18日に殺人の疑いで逮捕されたT容疑者。被害者と容疑者は2022年春頃から交際していたものの、秋になって関係が悪化。被害者が別れ話を持ち出したところトラブルになり、警察にたびたび相談していたという。
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警察は容疑者に対して、同11月にストーカー規制法に基づく緊急禁止命令を出し、被害者の自宅周辺のパトロールを強化。しかし、16日夜に人通りの多い繁華街で事件が起こってしまった。
この事件について、番組では容疑者男の母親とスタッフとの電話音声を放送。母親はスタッフの質問に対し、「気は短いと思う。自分の思うように行かないとか、思いがうまく伝わらないとか、そういう感じかな」「人は殴らないけど、物には当たるかな。壁に拳を当てるとかね」と当初は落ち着いた様子で淡々と答えていた。
しかしその後、「どうしよう……本当どうしたらいいんだろう」と母親は号泣。スタッフのどのような言葉で号泣したのかは定かではないが、声を上げて泣き叫んでいた。
この取材音声に、一部ネット上からは母親への誹謗中傷が持ち上がる事態となっている。
「加害者家族への誹謗中傷問題は非常にセンシティブなもの。支援団体などもありますが、家族が追い込まれる現状は変わりありません。今回の『モーニングショー』の取材は結果的に加害者家族へのバッシングを助長しており、ネット上からは『容疑者の母親を号泣させてどうしようというのか』『家族は関係ないでしょ』『メディアリンチ』『完全に追いつめてる』という声が集まっていました」(芸能ライター)
『モーニングショー』の今回の報道は、大きな疑問の声を集めてしまったようだ。