防寒効果が高いと言われております。冬の節電を都として率先してまいります」と語った。
この会見の映像を見ていた良純は未だに信じられないといった表情で、「本当に言ったの、これ? みんなタートルネック着ようって推奨したの?」と驚き。また、「HTTって、いろいろなことが含まれてて本当は一言で言えない」と見解を述べた。
さらに、使用電力を減らすことについて「みんな一生懸命やってるじゃないですか」と主張し、電力を『蓄める』ことに関しても、「最も難しい技術。蓄電技術は今、ないんです」と告げた。
そして、「そんなものざらざら並べるより、本当は2つ目の『創る』に焦点を当てて話してほしい。『東京都、都民を守るために私、無責任なことはできませんからちゃんと創ってください』『創る方法は、これです』ってやってみればいいんです。それを言えるのが東京都知事なんです」と語気を強めた。
続けて、「それを言わないでタートルネックを着ようじゃないんです。蓄電は今、新しい技術だから関係ないんですけど、減らすということもこっちも一生懸命やってる。今一番論議しなきゃいけないのはどうやって創るか」と都知事に訴えていた。
これに対して、ネットでは「良純さんグッジョブ。仰る通り」「大賛成」「良純さんの指摘の通り」「むちゃくちゃよかった」と称賛意見が。また、「良純知事でいいんじゃないの?」「良純さん知事選出たら?」という都知事選出馬のラブコールも見られた。