同日の番組の冒頭で「SMAPと共に歩んだ20年9か月のスマスマの全てを存分にお届けします」とのテロップが流されたが、各紙によると、同局は最終回の内容について「調整中」と説明。番組を収録にするか生放送にするか、決まっていないという。
同番組の最終回は、おそらくメンバー5人が勢ぞろいする最後の機会。それだけに、番組側はメンバーの生出演を希望し11月下旬から協議を開始。番組関係者が収録の合間に個々の楽屋を訪れるなどして話し合いを重ねてきたというが、現時点で5人の気持ちはまとまっておらず、生出演の実現は極めて難しく絶望的な状況だという。
今月1日にはメンバー5人がそろって「世界に一つだけの花」を歌う様子を収録。これが“ラスト歌唱”になると一部で報じられているが、ファンとしては5人の生歌を聞きたいはずなのだが…。
「キムタクと4人のメンバーの間の溝がこうなってしまった原因と言われているが、キムタク以外のメンバーが大人げないのでは。せめて、ファンに対して感謝の気持ちを込めて生歌でフィナーレを飾るべきだが、今年1月のSMAP分裂・解散騒動で退社した女性チーフマネージャーのように5人を説得できる人間がジャニーズにはいない。ジャニー喜多川社長はすでにサジを投げてしまっているようだ」(芸能記者)
先月24日に出場歌手が発表された大晦日のNHK・紅白歌合戦でもSMAPの名前はなく、NHKは特別枠などでの出場にかけて交渉を続けていることを籾井勝人会長が明言しているが、「籾井会長は来年1月で任期切れ。任期を伸ばそうとアピールに必死なようだが、実際は何も動きがない」(NHK関係者)
ファンにとっては残念なフィナーレになりそうだ。