ウクライナ侵攻
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芸能ニュース 2023年09月23日 07時00分
ロシア出身の小原ブラス、現在はメディアでのロシア情勢の取材を制限 その理由は......?
ロシア出身で、タレント、コメンテーターとして活動する小原ブラスが21日、東京・代々木公園で「国際平和デー(通称ピースデー)」にちなんで開催された野外フェスティバル「ピースデー2023@代々木公園」(一般財団法人PEACE DAY主催)に出演し、トークショーを行った。 >>全ての画像を見る<< ピロシキーズなどYouTubeでの活動が注目を集めていた小原はロシアとウクライナの戦争を機に、テレビなどで自身の政治的見解を大々的に話すようになった。ロシア生まれでありながらロシアを批判する姿勢も話題になったが、「あれは侵攻が始まった当日にYouTubeに自分の思いをアップしたら反響があって、その後メディアの方に声を掛けられるようになって出だしたんです」と振り返る。 小原は「その時点では、すごく発信したい意思を持って話していたわけではなくて、朝からSNSでじゃんじゃん『ブラスはどう思ってるんだ』って来るので、他のロシア人も同じだろうなって、ロシア人だからみんなあの侵攻を肯定する立場ではないというのを僕が発信しておかないと、どうなるんやろって考えた時に、自分が声を上げると他のロシア人も声を上げやすくなるんじゃないかって思ったんです」と声を上げた動機を説明する。 同じロシア人からは「裏切り者」と言われることもあったと言い、「西側諸国からはプロパガンダとされていることではあるんですけど、彼らからするとドンバスで今までどれくらいの人が殺されてきたんだっていうのがあるんです。ドンバスで亡くなった人に対してどう思っているんだって。でも、それ以外の人からは『必ずしも目の前の人全てが国を背負っているわけではない』というのをわかってもらえて、あれで少しは世論が優しくなった気がすると肯定的な意見ももらえた」と声を上げた成果を述べる。 中には「お金のためにやっている」と批判して来る人もいたと言うが、「何を言っても、どこかしらから批判が来る世の中だなというのを一年くらい掛けて気付けた」とも話す小原は、現在は逆にロシア問題に関して、言論をメディアで話すことを控えているとも明かす。「今、実はそんなに取材を受けていないです。距離を取ってるのかな。自分が思ってることとか本心で感じてることは言ってはいけないこともあるんです。僕は実際の現場を見ていないし、日本から発信しているから、侵攻を批判しなければという心情はあるけど、他の細かい状況に関しては見てないし、わからない。それを無理に言って、大げさに脚色されて発信されるというのは僕は違うと思うようになった」としみじみと話す。 小原は「最初はメディアに出て言わないと勘違いされるって頑張っていたけど、今はそのタイミングは過ぎたと思っています。わからんことは無責任に発信したらあかんなって。間違った情報だったりすると、それで傷つく人も出るんです。それって怖いことでしょ」と述べ、「ロシアの人と話した時に『なんで戦争するんやろ』って聞いたら、『未来の平和のために戦わざるを得ない』っていう人がいたんです。第二次大戦後は(抑止として)核兵器に平和を頼ってきた現実もあるんです。核兵器がなくなったら戦争をする国がたくさん出て来るかもしれない。 平和を追い求めれば求めるほど戦争につながってしまう。平和は綺麗ごとや完全なものを追い求めすぎると戦わなくならないといけないということを、一人一人が認識しないといけない」とも呼び掛けていた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2023年08月25日 18時37分
「おぐらが斬る!」プリゴジン暗殺⁉ 人気者の反乱指導者は大空に散る
ロシアのウクライナ侵攻から1年半、民間軍事会社ワグネルの反乱からちょうど2カ月、そのワグネルの創設者でトリックスターであったプリゴジンが暗殺された。プリゴジンのプライベートジェットが墜落したのだ。ワグネルの共同創始者のウトキンやワグネルのナンバー3も同乗していたという。もちろん「プリゴジンは生きている」という噂もある。プリゴジンは2019年と2022年に「飛行機事故で死亡した」と報じられたことがあったが、それはニセ情報であり、今回もニセ情報ではないかというのだ。だがこの項では殺されたという説を採用して話を進める。ではまず誰になぜ殺されたのか? 誰もが思い浮かべるのはプーチンの顔だろう。プリゴジンは『ワグネルの反乱』を起こしている。反乱のワグネル軍はモスクワ手前で止まり、ベラルーシのルカシェンコ大統領が間に入る形でおさまった。そのときからプリゴジンはいつかプーチンに殺されるだろうと言われてきた。なぜいまプリゴジンは殺されたのだろう? ワグネルは軍隊だけではなくいろいろな事業をアフリカで繰り広げていて、資産も莫大にある。2カ月かけてそのすべてをロシア政府が吸収する準備が終わったからという説がある。