-
スポーツ 2019年05月05日 20時00分
大関復帰を期す栃ノ心 復活したい夏場所の課題とは
“令和初”の本場所となる夏場所(12日から、東京・両国国技館)で、1場所での大関復帰をかける関脇栃ノ心。先月7日配信記事でもお伝えした通り、仮に復帰が現実のものとなれば実に14年ぶりの出来事となる。久しく成功者が出ていないこの難題をクリアするために、栃ノ心はどのような対応を取るべきなのか。今回は筆者が考える3つの事柄について、それぞれ順を追って触れていきたい。■まわしの確保 ここ1年、貴景勝(0勝3敗)、北勝富士(0勝3敗)といった力士に苦しんでいる栃ノ心。下半身にけがが相次いでいることもあり、突き押し相撲には苦しんでいる印象が強い。 一方、四つ相撲を得意とする逸ノ城(4勝0敗)や魁聖(4勝0敗)にはここ最近、無類の強さを発揮している。しっかりとまわしを確保することができれば、苦手の突き押し力士とも十分渡り合えるのではないか。■取りこぼしの減少 新大関で迎えた昨年名古屋場所からここまで、栃ノ心は55番相撲を取り26敗を喫している。この26敗の内訳を見ると、「対横綱・大関8敗、対関脇・小結8敗、対平幕10敗」と安易な取りこぼしが多いことが分かる。 2ケタを目指すにあたっては、当然ながら5回しか負けが許されない。上位陣が待ち受ける後半戦まで1つでも多く猶予を取っておくためにも、格下と対戦する前半戦は今以上に注意を払って臨むべきだろう。■平常心の維持 大関昇進以降の栃ノ心は、取組後に涙を流す姿がたびたび見られる。その人間味もまた栃ノ心の持つ魅力であることは否定しないが、取組ごとに一喜一憂していては翌日以降にも影響を及ぼしかねない。 大粒の涙を流すのは、悲願を達成した後でも遅くはない。それまでは勝っても負けても、「一日一番」の気持ちで平常心を維持し続けてほしいところだ。 「13勝2敗」をマークし、堂々の大関昇進を果たした昨年の夏場所。あれからちょうど1年が経つ同場所で、栃ノ心は“2度目”の大関昇進を成し遂げることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2019年05月05日 18時10分
ヒクソン・カレリン・メイウェザー〜平成の日本格闘技界に来襲した3人の男たち〜
昭和の時代は、アントニオ猪木が「格闘技世界一決定戦」を掲げたことをきっかけに、新日本プロレスに数多くの格闘家が来襲した。柔道のウィリアム・ルスカ、プロボクシングのモハメド・アリ、極真空手のウィリー・ウィリアムスら、今では実現不可能なカードが次々に実現した夢の時代だったと言えるだろう。 平成に入る直前に前田日明、高田延彦、藤原喜明、船木誠勝らによって第2次U.W.Fが誕生し格闘技の一大ブームを巻き起こした。さらにそのU.W.Fが分裂し、立ち技最強を掲げたK-1や、猪木の魂を継承する形で生まれた総合格闘技イベントPRIDEが誕生すると、外国人選手が日本のマットに上がり、日本人が優位だったはずの格闘界に脅威を与えた。 その中でも一度も負けず、平成の格闘界にインパクトを残した3人の格闘家を紹介したい。 「兄は僕の10倍強い」 全てはホイス・グレイシーのこの言葉から始まった。1993年7月にアメリカUFCのトーナメントで優勝したホイスは、兄ヒクソンをこのように評し「まだ強いやつがいるのか?」と世界中の格闘技ファンをざわつかせた。 「400戦無敗」というコピーも強烈で、1994年に『VALE TUDO JAPAN OPEN 1994』に初来日。トーナメントを3連勝、しかも全試合で完勝し、本当に強いことを証明した。同年12月にU.W.Fインターナショナルの安生洋二が道場破りを決行したが返り討ちに。