この日、番組では夫婦間のモラルハラスメント(モラハラ)をクローズアップ。また、「逃げる」という選択肢も取り上げ、「なぜ逃げられなかったのか?」「逃げるために準備したものは?」という視点でも夫婦間のモラハラを特集した。
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その中で、現在夫と別居中の女性の体験談をまとめたVTRを放送。初めて夫からモラハラを感じたのは、女性が夕食にカレーを出した時のことで、夫から「このカレー、ルーを入れて作ったでしょ。僕はルーで作ったカレーは体に合わないんだよ」と指摘され、違和感を抱いたという。
その後、「相手の体を思いやって料理を作ったか」で夫からジャッジされるようになり、やがて行動にも監視や指摘が始まったとのこと。トイレットペーパーの使い方や、メッセージに返事がなかったことに対し、2時間以上説教されたことなどが明かされた。
しかし、このVTRを見た遠藤は「なかなかハード」と言いつつ、「一番最初にガーンってカレーのところで来た時に、たらればなんですけど、結果的になんですけど、『なんで?』って言う。その勇気みたいなのも大事」と発言。「それで一発OKしたから、旦那さんも調子に乗ってエスカレートしていく」と持論を展開していた。
その後も、番組では視聴者から寄せられたFAXを紹介。「まあちゃん」という視聴者から寄せられた「7月から生活費を渡してくれなくなった」「経済的にも精神的にも虐待されている」という訴えが読み上げられた際、遠藤は即座に「ちなみにうち、奥さんのこと『まあちゃん』って呼んでるんですけど……」「まあちゃん、うちの奥さんかな?」とおふざけ。
これにMCの博多華丸・大吉の博多大吉は「でも、本当にメッセージ送っていただいて、これ傍から見たら完全にモラハラですよね」と遠藤をスルーし、話を本題に戻していた。
この遠藤の言動に、ネット上からは「いい加減被害者に何かすれば良かったとか言うべきじゃないって分からないのか」「加害者側のお前のせいでって言い分と変わらない」「こういうテーマでふざけないで」「深刻なFAXを笑いに変えてあり得ない」「反論しても聞かない、黙らせるのがモラハラ野郎なんだよ」という批判が殺到する事態に。番組側にも「ミスキャスト」という指摘が多く寄せられていた。