ロシアに侵攻されているウクライナが反転攻勢を強めている。アメリカのシンクタンクによると、ウクライナ第2の都市ハルキウの戦いでウクライナ軍が勝利し、ロシア軍が完全撤退を決断したと公表している。
さらにウクライナ軍は、ドネツ川を渡ろうとするロシア軍の70台以上の戦車や装甲車を破壊。またロシア軍の約1000人の兵士を全滅させたという。こうした戦況の変化について、自衛隊のトップである統合幕僚長を務めた河野克俊氏によると、ウクライナ軍は「ドローンで情報を収集し、その大隊がいるところを把握したと思う」と述べ、「アメリカから届いている大砲を使って集中的に攻撃したのだろう」と解説した。
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これについて、玉川氏は「元々の戦争目的が達成される見込みがないとなれば、戦争目的を変えざるを得ない」「戦略目的を変えて正当化することはあり得る」と主張。これに対して、河野氏は「ビジネスの世界もそうだと思いますが、戦争、軍隊で絶対にやってはいけない3つ」と切り出すと、「目的が不明確、それから兵力の逐次投入、根拠なき楽観主義。これは駄目です」と言及した。
これを聞いた玉川氏は「絶対そうですよね!旧日本軍そのものですよね!」となぜか声を上ずらせて、第2次世界大戦時の旧日本軍と同じという見解を出した。さらに、同氏は「最近になって、ロシアが旧日本軍に例えられるケースが多くなっている」と繰り返し訴え、「まさに今(河野氏が)おっしゃった、やってはいけない3つのことを日本軍はやって、結果としてアメリカに負けた」と話した。
この後も、玉川氏は「(ロシア軍は)いずれ旧日本軍が負けたようなことになるって考えなかったんですね?」と教訓にしなかったのかと質問。河野氏は「考えなかったと思います」と答えていたが、ネットでは玉川氏の意見に対して、「日本軍に例える話は玉川からしか聞いてない」「どこの情報?」「なぜ比較する?」「都合がいいように旧日本軍を例に使う」「大きな違う点は相手に核があること」「旧日本軍の話でテンション上がる玉川氏」「何で楽しそうなの? 本当に違和感しかない」といったツッコミが多く寄せられている。