猪瀬氏は、マスク着用基準の見直しを主張する医師の山本佳奈氏によるネット記事のコラムを引用リツイートする形で、「永田町と霞ヶ関が率先して脱マスクを実行しないと“永遠”になってしまう」と書き込んだ。
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猪瀬氏はかねてより、新型コロナウイルス対策の過剰さに批判的な立場にあり、マスク着用に関しても否定的だ。10月20日には、国会の参議院予算委員会の場でマスクを外し、委員長から注意されている。
11月16日のツイッターでも、「国会でマスクを外すように働きかけているが、ここも違わずムラ社会のようです」と書き込んでいる。
「永田町と霞ヶ関が率先して脱マスクを実行」すべきという猪瀬氏の主張に対して、ネット上では「脱マスクを役所から始めてもいいかもしれないですね。クールビズの時みたいに」「日本人はお上が変わらないと変わりません。政治家が国会でマスクを外すしかないと思います」といった声が聞かれた。このほか、「もはや『自主的に外す』『適切な着脱を』と言う程度のメッセージでは、誰も外さないことは明らかです」といった声も聞かれた。やはり、何かしらの大きな動きが必要と考えているネットユーザーが多いようだ。
一方で、「脱マスク運動はコロナが落ち着いてからにして下さい。明らかに時期尚早です。今やる事ではありません」「マスクは必要ですよ。多くの証拠でコロナへの有効性が確認されている。海外ではマスクの義務化を再開する動きもある。人の命に関わる話です。安易になさいませんよう」といった慎重な立場に立った意見も聞かれた。
猪瀬氏の主張は国会議員の中では少数派とも言えるだけに、今後の動向も気になるところだ。
記事内の引用について
猪瀬直樹氏のツイッターより https://twitter.com/inosenaoki