そして見せしめのために殺された。さらに言えば、プリゴジンは数日前にアフリカと思われる場所で、反乱後初めてビデオパフォーマンスをやった。その内容は「すべての大陸でロシアをより偉大にする。アフリカをより自由にする」といったものであった。プリゴジンは、その個性的な容ぼうと、ショイグ国防相などに対して歯に衣着せぬ物言いで批判する発言で、ロシア国民に大変な人気があった。一種のカリスマ性がある人物だったのだ。その人気は、死の報道直後からワグネルの本部近くで、市民が集まりプリゴジンを追悼する花やろうそくが並んだことでもわかる。プーチンという独裁者にとって、自分以外のカリスマは不愉快であったことだろう。プーチンとプリゴジンは、一応和解をしたが、和解の条件に「目立ったことはするな」というものがあったのかも知れない。プーチンにとって、プリゴジンはもう用済みの存在だ。プリゴジンの乗った飛行機は、田舎の上空にしては、数カ所から墜落の映像が取られている。公的メディアや公的機関の報道も早かった。プーチンにとって一度反乱を起こし、それでも人気者のプリゴジンは、いま始末しておいた方がいいという判断だったのだろう。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年06月14日 12時50分
立憲原口議員「世界人口の半分以上がロシア支持」に賛同し物議 「国の恥」ナザレンコ氏呆れ
立憲民主党の原口一博衆議院議員が、13日にユーチューブチャンネルを更新。米ジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏の「世界の人口の半分以上がロシアを支持している」という提言を支持していることを明かしたが、ウクライナ出身の政治評論家のナザレンコ・アンドリー氏が苦言を呈している。 原口氏は13日に投稿したツイッターの中で、ハーシュ氏の「世界の人口の半分以上がロシアを支持している」という提言について、「客観的な事実だと思います」としつつ、「日本でそれを言っても信じてもらえないでしょう」とツイート。 また、原口氏は投稿内で「ロシアに経済制裁をしている国とそうでない国の地図」として色分けした世界地図の画像を公開し、ロシアへの制裁国が約15%に留まっていることを指摘。「G7は、少数派であることがわかるでしょう」とし、ロシアへの経済制裁を行っていない中国について、「グローバルサウスの争いの仲裁役としてその地位を高めているのです」と綴った。 >>「武器をくれる国ありがたいわけない」倉田真由美、ウクライナへの武器供与批判し炎上<< さらに、原口氏は13日に公開した動画の中で、「ノルドストリームの破壊を行ったのはアメリカ」だというハーシュ氏の提言を紹介。アメリカがディープステートを行っていると主張し、現在の日本も「ディープステートの真下で忠実にその役割を 果たそうとなさってるようにしか見えない」と指摘。 一方、原口氏はイランとサウジアラビアを中国が仲介したことに言及。「これって日本がやることじゃないんですか?」と言い、この前日の衆議院決算行政監視委員会で「日本はこの中国のラインまで下がるべきなんじゃないですか?」と岸田首相に質問しようとしていたと明らかにしていた。 こうした原口氏の主張について、アンドリー氏は14日にツイッターで言及。「世界の人口の半分以上がロシアを支持している」というハーシュ氏の指摘について、「これ、情弱親露派がよく騙される論法ですが、国会議員まで信じちゃうとは…」と呆れたように綴った。 また、アンドリー氏は「ハイテク技術を持ってない国はどうやってそれの露への輸出を禁止にできるか?」「露政治家が銀行口座を持ってない国はどうやって資金を凍結できるか?」「元々露から天然ガスを輸入してない国はどうやって輸入を禁止できるか」と指摘。 さらに、「多くの発展途上国が露への経済制裁していないではなく、しようがない。できるほどの発展していないから」とし、「国連での投票を見るが良い。世界でロシアを支持している国は4つしかない→ベラルーシ、イラン、北朝鮮、ニカラグア。このならず者同士リストに日本を入れたがる議員は国の恥」と苦言を呈していた。 原口氏に対しネット上からも、「国会の質問にしなくてラッキーだったんじゃ?」「原口さん、こんな事言っちゃって大丈夫なんやろか…」「事実が不明確な状態でデマを拡散する政治家…」といった困惑の声が集まっていた。記事内の引用について原口一博公式ツイッターより https://twitter.com/kharaguchi原口一博ユーチューブチャンネルより https://www.youtube.com/@kharaguchiナザレンコ・アンドリー公式ツイッターより https://twitter.com/nippon_ukuraina
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社会 2023年03月31日 22時01分
プーチンの凋落 中露首脳会談の失敗 ロシアは中国に支配される?
