橋下氏は「目的を達成するために理想のプランAが困難なら、理想でないプランBを採るか」とツイート。続けて、「日本の政治家や学者などのインテリたちは理想を曲げることができずプランAにこだわり続け結局目的を達成することができない。目的を達するためには理想ではないがプランBを採るべき」と主張した。
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理想としてある「プランA」が実現不可能な場合は、代案、別案、妥協案である「プランB」を積極的に採用すべきというのが橋下氏の意見なのだろう。
だが、橋下氏が出した例にツッコミが入ってしまった。橋下氏はロシアのウクライナ侵攻に関して、「プランA」に「プーチン政権瓦解・一般市民の犠牲を最小限にした上でのウクライナの軍事的勝利=ゲームチェンジするほどの強力な武器の供与・飛行禁止空域の設定」、「プランB」に「NATOとロシアの間でのウクライナを含めたヨーロッパの安全保障についての政治的妥結」を掲げた。
これには、ネット上で「プーチン政権の瓦解だとか、一体どこの世界線の話だよ」「科学もない空想物語は、プランと呼ばない」「プランにもなっていない気がする」といったツッコミが聞かれてしまった。橋下氏の出した例は極端すぎると考えるネットユーザーが多いようだ。
さらに、「橋下さんが全く分かってないのが、プランAとかBとか簡単に線引き出来るものじゃないって事」といった声も聞かれた。何でも二択に集約してしまう橋下氏の議論の進め方や、極端な例を出す前提の置き方に対する疑問の声が相次いだと言えそうだ。
記事内の引用について
橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo