新型コロナウイルスの感染が第8波に入ったと指摘される中、42歳の女性がワクチンを接種後に容体が急変して亡くなったことが分かった。急性アレルギー反応のアナフィラキシーショックを発症した可能性もある。
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今月5日、愛知県に住むその女性は、集団接種会場でファイザー製のワクチンを接種。これが4回目だったという。もともと糖尿病などの基礎疾患は持ち合わせていたとのことだが、約7分後に咳などの症状を発症。歩けなくなり、車椅子で救護室へ。正常値が96%であるはずの血中酸素飽和度は60%台だったため、酸素投与。だが呼吸停止など容体が急変し、心肺蘇生を試みるも、その後死亡が確認されたという。
ちなみに接種会場には、看護師も、また処置した医師も、アナフィラキシーショックの対応の経験が全くなかったという。
これについて、国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授は「経験が足りなかったということだけでは済まされない」と断罪しながらも、「日本ではファイザーのワクチンも2億4000万回接種されて、アナフィラキシーは大体3000例ぐらい。モデルナも8000万回ぐらい打たれてそのうちの500件ぐらい」として、「アナフィラキシーが怖いからワクチンを接種しないというようなことでは、逆に打たないことのデメリットも出てくる」と説明。そして、「できればワクチン接種はやっていただきたいと思っています」と求めた。
だが、菊間氏は「神奈川新聞に出ていたんですが」と記事からの引用と前置きした上で、「接種と死亡の因果関係は不明だとはされているんですが、副反応との関連性が疑われる事例のうち、接種後に死亡した人数が105人と出ているんです」とデータを読み上げた。
続けて、「神奈川だけで105人ってことは、全国で見たら相当いるんじゃないかなと思うので、そこら辺の検証をきっちりしていただかないと、(松本教授は)『打った方が』と言われても怖い」と論じていた。
菊間氏の情報と主張に対して、ネットでは「マジか!」「105人亡くなっても全員、因果関係不明ってのは不審だな」と驚くとともに、「もっと突っ込んで!」「おっしゃる通り」と支持。だが一方、「菊間さん 素人の議論をしない方がいい 少なくとも弁護士なのだから」といった心配や、さらに踏み込んだ発言に「菊間さんは来週からお休みです」と揶揄する声もあった。