鈴木氏としてはロシアと関係の深い政治家とされ、ウクライナ侵攻以降も一貫してロシア寄りの発言を繰り返し、ウクライナへ停戦を呼びかけてきた。その中には過激な発言もある。
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10月5日に行われた駐日ロシア大使の講演会の場では、ウクライナがロシアへ挑むのは「鈴木宗男が照ノ富士にかかっていくようなものだ。どんなことをやっても勝てない。武器供与をやめれば収まる話だ」などと発言。ロシアを横綱力士に例え、ウクライナとは圧倒的な力の差があると力説した。さらに、第二次世界大戦の日本の例を引き合いに出し、「半年早く降伏していれば東京空襲も、沖縄戦も、広島、長崎への原爆投下もなかった」といった戦争に絡める発言を行っている。
これには、ネット上で「なぜ、今現在侵略されている国が停戦を受け入れると思うのか、私には理解できません」「完全にロシアの広報官になっている」といった指摘が相次いだ。
6月16日には、オフィシャルブログで「名誉ある撤退は『人の命を守る』上で、極めて大事なことである。また、物価高で世界中が悲鳴を上げていることを考えるべきだ」と世界的な物価高騰を絡めて力説している。
鈴木氏としては、何としてもウクライナに停戦をしてもらいたいようだ。鈴木氏はロシアの停戦要求にウクライナが応じていないという立場を取り続けており、なおかつ停戦要求として絡める理由も「何でもアリ」となりつつある。その分、鈴木氏の過激な発言は、世論の多くの支持を集めることはないのかもしれない。
記事内の引用について
鈴木宗男氏のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/muneo-suzuki/