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社会 2016年12月06日 14時00分
小池百合子都知事が安倍首相にケンカを売る 東京五輪負担「第三劇場」
小池百合子東京都知事が、今度は安倍官邸を相手にケンカを吹っかける−−。そんな情報が、師走の永田町を駆け巡っている。その材料は、東京五輪予算。「小池劇場第三幕」は、これまでの豊洲新市場や五輪会場問題より、はるかに激しいバトルとなりそうだ。 8月に自民党候補などを破り颯爽と女性初の都知事に就任するや、メディアを独占し続けてきた小池氏。しかし昨今は、トランプ旋風や韓国・朴槿恵大統領のスキャンダルにかすみがち。豊洲問題では11月25日、会見で元市場長など18人の減給処分などを“けじめ”として発表したが、盛り土を止めさせたのは誰なのか、ピンポントまでの絞り込みについては曖昧なままだ。 都知事就任から100日の“ハネムーン期間”も終わり、このまま行けば新年を迎えると同時に小池ブームも消えそうな気配。そんな中、小池氏周辺は「これからが本番。最大の“ショー”が年末から年明けに起こる」と息巻いているという。 「ジワジワと増え続ける五輪予算で、官邸と激突を仕掛ける。招致時の'13年当時、森喜朗氏が会長を務める大会組織委員会は開催費総額を7340億円としていたが、都政改革本部調査チームの最新試算では3兆円にまで膨れ上がった。このうち仮設施設などの5000億円はスポンサーやチケットの売り上げで組織委がまかなうと見られ、残りの2兆5000億円は東京都と国で分担することになる。現段階で都の負担は3104億円ですが、今後を考えれば5000億円前後になる勢いで、これを押し返すか削らなければならない。小池氏はこれで、官邸とド派手にケンカをやり合う」(小池氏周辺関係者) 当初、1538億円だった都の五輪施設整備費は、一時4584億円に膨張。慌てた都が計画を見直し、'14年11月時点で2241億円に圧縮。その後、新国立競技場建設費の4分1に当たる448億円の負担が増え2689億円となった。しかし都は、選手村基盤整備費や有明アリーナの用地費などを五輪準備局以外の局に予算をもぐりこませており、結局、現在の総額3104億円になってしまった。 「その仕業が組織委なのか国なのかは不明だが、ほかにも様々な予算が巧妙に隠され、今後も次々に明るみに出ることは必至。そこで小池氏は徹底した洗い直しを行い、極限まで都の負担を削減した上で、“必要不可欠なコストは国が出すべき”と、安倍官邸に乗り込む腹を固めたようです」(都政記者) しかし安倍首相としては、1000兆円を超す大赤字財政の中、1円でも出費はしたくない。都が五輪費用に3兆円試算を弾いた直後、麻生太郎財務相などは閣議後の会見で「東京五輪は『日本五輪』ではない。私どもとしては、入国などでサポートするのが基本的立場。(上積み費用は)都と国際オリンピック委員会で協議してもらうのが一義的なことだ」とクギを刺したほどだ。 「実は、この発言が小池氏の闘争心に火をつけたという。そもそもリオ五輪の閉会式に自ら出向いてマリオに扮し、美味しいところを総取りしたのは安倍首相。そんな官邸の“カネは出さないが顔と口は出す”といった姿勢に激怒したのです」(都関係者) ただし、ケンカを売る本当の狙いは、小池旋風の復活にある。再び前出・小池氏周辺の話。 「小池氏は来夏の都議選まで今の高い支持率を保ち、シンパからの立候補者を多数擁立させ都議会勢力を一変させたい。新党立ち上げについてもしかりです。そのためにも、“都民ファースト”を掲げ、官邸とやり合う大ゲンカは、“小池劇場第三幕”として恰好の注目材料となる」 小池氏を駆り立てる根底には、橋下徹前大阪市長が事実上率いる日本維新の会の争奪戦もあるという。 「小池氏が維新と連携をすれば、敵対する都議会自民党のドン・内田茂氏率いる一派をけん制することもできる。しかし、安倍首相にしてみれば、憲法改正など政権運営の選択肢拡大において、維新は大事な政党。対小池氏となった場合、弱腰を見せるわけにはいかない」(前出・記者) この争奪戦の一端について、全国紙政治部記者はこう言う。 「橋下氏が小池氏の『希望の塾』の講師を直前で断ったことについては、ギャラの値引き云々で揉めたことになっている。しかしこれは、維新と小池氏の急接近を警戒する側の工作という説が根強い」 同記者によれば、もともとは橋下氏が同じ関西出身で政治手法も似る小池氏にシンパシーを抱き、連携を図ろうとしていたという。 「それに最も警戒を抱いたのは菅義偉官房長官。『希望の塾』の講師になれば、一気に小池氏・橋下氏の連携が濃くなり、周囲もそう見るようになる。これを阻止したい菅氏が、最も太いパイプの松井一郎大阪府知事を使ってストップさせたという話もある」(同) しかし、これで小池氏と橋下氏に亀裂が入ったかと言えばノーだという。 「2人は今も密に連絡を取っている。しかし一方で、安倍首相も橋下氏と連絡を取っていることは間違いない」(前出・小池氏周辺関係者) 今後の小池氏の行く末を決めそうな“第三幕”。果たして安倍官邸への噛み付きで、上昇気流に乗ることはできるか。