結果的にこれが後の高田延彦戦への布石となった。 翌1995年にも『VALE TUDO JAPAN OPEN 1995』に来日。1回戦では前田がセコンドについたリングスの山本宜久を破ると、そのままチョークスリーパーを武器に3連勝、2年連続でトーナメントを制している。 1997年10月にPRIDEが旗揚げされると、東京ドーム大会のメインイベントで高田延彦と対戦。腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちし、格闘技界のみならずプロレス界にも影響を与えた。高田とは1年後に再戦したが、結果は変わらなかった。 前田らU.W.F出身の選手から「ヒクソンを止めなければ」とコメントが出る中、本格的に準備を始めていた船木が、2000年5月に『コロシアム2000』という単発興行で対戦。試合後、「最も強かったのはフナキ」とヒクソンが認めるほど船木はヒクソンにダメージを与えたが、最後はチョークスリーパーで落とされた。船木は「死んでもいい」覚悟でこの一戦に挑んでおり、ギブアップするつもりはなかったという。 息子の死などもあり、この試合を最後にヒクソンは公式な試合は行っていない。まさに伝説のファイターとなった。グレイシーブランドは今でも健在だが、ヒクソンを超える強い選手が令和の日本格闘技界に現れる可能性は低いのではないだろうか。 “上がるはずがない”選手が日本のマットに上がり、日本のトップと対戦した選手といえば、レスリング“霊長類最強の男”アレクサンドル・カレリンと、プロボクシングで5階級を制覇したフロイド・メイウェザーの2人だろう。 カレリンは何度か新日本への参戦が取り沙汰されたが、実現しなかった。ヒクソンや、マイク・タイソンとのドリームマッチを実現できなかった前田日明は、自身の引退試合の相手として、水面下でカレリンと接触。1999年2月、横浜アリーナ大会で対戦した。カレリンが判定勝ちを収めたが、見応えのある展開で立ち見客が入りきらないほど入った横浜アリーナは大熱狂。ロシアの英雄であり、世界レスリング界のレジェンドであるカレリンが他流試合を行った唯一の試合として、今でも高く評価されている。 メイウェザーは昨年の大晦日、日本の最強キックボクサー那須川天心と、ボクシングルールによるエキシビジョンマッチで対戦。「メイウェザーが日本のリングに上がるだけでも奇跡」という声が上がる中、過去の異種格闘技戦を研究してきたのか、ルールだけではなく体重差も10kg近くオーバーしており、エキシビジョンとはいえメイウェザー側のアンフェアな行為に非難が殺到した。 結果は1R2分19秒でメイウェザーがKO勝ち。メイウェザーが日本のリングに上がり天心と試合をするインパクトだけが残った試合だったが、この試合で主催のRIZINや、天心の名が世界に広まったのも事実。これは猪木対アリの試合後と似た現象になっている。 ヒクソンのように知る人ぞ知る最強戦士と、カレリンやメイウェザーのように世界的な知名度を誇るスーパースターが来襲した平成の格闘技界。令和にはどんな“外敵”が現れるのだろうか?既にマニー・パッキャオら来襲“候補”は出てきているだけにまずは年末に注目したい。※文中敬称略文 / どら増田写真 / 山内猛
-
その他 2019年05月05日 18時00分
固定視聴者にも見放された?暗雲漂う日本テレビ日曜ドラマ枠