1年前、プーチン大統領がウクライナに侵攻したとき、いまのようになるとは夢にも思わなかっただろう。やることなすこと失敗続きなのだ。この前の中露首脳会談も大失敗であった。マスコミの多くは、中国がロシアに寄り添ったとか、連携を強化したとか報道しているが、会談を読み解いていくと、ロシアの思惑は全敗といっていいほどで、プーチンの顔色はまったくさえなかった。習近平は首脳会談の冒頭で、「ロシアは来年、大統領選挙が行われるが、ロシア国民が必ずあなたを支持すると私は信じている」と語ったのだ。まるで「おまえ本当に選挙は大丈夫なんだろうな」とも、内政干渉とも取られかねない発言に対して、プーチンは何も言い返せなかった。ウクライナ侵攻がはじまってから、プーチンの習近平への態度は明らかに変わった。習近平だけではなく、友好国代表への態度も変わった。昨年9月、ウズベキスタンで行われた上海協力機構(SCO)首脳会議でも、これまで見下すような態度であった旧ソ連構成国の代表に平身低頭の姿勢が目立っていた。もはや戦争前の堂々とした態度はなくなり、何か媚びるような、あるいはすがるような態度に変化してきたのだ。今回、習近平との会談直前に、岸田首相がインドのモディ首相と会談。岸田首相がG7に招待すると、モディ首相は即答で参加する意向を示した。プーチンにしてみれば、インドがロシアから遠のいていくような気分であっただろう。今回、プーチンが一番欲しかったのは中国からの武器支援であった。しかし習近平は、会談後ロシアへの具体的な軍事支援について何も語らなかった。おそらく軍事支援を断ったのであろう。これだけでも中露首脳会談は失敗である。さらにいまヨーロッパは経済制裁で石油や天然ガスを買ってくれなくなった。そのため余った石油や天然ガスを買い支えていたのが、中国とインドだが、中国へさらにモンゴル経由のパイプラインを増やそうと計画をしていたが、今回習近平はそれも断ったらしい。習近平としては、石油や天然ガスをロシアに依存しすぎるのを警戒し、他の国からの輸入を増やすつもりらしいのだ。プーチンとしては、中国に石油などを依存させることで、ロシアの存在感を高めたかったのだが、これもうまくいかなかったことになる。今回の中露首脳会談では、ロシアの主張はほとんど通らなかった。むしろこのままでは中国に支配されかねない状態であることがあらわになった。そのせいかどうか、中露共同声明で「核兵器を自国領土の外に配備すべきではない」としておきながら、数日後に、プーチンはベラルーシに戦術核兵器を配備することで合意と、共同声明違反ともとれる発言をした。現実的にはベラルーシに核兵器を置いたところで、ウクライナ戦争が特に有利になるわけではない。すでにウクライナ国境近くにクルスク空軍基地とロストフ空軍基地があるからだ。よってただ口だけのハッタリであると思われるが、これはプーチンのせめてもの抵抗であるのかもしれない。それほどいまロシアは西側諸国だけではなく、中国からも圧迫されているのだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年02月26日 23時00分
ウクライナの一年、ロシアの戦争犯罪
ロシアがウクライナに侵攻して1年がたった。一方的なロシアによる暴力であり、ウクライナは専守防衛に務めた1年でもあった。それでいて、ウクライナ側の犠牲者は民間人を含めては約12万人、ロシアは20万人である。大変な悲劇だ。2月23日、国連総会は、ロシア軍の即時撤退などを求める決議案を141カ国の賛成多数で採択した。棄権は中国やインドなど32カ国。シリアやベラルーシなど7カ国は反対した。とはいえ、国連総会の決議に法的拘束力はない。つまり国連総会で圧倒的多数がロシアに撤退を求めても、国連憲章や国際法に違反する行為は許されないと叫んでも、国連の無力さを改めて見つめた1年でもあった。1年前、ロシアはウクライナに侵攻し、数日で首都キーウは落ち、ロシア兵たちはウクライナの民衆に大歓迎されると本気で思い込んでいたらしい。破壊されたロシアのトラックなどから、パレード用の礼服が発見されたという。しかしパレードは起きずウクライナの民衆は抵抗した。4月にはウクライナがキーウ奪還。ブチャの虐殺が発覚。このブチャの虐殺発覚あたりから国際社会の流れが変わってきた。ロシア兵による拷問や虐殺が暴かれだしたからだ。