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ハッシーの地方競馬セレクション(12/7)「第62回クイーン賞(JpnIII)」(船橋)

 根性も凄い! 先週大井競馬場でおこなわれた「第8回勝島王冠(SIII)」。本命に推したきりっとしたイケメンなところがディーン・フジオカのようなセイスコーピオンは、まずまずのスタートを切るとスーッと前へ行き2番手の位置を取る。道中はやや行きたがる素振りを見せていたが、鞍上が上手くなだめてぎりぎりのところで掛からずに抑える。3、4コーナー中間からじわじわと先頭との差を詰めると、直線入り口で先頭に並び、外からムサシキングオー、ケイアイレオーネが来ると追い出され競り合いになる。残り150mあたりで一旦ケイアイレオーネがやや出たが、すぐに差し返しそのまま1着。競っても強いところを見せつけました。今回はヒヤッとするところもありましたが、早め先頭に立ち、目標になりながらもこれだけの競馬ができるのだから、今後の中距離路線を背負っていく1頭になるでしょう。

 さて、今週は船橋競馬場で「第62回クイーン賞(JpnIII)」がおこなわれます。南関東馬はもちろんのこと、中央、道営、兵庫、岩手から女たちが集まり、船橋の夜空に熱い花火を打ち上げます。

 本命は、壇蜜のように遅咲きのトロワボヌールを推します。今年はまだ2戦しか走っておらず、前々走は10か月ぶりのレースで、それも10戦ぶりの中央競馬、距離はやや短い1400m戦と厳しい条件の中で7着。前走は5着でしたが、長期休み明けのまだ2戦目。反応がやや一息のところもあり、まだ好調時には戻ってない印象でした。今回は叩き3戦目。好調時の状態さえ取り戻せば、これまでの実績からも十分勝ち負けできます。一昨年優勝、昨年2着と好相性の当レースでなら、ここで復活の勝利を飾っても不思議ではありません。

 相手筆頭は、ここ5戦4勝と勢いに乗るマイティティーです。唯一敗れた一戦はスタートで躓き、後方からの競馬になりリズムに乗れなかったためで、度外視して良いでしょう。4勝の中身は、先行して上がりをまとめる内容。それもここ2戦は牡馬混合戦だから如何に力を付けたのかがわかります。

 ▲には状態さえ整えば本命馬と遜色ないヴィータアレグリア。

 以下、ミスミランダー、ララベルまで。

◎(12)トロワボヌール
○(7)マイティティー
▲(11)ヴィータアレグリア
△(2)ミスミランダー
△(9)ララベル

【買い目】5点
(12)→(2)(7)(9)(11)
(7)→(12)
【3連複2頭軸流し】3点
(7)(12)-(2)(9)(11)
【3連単2頭軸マルチ】18点
(7)(12)⇔(2)(9)(11)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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