番組後半の「風をよむ」のコーナーで、Z世代について特集。VTRを見た司会の関口宏は「これからZ世代だらけになるってこと?我々とどんどん意見が合わなくなる可能性があるわけだよ」と苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。
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意見を求められた寺島氏は「Z世代っていうのは、ある意味SNS世代でもあって。これも驚くんだけども、このZ世代の人たちの行動様式として、コンテンツを見る際に3倍速の早送りで見るっていう。要領よく情報収集するっていう事においては、我々の世代とは違うな」と感想を語る。
続けて、「ただ若者の反抗とか抗議なんていうのは、今に始まった話じゃなくてね。例えばわれわれの世代に近い、1968年のパリ五月革命だとか、日本で言うと全共闘世代なんてのがね、まさに世代間のギャップってことを確立させたんだけども、その後どうなったかですね。僕は大事なのはね、持続する志だと思うんですよ。今ですね、高齢化してきたかつての反抗した若者はね、生活保守主義の中に埋没してていいのかっていう」と全共闘世代に決起を促しているとも取れる発言をする。
さらに、「日本の若者っていうのは、実は僕(多摩)大学の学長もやってますから向き合ってますけど、恐ろしいまでに保守化してきていますよ。安定志向の方に入ってますよ。全体感ですよ?いろんな人がいるんだけども、そういう中でね、世代の問題で片付けない方がいい。大切なのは、自分自身の意思を持ちこたえられるかだと思いますね」と語った。
寺島氏の持論に、視聴者からは「決起せよというメッセージだろうか。かなり恐ろしい発言に思える」「要は自分たちの思想が理解されなくなってきて、怒ってるだけ。Z世代はテレビが意図的に偏った情報を流していることを知っている」「左翼が正義と言いたいのか?」と疑問の声が上がる。
また、「今どき全共闘世代って。あんなの1ミリも意味がないということをみんなが理解しただけ」「こういう発言が老害と言われる由縁だよ」「自分たちの世論誘導が上手く行かず、イライラしているように思える」という指摘も。
一方で、一部視聴者からは肯定的な意見も少数ながら上がっていた。