これらは明らかな戦争犯罪である。ロシアはこれ以外にも、原発攻撃というジュネーブ条約で禁止されている戦争犯罪も行ってきた。この頃になると、プーチン大統領が掲げていた大義名分、「ウクライナでネオナチによる迫害・虐殺されているロシア系住民を開放する」というものであったが、ロシアびいきの人でさえ、信じる人はいなくなった。それまでは国際社会もどう支援していいか迷っている面もあった。日本など防弾チョッキを支援しようとすると武器輸出じゃないかと騒ぐ政治家もいたくらいだ。実は4月くらいまで国際社会も、「そろそろウクライナは負けるんじゃないか」前提の支援であったのだ。戦力一つとっても、例えばウクライナの戦闘機は69機に対して、ロシアは770機と圧倒的な差があったのだ。しかしロシアの戦争犯罪が明らかになるにつれ、米国を中心にウクライナへの最新の武器や資金の支援も多くなり、ロシア軍はキーウ周辺から撤退する。9月にはロシアはウクライナ東部の4州を独立国として承認した。しかしこの場所はいまでも戦場だ。いまウクライナは2月24日以降にロシアに占領された地域の約54%を奪還した。この1年で30万以上の民間人も含めた犠牲者を出し続けているこの戦争は、まだまだ終わりそうにない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年02月25日 17時00分
小沢一郎氏が差別発言で物議、過去には放送禁止用語で番組降板した元政治家も
小沢一郎衆議院議員が2月19日に行われた講演の場で、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対して、精神障がい者に対する差別的な言葉で批判したと報じられた。具体的な言葉は報じられていないものの、この報道で思い出されるのが2015年に亡くなった塩川正十郎氏の騒動だろう。 塩川氏は、自由民主党に所属していた政治家で、財務大臣を始めとする各大臣や、1989年の宇野宗佑内閣では内閣官房長官を務めるなど、多くの役職を歴任したベテラン政治家である。2015年に93歳で亡くなっている。 >>「高齢者は老害する前に集団自決」成田悠輔氏の過去発言が炎上! 露出が増えて注目?<< 2001年には『サンデープロジェクト』(テレビ朝日系)内で、野党買収やマスコミ懐柔などに報償費が使われていたと暴露。これを国会で追及されるも「昔のことだから覚えていない」とはぐらかし、追及した野党議員を激怒させる。この姿勢から「塩爺(しおじい)」の愛称が付けられた。 塩川氏は2003年に政界を引退するが、その後はご意見番として活躍。 2004年には『中京テレビニュースプラス1』(中京テレビ)内で、国民年金の金額で議員は生活できるかと思うかという質問に、「できるかいな。ぼくら(議員)はあんたら(国民)と生活のレベルが違うやないか」とサラリと本音を述べている。 そして、2005年にコメンテーターとして出演した『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)内で事件は起こった。番組では奈良県の騒音おばさん事件を取り上げた。すると、塩川氏は「こりゃねぇ、やっぱり狂うてますよ。この人は。顔見てご覧なさい、目は吊り上がってるしね、顔はぼーっと浮いてるしよ。これ、き●がいの顔ですわ」などと発言。司会を務めていた福澤朗アナウンサーから「いや、あのそういう言い方はふさわしくないと思うんですけど」とたしなめる。しかし、塩川氏は動じず、「狂ってますよこの人は」「何かで処理しなきゃなんない」などと続けた。 結果的にこの騒動を受け、塩川氏は番組を降板させられている。コメンテーターに求められるのは歯に衣着せぬ物言いなのは確かだが、放送禁止用語を連発とあっては、さすがにテレビ局も擁護しきれないものがあったのかもしれない。
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社会 2023年02月20日 11時50分
『サンモニ』、「ロシア勝利か人類滅亡かの二択」偏った考えの映像に疑問の声「ウクライナが抵抗するのが悪いと言っている」指摘も
