MCの辛坊治郎氏から、元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏のウクライナ問題への発言について訊ねられると、馬場氏は「理想論過ぎて『そんなこと現実にあるわけないやろ』という話をされるんで、なかなか我々含めて橋下さんの話聞いても、意味不明と理解不能ということが多いですよね」と批判的にコメントした。橋下氏はツイッターなどで、「政治的妥結」を度々主張している。馬場氏が指摘する通り、一つの理想論としてあるのは確かだが、現実に即しているかは疑問が浮かぶところだろう。
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馬場氏は「(橋下氏は)理想論ですからね。そういうことになればいいなと思いますけど、現実的にドンパチやってる中で、片方が意味もなく交換条件もなく、降伏するとか、そういうことはあり得ませんよね」とも話していた。
さらに橋下氏は、この3月末で大阪維新の会の法律顧問契約を解除した。これにより、橋下氏と維新の関係はすべて無くなったことになる。これに関しても、馬場氏は「名前言うとあれなんですけど、立憲民主党が、しつこく維新と橋下さんとの関係を追及する」と批判。「橋下さんにしても煩わしいんで、(維新と)一切関係を切ってしまおうと思われたと思いますけどね」とコメント。辛坊氏から「橋下さん側からやめるという話?」と問われると、馬場氏は「そうですね」と話していた。
また、ロシア寄りの発言が批判を集めている維新所属議員の鈴木宗男氏についても、ウクライナ問題が片付いた後に、「西側諸国に言わるがまま付いていくと(ロシアに北方領土の交渉を)してくれなくなりますよ。そのさじ加減考えましょうね。そういうことを言っているだけ」とフォローする場面も。
最後に、辛坊氏から「橋下徹に一言」と問われると、馬場氏は「早く現場に戻って下さい」と意味深発言も残していた。
これには、ネット上で「何だかんだで橋下の言い分も1%くらいは分がありそう」「馬場さんけっこう踏み込んだ発言してる」といった声が聞かれた。