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芸能ネタ 2016年12月06日 12時00分
低迷フジテレビがあがくSMAP生出演のオファー
日本中が注目していたスーパーアイドルグループ『SMAP』の最後は、実に、あっけない幕引きになりそうだ。 12月31日をもって解散するSMAPの最後の花道として出場が期待されていた『NHK紅白歌合戦』への出場は120%なくなった。代わりに注目されていたメンバー全員が一堂に会する『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最終回も、生放送ではなく、VTR放送に決定したというのだ。 「フジは、年末年始の放送タイムテーブルの大枠を確定させている今もなお、12月26日に関し、18時30分以降の全時間帯を未定としているんです。もちろん目的は『SMAP×SMAP』の生放送。でも、いまだに木村拓哉を除くメンバーが首を縦に振らないそうなんです」(芸能プロ関係者) そんな中、密かに期待されていたのが毎年、クリスマスに放送される『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)だ。 「こちらも、木村を除く4人のメンバーが反対したことでお蔵入りが決まってしまったんです。さんまが以前から木村派を名乗っていたことが原因だと言います。『SMAP×SMAP』よりも実現性が高かったのですが…。残念です」(テレビ関係者) すでに崩壊しているSMAP。しかし、いまだにフジテレビは『SMAP×SMAP』の生放送にこだわり、亀山千広社長自らジャニーズ事務所に出向き“最後のお願い”を繰り返しているという。 「もし、生放送が実現できれば視聴率30%超えは確実です。なんでもフジはこの特番に制作費1億円を用意した、と言われているんです」(芸能事情通) 今や、ジャニーズ上層部の意向にも逆らい続けるSMAPメンバー。今後の展開が注目される。
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レジャー 2016年12月06日 12時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(12/7)「第62回クイーン賞(JpnIII)」(船橋)
根性も凄い! 先週大井競馬場でおこなわれた「第8回勝島王冠(SIII)」。本命に推したきりっとしたイケメンなところがディーン・フジオカのようなセイスコーピオンは、まずまずのスタートを切るとスーッと前へ行き2番手の位置を取る。道中はやや行きたがる素振りを見せていたが、鞍上が上手くなだめてぎりぎりのところで掛からずに抑える。3、4コーナー中間からじわじわと先頭との差を詰めると、直線入り口で先頭に並び、外からムサシキングオー、ケイアイレオーネが来ると追い出され競り合いになる。残り150mあたりで一旦ケイアイレオーネがやや出たが、すぐに差し返しそのまま1着。競っても強いところを見せつけました。今回はヒヤッとするところもありましたが、早め先頭に立ち、目標になりながらもこれだけの競馬ができるのだから、今後の中距離路線を背負っていく1頭になるでしょう。 さて、今週は船橋競馬場で「第62回クイーン賞(JpnIII)」がおこなわれます。南関東馬はもちろんのこと、中央、道営、兵庫、岩手から女たちが集まり、船橋の夜空に熱い花火を打ち上げます。 本命は、壇蜜のように遅咲きのトロワボヌールを推します。今年はまだ2戦しか走っておらず、前々走は10か月ぶりのレースで、それも10戦ぶりの中央競馬、距離はやや短い1400m戦と厳しい条件の中で7着。前走は5着でしたが、長期休み明けのまだ2戦目。反応がやや一息のところもあり、まだ好調時には戻ってない印象でした。今回は叩き3戦目。好調時の状態さえ取り戻せば、これまでの実績からも十分勝ち負けできます。一昨年優勝、昨年2着と好相性の当レースでなら、ここで復活の勝利を飾っても不思議ではありません。 相手筆頭は、ここ5戦4勝と勢いに乗るマイティティーです。唯一敗れた一戦はスタートで躓き、後方からの競馬になりリズムに乗れなかったためで、度外視して良いでしょう。4勝の中身は、先行して上がりをまとめる内容。それもここ2戦は牡馬混合戦だから如何に力を付けたのかがわかります。 ▲には状態さえ整えば本命馬と遜色ないヴィータアレグリア。 以下、ミスミランダー、ララベルまで。◎(12)トロワボヌール○(7)マイティティー▲(11)ヴィータアレグリア△(2)ミスミランダー△(9)ララベル【買い目】5点(12)→(2)(7)(9)(11)(7)→(12)【3連複2頭軸流し】3点(7)(12)-(2)(9)(11)【3連単2頭軸マルチ】18点(7)(12)⇔(2)(9)(11)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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芸能ネタ 2016年12月06日 11時18分
