この日、番組では年賀状に関するマナーについて紹介した。その中のひとつが「年賀状マウント」。「無意識にやっているかも」として、4つの例を取り上げた。
番組で取り上げたのは、「自分が行った海外旅行の写真を載せた年賀状」「パスポートのスタンプの写真を印刷した年賀状」「学校の入学式の看板の前で撮影した子どもの写真の年賀状」「子どもの写真を敷き詰めた年賀状」だった。
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MCの羽鳥慎一アナウンサーは「悪気はないんでしょうね。ただ、どうなのかな」などと言いながらこの一連の「年賀状マウント」を紹介。一方、出演していたタレントの石原良純は「全然マウントって分からない」と首をかしげていた。
また、スタジオにはマナーコンサルタントの西出ひろ子氏が出演。この「年賀状マウント」について「マナーというのはお互いを思いやって、そしてお互いが不快にならない。できればいい気分になる、そこが目的なので、まずは(年賀状を)送る側も受け取る側が『どう思うかな?』と少し想像してみて」と指摘。その上で、子どもの写真を使う場合の年賀状のコツを紹介した。
西出氏によると、「相手の立場を考える」年賀状というのは、「あけましておめでとうございます」ではなく、「謹賀新年 昨年も大変お世話になりありがとうございました」と、より丁寧な賀詞と旧年の感謝にするとのこと。
さらに「昨年4月に子どもが生まれました」といった言葉ではなく、「本年も皆様のご健康とご多幸を心より祈念いたしております」といった相手への配慮を記した上で、赤ちゃんや自分たちの写真は全体の8分の1ほどの控え目な大きさにするとのことだった。
しかし、この一連の「年賀状マウント」特集にネット上からは、「くだらなすぎる」「行き過ぎたマナー」「こんなの大真面目に取り上げるのってバカバカしくないのか?」「年に一度の近況報告くらい好きにすればいい」といった呆れ声が多く集まってしまっていた。