早くもギャラ泥棒と陰口を叩かれているのが、原田知世(51)と田中圭(34)。ダブル主演を務める2クール連続ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)が4月14日に放送され、平均視聴率が8.3%と、何とも微妙な結果に終わったのだ。 「前々クールに放送されていた『今日から俺は!!』(’18年10月〜)の初回視聴率は9.8%。『3年A組−今から皆さんは、人質です−』(’19年1月〜)の初回は10・2%で、最終回は15・4%と近年稀にみる高視聴率をマークした。当然、日テレは固定客がいると想定していたんです。どんなにダメでも10%台はなんとかなると…」(ドラマ関係者) ちなみに主役の2人の気になるギャラだが…。 「原田が1本当たり150万円〜。田中が200万円〜。日テレにしてみれば、よく出した方だと思います。そもそも、このギャラを毎週、2クール、計22本分支払わなければならないんです。今回の視聴率だったら、半分以下が妥当ですよ」(同) 固定客が確実についていたはずの日テレ日曜ドラマ枠。なぜ、視聴率を急落させてしまったのか?「ドラマにリアリティーが全くないんです。この世の中に交換殺人なんてありえない。フィクションにしても、あまりに構成が雑すぎて感情移入なんてできやしません。初回が8%ということは、これから確実に数字を落としていくはず」(制作会社プロデューサー) ここまで叩かれるドラマの内容は、15歳の年の差新婚夫婦、菜奈(原田)と夫・翔太(田中)が購入したマンションの住民会で、交換殺人に巻き込まれるというもの。確かにトンデモ話の展開になっているのだ。 「制作スタッフは上層部に対し、『あと2回見てほしい』と懇願したそうです。ドラマが初回勝負だということを、今一つ理解していないようですね」(前出・ドラマ関係者) 視聴率低迷が続けばスポンサー離れが加速。いずれは日曜ドラマ枠の廃止にも発展しかねない状況だけに、深刻な問題だ。
-
-
アイドル 2019年05月05日 18時00分
世界の大企業のバックアップを活かせず AKBチーム8、エースは結局“東京”でコンセプトも微妙に?
握手会や劇場などに「会いに行けるアイドル」がコンセプトの48グループだが、チーム8は「会いに行くアイドル」をコンセプトに14年3月に結成。 メンバーは47人で、47都道府県から1人ずつ代表を選出。おまけに、世界の自動車メーカー・トヨタ自動車が活動全体を全面サポート。48グループのチームを企業がサポートすることは初めての試みとなった。 「そんな経緯もあり、全国のトヨタの営業所での活動など、ほかの48グループのメンバーたちと比べると独自路線。AKBのチーム単独の公式サイトが開設されるのも初めてで、期待度の高さがうかがえました」(テレビ局関係者) そして、結成から5年の現状だが、オリジナル楽曲はあるものの、いまだにCDデビューは果たせず。 メンバーの卒業(活動辞退)による欠員が発生した場合に、欠員補充のオーディションが行われることになっていたが、すでに20近い県のメンバーが入れ替わってしまった。 欠員の出ているメンバーのある県もあり、栃木県の本田仁美は日韓合同のアイドルグループ・IZ*ONEのメンバーとして活動中。AKBの活動を休止している。 メンバーたちの中では、AKBのシングルでセンターを務めた東京都の小栗有以が期待され、昨年の総選挙では8のメンバーで最高位の25位を獲得したのだが…。 「各県のバランスを取らなければいけないので、小栗をエースのようにすることは難しい。グループではなくチームということもあり、CDデビューの話がいまだに出ずに宙ぶらりんの状態。世界の大企業のバックアップをかなり持て余している」(芸能記者) このままだと1チームの枠を抜け出せないまま終わってしまいそうだ。
-
スポーツ 2019年05月05日 17時30分
山本由伸「絶対に“あれ”は食べますね」オリックス・京セラ選手食堂の断トツ人気はあのメニュー!