19日放送『サンデーモーニング』(TBS系)の「風をよむ」で、橋谷能理子キャスターが読み上げた原稿に疑問の声が相次いでいる。 橋谷キャスターは番組終盤の「風をよむ」のコーナーで、「ロシアによるウクライナ侵攻」に言及。その中で、「(昨年2月)24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。ロシアの圧倒的な軍事力によって戦闘は短期間で終結するかに見えました。ところが」と読み上げる。 >>『サンモニ』寺島氏、「ウクライナにも原因がある」「大統領はコメディアン」発言で批判<< すると、ウクライナのゼレンスキー大統領が「私たちの国を守る」と話す映像が流れ、橋谷キャスターは「ウクライナの頑強な抵抗に加え、欧米からの軍事支援によってロシアの侵攻は膠着状態に陥り、戦闘は長期化の様相を見せたのです」「ウクライナは徹底抗戦の構えを崩していない」と、「ウクライナが抵抗をしたため戦争が長期化している」とも受け取れるナレーションをする。 さらに番組は、ロシアのアレクサンドル・ドゥーギンという人物が「ロシアが勝利するか人類滅亡になるかの二択です。3つ目のシナリオはありません」などと、かなり偏った考えを述べる様子を放送した。 橋谷キャスターが読み上げた、番組によるロシアのウクライナ侵攻に対する考えに、一部視聴者から「これはひどい。まるでウクライナが抵抗するのが悪いと言っているようなものではないか」「悪いのはどう考えてもロシアだろ」などと疑問の声が上がる。一方で、「1つの意見として尊重されるべき」などの声も出ていた。 『サンデーモーニング』はこれまでにも、出演者がロシア擁護とも取れる発言を繰り返し、批判を受けている。番組が発信する風を、疑問視する声も少なくない状況だ。
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社会 2023年01月30日 11時50分
『サンモニ』、ドイツを猛批判「ウクライナがネオナチ化している」臨床心理士の発言も物議
29日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ジャーナリストの青木理氏と臨床心理士のみたらし加奈氏がウクライナ情勢について持論を展開。その内容に疑問の声が相次いでいる。 ドイツがウクライナに戦車を供与したニュースを議論。この件について、青木氏は「ドイツっていう国は歴史的にナチスドイツの歴史なんかもありますから。他国の戦争に積極関与するとか、武器を供与するとかってことに関して、慎重だって面もおそらくあったんだと思うんです」と指摘する。 >>『サンモニ』青木氏、ウクライナ侵略「アメリカが追い詰めた」とロシア擁護? 疑問の声相次ぐ<< 続けて、「世論もかなりこれに反発してたんだけれども、もうポーランドなんかはこの供与の準備を始めちゃったりとか、あるいはアメリカはM1エイブラムスを出すんだっていうようなところを言い始めて、結局は外堀が埋められてしまって、ドイツも認めざるを得ないっていうところに追い込まれたっていうのが実情に近いのかなとは思う」などと語った。 その後、司会の関口宏から感想を質問されたみたらし氏は「もともとプーチンがウクライナ侵攻の中で苦しい大義名分の中には、ゼレンスキー大統領のネオナチ化も挙げていたんですね。だからこそ、ナチを否定するドイツが今回戦車を出したっていうところに関しては、すごく追及されるべきところなのかなっていう風に考えています」と話した。 出演者の発言に、視聴者からは「ウクライナは攻撃された側で自国領土防衛と奪還のために戦っている。なぜナチを持ち出すのか意味がわからない」「戦車供与がけしからんって、じゃあウクライナがロシアに侵略されても良いのか?」「ドイツは他国の侵略を成功させることを防ごうと苦渋の決断をしたのではないのか」「2人の発言は公共の電波に乗せるべきものではない。偏りすぎている」と憤りの声が上がる。 また、「この人たちは武力行使したロシアを責めずにウクライナの責任に言及している。レッドチームだとしか思えない」「ウクライナ市民のことを何も考えず、共産主義を守ろうとしている」「間接的にウクライナに負けろと言っている」などと疑問も。一方で、「青木氏の指摘は一理ある」「理解はできる」という声もあった。 ロシアのウクライナ侵攻以降、視聴者から「ロシアを擁護しているのではないか」という指摘が出る内容がたびたび出ている『サンデーモーニング』。多くの視聴者は番組から発信される「風」に疑問を持っている。