『ハリポタ』シリーズの最新作が圧勝で連覇した今週の映画ランキング
12月3日と4日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、「ハリー・ポッター」シリーズ完結から5年を経て、新たに製作されたシリーズの第1作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が2週連続で1位を獲得した。 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はいまだに好調の「君の名は。」を上回り連覇。週末2日間で44万5000人を動員、興収6億7700万円をあげた。公開から5日間で動員100万人を突破し、累計興収は17億円となった。 2位は「君の名は。」。週末2日間で18万3600人を動員、興収2億4600万円を記録し累計興収は199億円を突破。「ハウルの動く城」(興収196億円)を抜いて国内歴代興収5位となり、邦画としては「千と千尋の神隠し」(興収304億円)に次ぐ歴代2位に浮上。今週中にも200億円を突破しそうだ。 公開初週は10位からスタートしたアニメ映画「この世界の片隅に」が、公開4週目にして4位にランクアップ。上映スクリーン数は87に増え、週末2日間で動員4万6108人、興収6791万4220円を記録した。「テレビの情報番組などでの紹介が増え知名度が大幅にアップ。PRの効果もあり、客足が伸び、スクリーン数もさらに拡大する見込み。かなりのロングランとなりそうで興収も公開規模からしたら異例の数字を記録しそうな勢い」(映画ライター) 新作では、メリル・ストリープ主演「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」が初登場7位。堤幸彦監督、向井理主演のコミカルミステリードラマを映画化した「RANMARU 神の舌を持つ男」は、全国272スクリーンで公開され8位。テレビアニメの劇場版3部作の第3部「黒子のバスケ ウインターカップ総集編 扉の向こう」が9位となった。 10日は百田尚樹氏のベストセラーをV6の岡田准一主演で映画化した「海賊とよばれた男」などが公開される。
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芸能ネタ 2016年12月06日 11時05分
決してファンが望まないフィナーレを迎えそうなSMAP
年内で解散するSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ)の今月26日放送の最終回が、同日午後6時半から同11時18分まで約5時間の放送になることを5日に同局が発表し各スポーツ紙が報じている。 同日の番組の冒頭で「SMAPと共に歩んだ20年9か月のスマスマの全てを存分にお届けします」とのテロップが流されたが、各紙によると、同局は最終回の内容について「調整中」と説明。番組を収録にするか生放送にするか、決まっていないという。 同番組の最終回は、おそらくメンバー5人が勢ぞろいする最後の機会。それだけに、番組側はメンバーの生出演を希望し11月下旬から協議を開始。番組関係者が収録の合間に個々の楽屋を訪れるなどして話し合いを重ねてきたというが、現時点で5人の気持ちはまとまっておらず、生出演の実現は極めて難しく絶望的な状況だという。 今月1日にはメンバー5人がそろって「世界に一つだけの花」を歌う様子を収録。これが“ラスト歌唱”になると一部で報じられているが、ファンとしては5人の生歌を聞きたいはずなのだが…。 「キムタクと4人のメンバーの間の溝がこうなってしまった原因と言われているが、キムタク以外のメンバーが大人げないのでは。せめて、ファンに対して感謝の気持ちを込めて生歌でフィナーレを飾るべきだが、今年1月のSMAP分裂・解散騒動で退社した女性チーフマネージャーのように5人を説得できる人間がジャニーズにはいない。ジャニー喜多川社長はすでにサジを投げてしまっているようだ」(芸能記者) 先月24日に出場歌手が発表された大晦日のNHK・紅白歌合戦でもSMAPの名前はなく、NHKは特別枠などでの出場にかけて交渉を続けていることを籾井勝人会長が明言しているが、「籾井会長は来年1月で任期切れ。任期を伸ばそうとアピールに必死なようだが、実際は何も動きがない」(NHK関係者) ファンにとっては残念なフィナーレになりそうだ。
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芸能 2016年12月06日 10時40分
佐野勇斗、妹役の“そら”も号泣「砂の塔」高野家セット撮影終了に「自分の本当の家とお別れする気分」
