河瀨直美
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社会 2022年04月16日 12時10分
河瀨直美監督のほかにも話題を集めた東京大学入学式祝辞
4月12日に東京大学の入学式が行われ、そこで映画監督の河瀨直美氏が述べた祝辞の内容が物議を醸している。河瀨氏はロシアのウクライナ侵攻を引き合いに出し、「ロシアという国を悪者にすることは簡単である」と述べ、「自分たちの国がどこかの国を侵攻する可能性があるということ自覚する必要がある」と話した。 河瀨氏としては、異なる視点を持つべきと言いたかったのかもしれないが、これには「ロシアが悪いのでは」といったツッコミが殺到してしまった。さらに、昨年12月にNHKのBS-1で放送されたドキュメンタリー『河瀨直美が見つめた東京五輪』の字幕に、事実と異なる内容が表示され問題となったばかりだけに、このタイミングでの祝辞に疑問を示す声も。 >>安倍元首相サプライズ登場の近畿大学卒業式、過去にはキンコン西野が炎上<< こうした、物議を醸す発言は過去にもあった。 2008年には、特別栄誉教授で建築家の安藤忠雄氏が祝辞を述べたが、その場で「2階席に座っている皆さんは、本日は会場から出て行ってください」と呼びかけた。この場所は主に新入生に付き添ってきた保護者たちが座る場所だ。安藤氏は「親離れ」「子離れ」が重要であり、この場から出て行くよう求めたのだ。安藤氏なりの「過保護」批判と言える。これには賛同の声がある一方、「子どもの晴れ舞台を親は見たいのでは」といった否定的な声も聞かれた。 2016年には、五神真総長(肩書は当時)が、新聞はヘッドラインだけではなく記事の本文もきちんと読むべきといった内容を話した。いわばメディアリテラシーの重要さを説いた形だ。しかし、『読売新聞』(読売新聞社)の電子版は「東大生よ、新聞を読もう...入学式で五神学長」というタイトルで記事を配信。「新聞や情報を読み込むべき」という五神氏の言葉が、「新聞を読もう」に変換されてしまった形で、ネット上では「都合よく引きつけすぎ」といったツッコミが殺到してしまった。 2019年には、フェミニズムの著名な研究者として知られる上野千鶴子名誉教授が祝辞を述べた。その場で上野氏は合コンの話を引き合いに出し、「東大の男子学生はモテます」と語る一方、女子は学校名を隠すといったエピソードを披露。さらに、「あなたたちは頑張れば報われると思って、ここまで来たはずです。ですが、冒頭で(東京医大の)不正入試に触れた通り、頑張ってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています」とも現実的な話を披露。この内容には「ズバッと言ってくれた」と称賛の声がある一方、「祝辞の内容にふさわしくない」といった批判も聞かれた。 東京大学入学式の祝辞は、良くも悪くも注目を集めやすいと言えるだろう。
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社会 2022年04月13日 10時20分
ひろゆき、河瀨監督の東大スピーチに「ロシアからお金を貰っているのか」と皮肉 共感の声も
実業家のひろゆきこと西村博之氏が4月12日のツイッターで、同日に行われた東京大学の入学式での映画監督の河瀨直美氏の祝辞内容に疑問を示した。 河瀨氏は祝辞で「ロシアを悪者にすることは簡単」と述べ、続けて「一方的な側からの意見に左右されてものの本質を見誤ってはいないか。誤解を恐れずに言うと『悪』を存在させることで私は安心していないか」と話した。 >>ひろゆき、爆問太田らの「中立が必要」発言に「日本らしい感覚」と批判 賛否の声集まる<< ロシアのウクライナ侵攻に関しては、ロシアばかりを責める姿勢が日本の報道では多く見られるが、河瀨氏は別の視点も必要と言いたかったのかもしれない。ひろゆき氏はその内容に関して、「他国に侵略して民間人を虐殺してる戦争を見て『喧嘩両成敗』とか言ってる人」と例える。続けて「ロシアからお金を貰っているのか、頭が悪いのかどちらですか?」と皮肉を向けた。 これには、ネット上で「同感。ロシアのしたことはどこから見ても悪でしかない」「どんな理由があれど、他国への侵略行為は許されない、というのは共通認識かと思ってた」といった共感の声が多く並んだ。