search
とじる
トップ > 社会 > 小沢一郎氏が差別発言で物議、過去には放送禁止用語で番組降板した元政治家も

小沢一郎氏が差別発言で物議、過去には放送禁止用語で番組降板した元政治家も

pic pic

小沢一郎氏

 小沢一郎衆議院議員が2月19日に行われた講演の場で、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対して、精神障がい者に対する差別的な言葉で批判したと報じられた。具体的な言葉は報じられていないものの、この報道で思い出されるのが2015年に亡くなった塩川正十郎氏の騒動だろう。

 塩川氏は、自由民主党に所属していた政治家で、財務大臣を始めとする各大臣や、1989年の宇野宗佑内閣では内閣官房長官を務めるなど、多くの役職を歴任したベテラン政治家である。2015年に93歳で亡くなっている。

 ​>>「高齢者は老害する前に集団自決」成田悠輔氏の過去発言が炎上! 露出が増えて注目?<<​​​

 2001年には『サンデープロジェクト』(テレビ朝日系)内で、野党買収やマスコミ懐柔などに報償費が使われていたと暴露。これを国会で追及されるも「昔のことだから覚えていない」とはぐらかし、追及した野党議員を激怒させる。この姿勢から「塩爺(しおじい)」の愛称が付けられた。
 塩川氏は2003年に政界を引退するが、その後はご意見番として活躍。

 2004年には『中京テレビニュースプラス1』(中京テレビ)内で、国民年金の金額で議員は生活できるかと思うかという質問に、「できるかいな。ぼくら(議員)はあんたら(国民)と生活のレベルが違うやないか」とサラリと本音を述べている。

 そして、2005年にコメンテーターとして出演した『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)内で事件は起こった。番組では奈良県の騒音おばさん事件を取り上げた。すると、塩川氏は「こりゃねぇ、やっぱり狂うてますよ。この人は。顔見てご覧なさい、目は吊り上がってるしね、顔はぼーっと浮いてるしよ。これ、き●がいの顔ですわ」などと発言。司会を務めていた福澤朗アナウンサーから「いや、あのそういう言い方はふさわしくないと思うんですけど」とたしなめる。しかし、塩川氏は動じず、「狂ってますよこの人は」「何かで処理しなきゃなんない」などと続けた。

 結果的にこの騒動を受け、塩川氏は番組を降板させられている。コメンテーターに求められるのは歯に衣着せぬ物言いなのは確かだが、放送禁止用語を連発とあっては、さすがにテレビ局も擁護しきれないものがあったのかもしれない。

関連記事

タグから探す


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