ダンスボーカルユニット・M!LK、佐野勇斗(18)が5日、オフィシャルブログを更新し、連続ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』(TBS系列、毎週金曜22:00〜)の“高野家”セット撮影が同日終了したこと報告。兄妹役“そら”を演じる稲垣来泉ちゃんとの仲良し兄妹オフショットも公開し、今の気持ちを綴った。 「セット最終日!」と題したブログには、「今日は、今までお世話になってきた、高野家のお部屋の撮影が、最後の日でした!」と、ドラマの舞台となっている50階建て超高層タワーマンションの“高野家”セットでの撮影が終了したことを報告。 「たくさんお世話になったこのお部屋とのお別れは、すごく寂しいなぁ。自分の本当の家とお別れする気分です」と今の心境を明かした。また、「そらは、お別れやだぁ〜と、泣いておりました。笑 思い入れがあるんだね…」と、本当の兄妹みたいとネットでも話題の稲垣来泉ちゃんの様子もつづり、“仲良し兄妹オフショット”を公開した。
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芸能 2016年12月06日 10時10分
木村佳乃、仕事の原動力は娘たちとの触れ合い 子育ての難しさ明かす
女優の木村佳乃が5日、都内で行われたワークスアプリケーションズ企業内託児スペース「WithKids」のオープニングセレモニーに出席。2児の母親であることから子育てについて熱っぽく語り、「子育てはたいへんなことだらけ。仕事は20年、でも母親としてはまだ駆け出しで、迷うことばかり。その中でも子育てと仕事を両立させて頑張っております」と母の顔を見せた。 木村は「うちは上が5歳、下が3歳でどちらも女の子。子供の成長は本当に早くて、毎日どんどん驚きが更新されていく。上の子は『どこで覚えたんだろう、その言葉』っていうくらい、言葉が増えていって、びっくりさせられることの連続です」と娘の成長を紹介。 「今は4月から放送されるNHKの朝の連続ドラマの撮影が毎日あるんですけど、娘が起きている時間に帰れることは少ないです。それでも家に帰ると寝顔を見たり、朝、子供と会話をしたりすると仕事を今日も頑張ろうという気持ちになります」とにっこり。「娘たちに寂しい思いをさせている分、仕事の時は気持ちが奮い立ちます」とコメント。 また、今年のクリスマスの家族の過ごし方についても聞かれると、「クリスマス…そうでしたね」と苦笑い。「スタジオに缶詰で何のプランも立てれていないんです。でも、昨日、娘たちに何が欲しいって聞いたらプリキュアがどうのこうの言っていました。家族で過ごせたらいいなって思っています」とプランを明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2016年12月06日 10時00分
1150年前の古文書が発信 M8南海トラフ&首都直下のW連鎖緊急警報(1)
《夜、地震す、この日、関東諸国の地、大いに震裂す。相模・武蔵は特にもっとも甚だしとなす。その後、五六日も、震動いまだ止まず、公私の屋舍、一つとして全きものなし。あるいは地の窪陷して、往還不通ぜず、百姓の圧死すること勝げて記すべからず》 これは平安時代、菅原道真ほか貴族や学者が858年〜887年の出来事を編纂した歴史書『日本三代実録』(三代=清和天皇、陽成天皇、光孝天皇)の一節だ。878年11月1日、関東地方南部を中心に大きな地震が襲った(相模・武蔵地震)。『三代実録』を見ても《この日》の揺れのすさまじさが伝わってくる。 「専門家の間で、この相模・武蔵地震の震源域は神奈川県中部を走る伊勢原断層で、関東直下型だったという見方が強い。地震の規模はM7.4、最大震度が7程度だったと推定され、記録にもあるように家屋倒壊、さらに火災も加わって多くの死者が出たという。京都からの視点で記されている可能性が高いことから、かなり広い範囲にわたり余震が続いていたという見方ができます」(サイエンスライター) 当時の日本列島は地震の活動期に当たるとされ、巨大地震が立て続けに起きていた。 869年には三陸沖で貞観地震(M8.3以上)が発生。地震と大津波で1000人以上が犠牲になったという。同時期には鳥取県でも大地震が起き、その前年には兵庫県でM7の播磨地震、貞観地震の9年後には冒頭の相模・武蔵地震、そして18年後の887年、ついには南海トラフで東海・東南海・南海の3連動タイプの仁和地震が発生している。 この時代の地震活動について、地震学者で武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏が説明する。 「貞観時代と、地震が活発に起きている現代が同じような地震活動期だと言われるが、それに関しては、さらに学問的な検証が必要です。しかし双方、巨大地震によって日本列島の地下の基盤岩が動き、地震が起こりやすい状態にあることは間違いありません。今、首都圏では直下型地震がいつ起こっても不思議ではない状況にあるし、海溝型の大地震の可能性もある。さらに、二つの地震が一気に起こる可能性さえあるのです。