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奈良公園の鹿、たまに反撃 「頭突きをされた」ホームページでも注意喚起

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奈良県の鹿

9月24日現在、自民党総裁選に出馬している高市早苗議員の「鹿発言」が話題になっている。

高市氏は22日に行われた演説会にて「奈良の鹿を足で蹴り上げる、とんでもない人がいる」と発言。総裁選へ向けての演説がほぼ「鹿の話題」となり騒然とさせた。

現在、奈良市にある「奈良公園」では野生の鹿が多数生息しており観光客と触れ合っている。だが、なかには観光客からいたずらをされる鹿もいるのだという。特に奈良公園に生息する二ホンジカは国の天然記念物ということもあり大事に育てているため、人を警戒しないが故にターゲットにされやすいのかもしれない。

だが、同時に鹿は非常に危険な動物でもある。奈良公園のホームページには「かわいい動物ですが、その生態を知らないと被害を受けることもあります」とも書かれており、その危険性を訴えている。

例えば、発情期を迎えたオスの鹿は頭突きを行うことがある。相手は鹿だけではなく、観光客も同様であり「鹿に頭突きされた」「発情期の鹿に襲われかけた」という声も少なくない。
              木に頭突きする鹿
また、奈良公園へ訪れた観光客が購入する「鹿せんべい」も鹿とのトラブルを引き起こすことがあるという。鹿せんべいは鹿にとって大事な食料であるため、観光客を脅かしてせんべいを強奪する鹿もいるという。その旨は奈良公園のホームページにも「野生動物ですので、時として攻撃することもあります」と書かれていることからも明らかだ。

さらに、奈良公園の鹿は野生であるため直接身体に触れるとマダニを介した感染症に罹患することもあるため注意が必要である。

鹿に危害を加えるのは言語同断であるが、逆に鹿も人間に攻撃することがあるのは忘れてはいけない。

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