河瀨氏は祝辞で「ロシアを悪者にすることは簡単」と述べ、続けて「一方的な側からの意見に左右されてものの本質を見誤ってはいないか。誤解を恐れずに言うと『悪』を存在させることで私は安心していないか」と話した。
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ロシアのウクライナ侵攻に関しては、ロシアばかりを責める姿勢が日本の報道では多く見られるが、河瀨氏は別の視点も必要と言いたかったのかもしれない。ひろゆき氏はその内容に関して、「他国に侵略して民間人を虐殺してる戦争を見て『喧嘩両成敗』とか言ってる人」と例える。続けて「ロシアからお金を貰っているのか、頭が悪いのかどちらですか?」と皮肉を向けた。
これには、ネット上で「同感。ロシアのしたことはどこから見ても悪でしかない」「どんな理由があれど、他国への侵略行為は許されない、というのは共通認識かと思ってた」といった共感の声が多く並んだ。さらに、「東大に呼ばれたため、文化人気取りで理屈を捏ね回した結果、おかしな事言い出したのだと思います」といった声が聞かれた。
一方、ひろゆき氏が河瀨氏の言葉を「両成敗」と評したことに、「「『両成敗』とは言ってない気がするが、戦争が進行していて民間人がたくさん死んでいる今言うこととしてはふさわしくないと思う」といった慎重な立場からの意見も聞かれた。
良くも悪くも芸術家らしいとも言える河瀨氏の入り組んだ言葉が、物議を醸しているのは確かかもしれない。
記事内の引用について
ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246