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すい臓がんにパーキンソン病…プーチン大統領、過去にもあった重病説

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 ロシアのウラジミール・プーチン大統領に健康不安説が生じている。ロシアの独立系メディア「プロエクト」が報じたもので、2016年以降、プーチン氏のもとに甲状腺関連の専門医がたびたび訪れている。そのため、プーチン氏が甲状腺がんを患っている疑惑があるという。さらに、プーチン氏の移動先にも医師が帯同しており、病気が進行している可能性もあるようだ。

 プーチン氏には、これまでもたびたび重病説が生じている。
 2014年には、アメリカの新聞『ニューヨーク・ポスト』が、プーチン氏がすい臓がんに侵されているという記事を掲載。この報道を受け、ロシアのペスコフ報道官は、重病説を否定している。すい臓がんは早期発見が難しく、なおかつ進行も早いため、プーチン氏がこの病気であった可能性は低そうだ。

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 2015年には、プーチン氏がパーキンソン病に侵されているのではないかという疑惑が生じた。パーキンソン病は、症状として手足の震えや歩行の障害などが生じる。プーチン氏が、左右の腕の動きが揃っていない非対称な歩き方をしていたため疑惑が生じた。ただ、この動きは、KGBのマニュアルにすぐに銃が取り出せる形として記載されていると結論づけた論文が、イギリスの医学雑誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』に掲載されたこともある。KGBはプーチン氏の古巣であるだけに、その頃のクセが抜けていない可能性はありそうだ。

 このパーキンソン病説は、今回のロシアのウクライナ侵攻でも再浮上している。また、看護師の男性が「脳卒中に伴う血管性認知症を患っている可能性」を指摘する動画がTikTok(ティックトック)に投稿され、話題となった。

 もちろん真相は定かではないものの、プーチン氏は予想を裏切る行動に出ているのは確かだけに、そこに何かしらの病気が関わっている可能性も否定できないだろう。

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