江戸時代の18世紀から19世紀にかけても地震が頻発していましたが、20世紀は少なく、それが当たり前の状態となっていた。しかし、東日本大震災によって、地震が頻発する時代に戻ったと思われます」 前述の通り、関東直下型と思われる相模・武蔵地震は三陸沖の貞観地震の9年後。今年は東日本大震災から6年がすぎた。西日本で熊本地震に鳥取中部地震、さらに福島県沖でも大きな地震が発生していることも不気味だ。 『日本三大実録』には、当時全国で発生した天変地異についても記録されている。 例えば、863年の中越地震については、《越中越後等の国、地大いに震ひき。陵谷ところをかへ、水泉湧き出で、民の蘆舎をこば(壊)ち、圧死する者多かりき。これより後、毎日常に震ひき》。激しい揺れで地割れが起きて至る場所から地下水が噴き出し、民家の倒壊により多くの人が圧死したという。 それらの記録の中で興味深いのは、やはり仁和地震の様子を克明に著した記述だ。現代語訳すると以下となる。 《午後4時頃に大地震が起き、数刻を経ても震動が続いた。天皇は仁壽殿(殿舎)から出て紫震殿の南庭に移動した。そして大藏省に命じて七丈の幄(仮小屋)を二つ建てさせ、御在所とした。役所の倉屋および東西京の民衆の家は相当部分が転倒・倒壊し、その下になって殺された者が多い。あるいは失神して頓死した者もある。10時頃にまた地震が三度。全国(五畿内・七道諸国)でも、この同日に大地が大いに震えた。官舍が多く損壊し、海潮が陸に漲ってきて、その津波によって溺死したものは、数えることができないほどである。そのような津波の被害の中でも、摂津国の被害はもっとも甚だしいものがあった》 「この時の地震の規模はM8〜8.6とされている。地震動による被害もさることながら、驚くのは津波被害の大きさです。南海トラフで起きた地震にも関わらず、摂津国、大阪・兵庫にまで巨大津波が押し寄せたという。『日本三代実録』は、仁和地震の1カ月後に終了しているのですが、それまでの間にも余震と見られる記述が多くある。相当な被害が出たと思われます」(前出・サイエンスライター)
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芸能ネタ 2016年12月05日 21時00分
M-1王者 銀シャリがダウンタウン浜田にもひるまなかった過去
4日に放送された漫才師日本一を決定する「M-1グランプリ2016」(テレビ朝日系)の決勝で、お笑いコンビ、銀シャリが第12代王者に輝いた。 銀シャリは、大阪NSC25期生の鰻和弘と橋本直が2005年に結成。そのスタイルは、正統派しゃべくり漫才コンビと称されている。関東ではあまりなじみのないコンビであるが、実は彼ら、あのダウンタウンの浜田雅功にもひるまなかったエピソードを持っている。 ダウンタウン浜田雅功とロンドンブーツ1号2号の田村淳のロケ番組「ごぶごぶ」(毎日放送、レギュラー放送は終了)で、銀シャリが登場したことがある。銀シャリが初登場した回では、田村淳が交通事情で収録に間に合わず、月亭方正とほんこんが急遽出演。3人でNGK(なんばグランド花月)の楽屋を訪れると、銀シャリの2人がいた。 何も説明せずに、蹴りを入れて銀シャリを引き連れようとする浜田たち。そんな中、銀シャリの橋本は、「後輩にいきなり蹴りを入れるのおかしいでしょ」「僕ら何もわからない。情報が入っていない」と口で反撃。そのたびに、ほんこんが浜田に叩かれる。そんなほんこんは、銀シャリに、「ほんまお前ら口答え多いな」と一言。それでも銀シャリはひるまなかった。果敢に挑んでいく銀シャリに最後には浜田も、「うるさいなあ、お前はうるさい」と言いながらも、しっかりと「銀シャリの橋本」を認識するようになった。 お笑い界のドン、ダウンタウンの浜田雅功にもひるまなかった度胸が、今回、M-1という大舞台でもいかされたことは間違いない。
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芸能ネタ 2016年12月05日 21時00分
SMAP解散後でも仕事、プライベートが順調な草なぎ剛
年内で解散するSMAPのメンバー、草なぎ剛が、来年1月スタートのフジテレビ系「嘘の戦争」で解散後初の連続ドラマ主演をつとめることが決まっている。 一部報道では、香取慎吾は芸能界を引退、中居正広は所属事務所から離れる方向、キムタクこと木村拓哉は今回の騒動ですっかり“裏切り者”のイメージが浸透。解散によって損をするメンバーは少なくないが、草なぎ剛だけは別なようだ。 「かつてテレビ番組で中居が明らかにしていましたが、実は近年、SMAPで一番の売れっ子は草なぎです。俳優業もキムタクなどよりも、ずっと順調でオファーが殺到しており、選び放題。基本的にSMAPであることと、俳優業はあまり関連性がないため、解散が彼の仕事に影響を与えることはほぼない」(業界関係者) これまで主演が基本であった草なぎだが、特にこだわりはないようだ。今後は草なぎ本人の意向もあり、脇役でも条件さえ合えば、積極的に作品にたずさわっていく方針だという。 また、草なぎが順調なのは仕事だけではない。プライベートでも明るいニュースが近いうちにありそうだ。 草なぎ剛といえば、6月30日発売の「女性セブン」(小学館)が30代のAさんと食事デートを楽しみ、草なぎの自宅マンションに入っていく様子をスクープしている。1月の解散騒動勃発時では、Aさんが親身になって草なぎを支えてくれたという。そのAさんと草なぎはSMAP解散後の来年3月に結婚するという情報もある。 順調な今後が予想される草なぎに、ファンも一安心だろう。
