東京都狛江市で90歳の女性が19日、両手を縛られて殺害されているところが見つかった事件について報じた。別の事件で逮捕された複数の容疑者の携帯電話から、狛江の事件に関するやりとりが発見されている。実行犯が「闇バイト」のサイトから募集された可能性も浮上している。
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その解説のためにスタジオに登場したのが石原氏。様々な現場を取材するノンフィクションライターとしても知られている同氏は、侵入強盗の手口を紹介した。ターゲットの家の中に特定の時間帯に住人が何人いるか把握するため、わざと家の前でもめて、何人が出て来るかを把握するケースを例として挙げた。
また今回のケースで見られる「闇バイト」についても「実行犯が捕まったとしても、指示役を捕まえないと、この強盗は相次ぐ可能性がある」と危惧。
続けて同氏は取材経験に基づき「SNSというのは一定数、モラルに決定的に欠如した集団みたいなものがいる」と指摘した。
その上で「ここ数日の話でいえば、名古屋のホームレスの高齢女性を虐待するような動画がTikTokに上がって、複数の若者がそういう動画を撮り(ネットに)上げて、たくさんの閲覧者がそれを面白い、面白いとはやし立てるような状況がある」と述べた。
恐ろしい動画の告白に、ネットでは「テレビで扱わないネタを言うな」「そんなのどこで見るんだよ」「例え悪いわ」といった声が。また、こうした憂慮すべき事態を生み出している現状に「名古屋のは酷かった。マジで民度最低」「モラルハザードがひどい」「SNSは免許制しろ」「日本人も終わってるな」などと嘆くユーザーもいた。
また、同氏の解説について「勿論犯罪は良くないが末端の人間がリスク冒さなければ生きていけない社会問題もあるんじゃないかって事まで深掘りしないと」と求める意見もあった。