今月21日、部分的動員令で軍務経験がある予備役約30万人を招集すると発表したプーチン大統領。ロシア国民の間では国外に脱出する動きも見られているが、24日には降伏あるいは脱走を試みたり、戦闘を拒否した兵士に対し、最大10年の懲役刑を科す新たな法案にプーチン大統領が署名したことも報じられている。
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こうしたニュースについて、ティナは24日に「【ロシアの動員】実際に起きていること・家族について」という動画を公開。心配の声が多く寄せられていることに感謝し、「お父さんと弟がどうなるか心配です」と明かした。
ティナによると、父は年齢が高く、軍事的な経験もないため「あまり心配してはいない」とのことだが、「弟の方は結構心配です」と告白した。
また、ティナはロシアの徴兵制について、18歳になった男性がヘルスチェックを受け、その結果でA~Eに分類されると説明。AとBは健康の問題がなく、1年間兵役に服す義務があるとのこと。Cは兵役は免除されるが、予備役となり、DとEは軍の対象外となるという。
ティナの弟はCにカテゴライズされていると言うが、「予備役に入っているので今回みたいに動員とか、大きな戦争が起きたときに戦う義務があるのです」と告白。また、新しく制定された法律では「予備役」が徴兵対象となっているが、プーチン大統領や政治家のトップは口頭で「全員ではなく予備役の中でも(軍務)経験が対象になる」と説明しているため、ティナは「本当に曖昧な状況になっております」と指摘。混乱の中で弟の身を案じている様子だった。
また、ロシア出身のタレントの中庭アレクサンドラは、23日にツイッターで「おじさん(お母さんの弟)に徴兵令状来ました!人が迎えに来たとの事」と報告。「家は留守にしてて仕事にいるみたいやけど何処にいても捕まれば連れてかれます」と言い、「うちの地域の男ほぼ全部連れてかれているそう 言葉が見つかりません」と嘆いていた。
これらの発信に、ネット上からは「心が痛い」「胸が締め付けられる」「平和に戻ってほしい」「戦争が一刻も早く終わるように祈ります」という声が集まっていた。
記事内の引用について
カチョックTV・ティナちゃんねるより
https://www.youtube.com/channel/UCikqNb1b0qMIPs-cOvMv7dA
中庭アレクサンドラ公式ツイッターより https://twitter.com/Alechan_Planet