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社会 2023年01月02日 17時00分
自動改札にミルクコーヒー流し込み「間違えた」とんでもない理由で公共物を壊し逮捕された人物たち
新型コロナウイルス感染拡大による混乱に加え、ロシアによるウクライナ侵攻の影響もあり世界的に物価が上昇した2022年。人々の生活が苦しくなるにつれ、非常に凶悪な事件が多数発生した。 特に特徴的だったのが、一般人による器物損壊事件。信じられないような行動で公共物を壊すような事件が相次いだ。 7月には、福岡県北九州市小倉北区の商業施設トイレで、18歳の男性高校生が洗浄便座13台の配線を切断し、壊した。また、ハンドドライヤー1台も使用不能にしており、その金額は実に187万円にも及んだ。この高校生は8月にもJR福間駅でも同じ手口で洗浄便座を壊し、逮捕されている。 11月には、新潟県新潟市東区の商業ビルで、25歳の男が備え付けられていた9000円相当の消火器を撒き散らし、階段の床と壁を汚した。その後、防犯カメラを確認したところ、男がビル内のエレベーターなども破損させていたことが判明。器物損壊と建造物損壊の疑いで逮捕された。また、一緒にいた24歳の男は損壊容疑はなかったものの、持ち物検査をしたところ、大麻が発見され、大麻取締法違反で逮捕された。 12月には、愛知県瀬戸市の名鉄瀬戸線・瀬戸市役所前駅で、53歳の男が自動改札機にミルクコーヒーを流し込んで壊すという信じがたい事件が発生した。しかも、男は警察の取り調べに対し「間違えてやってしまいました」と故意性を否定したことも、世間に驚きを与えた。 2020年に中国武漢から世界に広がった新型コロナウイルスの影響が今も色濃い日本。経済が冷え込んでいる上に増税論も浮上し、ストレスの中で物に当たりたくなる気持ちも理解できなくはないが、公共物を壊せば、もれなく逮捕が待っている。
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社会 2022年12月30日 12時00分
「戦争はゲームじゃない」毎朝問題発言で批判?谷原章介、『めざまし8』2年目も失言続くワケ
放送2年目になっても、MCの谷原章介による何かと物議を醸す発言が飛び出したのが『めざまし8』(フジテレビ系)だろう。22年に渡って放送された小倉智昭による『とくダネ!』に代わってフジテレビの朝の顔となったが、定着したとは言い難い。 谷原と言えば、一見すると紳士的には振る舞っているものの、どこか間の抜けたトンチンカンな発言が飛び出しやすいと言える。 >>『めざまし8』谷原章介、アナウンサーをガン睨み?「顔怖すぎ、恐怖映像」ミスに厳しくドン引きの声も<< 3月15日の放送では、ロシアのウクライナへの軍事侵攻について特集した際に「危険なゲーム、やめてもらいたい」と締めくくった。これには「戦争はゲームじゃない」「ウクライナの人に失礼」といった批判を集めてしまった。 ロシアのウクライナ侵攻に関しては各局のワイドショーが、日本在住のウクライナ人と出演者の間で議論をさせるコーナーが多く放送され、物議を醸した。谷原の発言も、どこか遠い場所で起こっている他人事な出来事といった印象を拭いきれないものだ。 10月14日放送では、静岡県で発生した大型バスの転倒事故で、現場付近から中継を行った。この時、救急隊員がブルーシートを運んでいる様子が映し出され、谷原がレポーターに「ブルーシートに包まれて運ばれたものがありました。中がなんだったのか、分かりませんか?」と問いかけたのだ。ブルーシートは何か隠したい事情があるものを運んでいるため、「わざわざ聞くことか」といった呆れた反応を集めてしまった。 12月12日放送では、「FIFAワールドカップカタール2022」で活躍したサッカー日本代表の森保一監督をゲストに迎えた。谷原は花束を渡す時に「すいません。男からで申し訳ありませんが」と発言。これには「性別関係ないのでは」「谷原さんの本性が現れた」といった声が聞かれた。 谷原の失言は、あえての逆張りなど意図的なものではなく、さり気なく出てしまうものだと言える。その分、大きな危険性を秘めていると言えそうだ。
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