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全日本プロレス 武藤敬司、世界タッグ防衛戦に黄色信号!?

 全日本プロレスの世界タッグ王者・武藤敬司が13日、同王座の次期挑戦者決定戦(25日、兵庫・神戸サンボーホール)について言及した。
 IWGPヘビー級&世界タッグの“変則3冠”王者にもかかわらず、11日の東京・後楽園ホール大会で太陽ケアにピンフォール負けしてしまった武藤。さらに、ケアの技で負傷、腰を痛めヒザ、首に続いて新たな“爆弾”を抱えてしまった。

 そんな満身創痍の武藤だが、休んでいる暇はない。25日の最終戦でGURENTAIのケア&鈴木みのるVS健介ファミリーの佐々木健介&中嶋勝彦による“世界タッグ次期挑戦者決定マッチ”が決定している。
 次期シリーズでの防衛戦は確実。否が応でも注目せざるを得ない武藤は「ケアが生き生きしてる。スランプを脱した」とした上で「勢いではGURENTAIだけど、まだタッグとしての実績も浅いし、(シリーズ中)どこまでもつのか」と分析。
 それでも「まあ、どっちがくるかわかんないけど、タッグだからよ。勝彦はジュニアの選手だけど、親子タッグには阿吽の呼吸がある」と健介組が有利だと予想した。
 「シリーズに穴を空けるつもりはない」と強行出場を明言した武藤。どちらが挑戦してきても爆弾を抱え、標的になるのは確かだ。

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