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ヴィクトリアM 本紙・橋本記者がマイネカンナ陣営に迫る
2008年05月15日 15時00分
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大井記念 コウエイノホシが重賞初V
2008年05月15日 15時00分
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ゼロワンMAX 大谷晋二郎がめぐらす策略。キラートラップ発動予告
2008年05月15日 15時00分
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スポーツ
戦極 光岡映二が絞首刑予告をぶっ放った
2008年05月15日 15時00分
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ゼロワンMAX 松永光弘がデスマッチ卒業宣言
2008年05月15日 15時00分
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ゴルフ「2008廣済堂レディスゴルフカップ」チケットプレゼント
2008年05月15日 15時00分
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ケイリン徒然草 大津びわこではケタ違いに強かった中井光雄
2008年05月15日 15時00分
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競輪穴男列伝 中部ライン不在、単騎回りのときに狙いたい有賀高士
2008年05月15日 15時00分
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ヴィクトリアM ウオッカ 1年ぶりの勝利見えた
2008年05月14日 15時00分
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東京プリンセス賞(SI 大井1800m 15日) 的場マジックが炸裂するか!? インカローズが怪気炎
2008年05月14日 15時00分
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ヴィクトリアM ストップ・ザ・ウオッカの筆頭はこの馬!
2008年05月14日 15時00分
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内外タイムス賞 ピエールバスターが圧勝
2008年05月14日 15時00分
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レジャー
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(22)
2008年05月14日 15時00分
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スポーツ
ハッスル インリン様が最終兵器投入を予告。その名も「火事場のM字パワー」だ
2008年05月14日 15時00分
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スポーツ
ハッスル 「ボノちゃん部屋」は黒星発進
2008年05月14日 15時00分
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ハッスル 「銀牙軍団」の新メンバーはジャイアント・バボそっくり
2008年05月14日 15時00分
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ハッスル 大阪プロレスのゼウスが乱入
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全日本プロレス 武藤敬司、世界タッグ防衛戦に黄色信号!?
2008年05月14日 15時00分
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2008年05月14日 15時00分
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