さらに、「東大に呼ばれたため、文化人気取りで理屈を捏ね回した結果、おかしな事言い出したのだと思います」といった声が聞かれた。 一方、ひろゆき氏が河瀨氏の言葉を「両成敗」と評したことに、「「『両成敗』とは言ってない気がするが、戦争が進行していて民間人がたくさん死んでいる今言うこととしてはふさわしくないと思う」といった慎重な立場からの意見も聞かれた。 良くも悪くも芸術家らしいとも言える河瀨氏の入り組んだ言葉が、物議を醸しているのは確かかもしれない。記事内の引用についてひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246
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芸能ニュース 2020年11月03日 07時10分
「通常ではありえない座組」河瀨直美監督、奈良を舞台にした若手中国人監督作品をアピール「繋げていくのは私たち自身」
11月1日、東京国際映画祭の特別上映『再開の奈良』の上映後トークに、河瀨直美監督と俳優の國村隼が登場した。 『再開の奈良』は、今後の活躍が期待される若手の映画監督がメガホンを取り、奈良を舞台にした映画を撮影、それを世界へ発信するという、なら国際映画祭プロジェクト「NARAtive(ナラティブ)」の2019年作品。河瀨直美×新進気鋭中国人ポンフェイ監督が奈良県御所市を舞台に本作を製作した。メインキャストは國村隼、ウー・ヤンシュー、イン・ズー、永瀬正敏、劇団EXILEの秋山真太郎も出演の、中国と日本を繋ぐ映画となっている。 本作でプロデューサーを務めた河瀨監督は、「通常ではありえない座組」だとした上で、「海外の若い監督が地方都市の田舎に行って映画を撮る、ということは、間に入った人のコミュニケーション次第で、とてもリスクがあります。映画を撮るということが、地方都市の田舎の村では初めてのことだったりするので、奈良に生きている人たちが積極的にこの映画に関わるということをしなければいけない。なら国際映画祭のスタッフたちが、(現地の人が)いつも暮らしている場所としての村を、映画の舞台として昇華していかなければいけないということです」と、この作品製作の難しさを語った。 >>橋本愛「自分や大切な人がいつ死ぬか分からない恐怖が常にある」コロナ前後の想い語る キム・ボラ監督と東京国際映画祭でトークセッション<< 國村は、ポンフェイ監督について「この作品を見てくださった方が感じていらっしゃるであろう“あったかーい”感じ、これが彼の人柄そのままだなと思う」と話した。本作でも特に印象的な、出演者がひたすら歩いているというラストシーンについては「國村さんなんもいわんとずーっと歩いといて」と言われたそうで、1テイク10分間を3テイク撮影したと、裏話を明かした。 このシーンについて河瀨監督は、「ポンフェイがこだわった、みなさんを3回も歩かせながら、歩き続けた道の先というものが、私たちが作っていく未来なんじゃないかな、と思っています」と、本作のキモとなるシーンだと明かした上で、「この映画に明確な結末はありません。分断のたくさん起こってしまっているこの地球上で、それを繋げていくのは、ポンフェイはじめ私たち自身なんじゃないかな、と思っています。みなさんもこの映画を見て、そのような気持ちになっていただけたら、本当に嬉しいと思います」と話した。 國村も、「(観客の)みなさんがどんなふうにこの映画を受け止めてくださったのか不安でしたけど、今みなさんと過ごさせてもらって、みなさんがあったかくこの映画を受け取ってくださったんだな、とホッとしています。もっと多くの人がこの映画を世界中で見てくださったら嬉しいです」と、本作の持つ影響力に期待を寄せた。第33 回東京国際映画祭開催期間:2020 年 10 月 31 日(土)~11 月 9 日(月)会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場ほかhttps://2020.tiff-jp.net/
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