小野寺氏は、ロシアのウクライナ侵攻に関しては「プーチンが下手を打ちまくっている」「ロシアの決定的な誤算」とコメント。さらに、今回の両国の争いは地上だけではなく、ネットワーク上でサイバー戦争が起きている話から、政治家のセキュリティ対策の話題に。
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MCの辛坊治郎氏は「(小野寺氏の携帯電話も)ターゲットになってるんじゃないんでしょうか?」と問われると、小野寺氏は「私はガラケーを使っていまして。一番ガラケーがそういう面では情報を抜かれにくい」と裏事情を明かした。
今どきスマホではなく、ガラケーというのは驚きだが、これは政治家では珍しくないようだ。小野寺氏は「結局、取り残されたのかもしれませんが」と前置きしつつ、「意外なことに、それぞれ主要なポジションにいる方は、ふと見るとガラケーを使っています」と現状を語った。
小野寺氏は「スマホは外からさまざまに中身を操作できます。セキュリティの弱いパソコンみたいなもんですから。本当にセキュリティを考えた場合というのは、なかなかこれは簡単ではない」と話した。さらに、「ですからプーチンはパソコン使わないじゃないですか」とも話し、「あらゆるところが入られて探られて見られているということだと思います」と世界の情報戦の現状も語っていた。
また、小野寺氏は「政治家が耳打ちでゴソゴソやってるじゃないですか。実はあれが一番確実な情報伝達の手段で。その人だけに伝えたのに、ほかに広がってるってことは、『あ、この人は情報管理ができていないんだな』となる」とも話していた。
これには、ネット上で「これは、ある意味一番シンプルな機密防衛かも」「俺の個人情報なんてぶっこ抜かれてもどうでもいいけど、政治家だとシャレにならんわな」といった声が聞かれた。