オリックスが本拠地としている京セラドーム大阪には、試合前後に食事ができる選手サロンが設けられている。選手からは「おいしい」と好評なのだがそれもそのはず。ロイヤルホストでおなじみの「ROYALグループ」のロイヤルコントラクトサービスが料理を提供しているのだ。果たして選手たちは試合前後にどんな食事をしているのだろうか。選手、ロイヤルコントラクト、そして球団関係者に話を聞いてみた。 「絶対にざるラーメンは食べますね」 開口一番、このように話してくれたのは、山本由伸。ざるラーメンは、今回話を聞いたうち9割の選手が注文すると答えてくれた一番人気のメニューだ。 ロイヤルコントラクト京セラドームスタジアムサービス店の井上正夫店長は「ざるラーメンは、かなり多くの選手のみなさんに召し上がっていただいてます。具はセルフなんですが、オリックスさん以外の球団や、ケータリング担当の方からレシピを聞かれることもあるんですよ。ありがたいことに『京セラのざるラーメンはおいしい』とみなさん、いろんなところで話されてるんでしょうね」と、ざるラーメンが他球団の選手にも好評だと明かしてくれた。 「ざるラーメンをおいしく食べるためにカレーを挟むこともありますし、エビピラフもセルフであるので食べますね。あとは唐揚げ!今年は先発に戻ったので、(食べる)間隔を開けてますが(笑)」 このように“ざるラーメン愛”が止まらない由伸だが、「つゆがうまい」と語ってくれた近藤大亮、西野真弘、西浦颯大ら、ざるラーメンファンは他にもいる。一方で山崎福也は、「ざるラーメンより僕は丼ですね」という。ちなみに昨年、全選手の中で注文数が1位だったというデータが残されている。2位は澤田圭佑。3位以下はあまり変わらないとのこと。 「私どもは、ビジターでは楽天さんとヤクルトさんにも提供させていただいてるんですが、以前、北川博敏さん(現ヤクルト二軍打撃コーチ)がいらした時に、うどんつゆにうどんではなくラーメンの麺を入れた『北川スペシャル』というのがありまして。楽天の選手の方から『北川スペシャルできますか?』と言われた時は驚きました」 そう笑う井上店長は「選手のみなさんはいろんなトッピングをして楽しまれている。おいしく召し上がっていただけているのはうれしい」と話していた。また昨年からは京セラドームの選手サロンで、夕食も提供するようになり、「20名ぐらいは利用されている」(井上店長)そうで、山崎福也は「ナイターの時は助かってます」と話している。 オリックスの久保充広管理部長は、「選手を管理するというほどガチガチなものではないんですけど、若い選手が多いので(重視するのは)『食に対する意識づけ』ですね。遠征先のホテルでも栄養士と話して、メニューをチェックしています。夕飯の提供は昨年から始めたのですが、これも栄養士の提案。『食べてから寝るより、食べて少し置いてから寝た方が吸収が良く、疲労回復につながる』との理由から取り入れました。ここ(京セラ)で夕飯を早く済ませればその分、就寝する前に練習に時間を割くこともできますからね」と語ると「今はかなり食に対する考え方が変わってきてると思います」と続けた。 「これから夏場になってくる。消化のいいものを提供して、選手の期待に応えたいですね」 井上店長は今後も可能な限り、選手や球団の要望に応えていき、チームを「食」の部分で支えていく意向。今年は体が大きくなった選手も多く、「食に対する意識づけ」は間違いなく浸透していると言ってもいいだろう。選手たちには、ざるラーメンパワーで厳しいペナントレースを乗り切ってもらいたい。取材・文 / どら増田写真提供 / ロイヤルコントラクトサービス
-
-
社会 2019年05月05日 15時00分
北村真美〜大牟田一家4人連続殺害事件
2004年9月16日、福岡県大牟田市で高校1年生男子(当時15歳)が行方不明となり、翌日には母親である女性(58歳)も失踪。そこで1年生男子の兄(18歳)が友人(17歳)とともに捜したものの、この2人も行方がわからなくなる。 5日後、1年生男子が遺体で発見され、警察の捜査から市内に住む主婦、北村真美(45歳)が逮捕される。その証言から、母親、兄と友人の3人が遺体で発見され、夫(60歳)、長男(23歳)、次男(20歳)の3人も次々に逮捕された。 真美の夫はほとんど収入がなく、借金が膨らんでいった。そこで、夫が真美の知り合いで金融業を営む女性を殺害して現金を奪うことを計画。まず長男と次男が女性宅を襲ったものの不在だったため、金庫を盗むと、居合わせた高校1年生男子を殺害して遺体を捨てた。次に真美が女性を誘い出し、長男が絞殺。1年生の男子の兄と友人も、口封じのために兄弟が殺害した。3人の遺体を女性の車に乗せ、大牟田川に水没させた。そうまでして奪った現金は、26万円足らずだった。 当初、「たかが金銭目的だけで息子たちまで殺すとは考えにくい」と思われていたが、犯行動機は実際に金目当てで、息子のみならず、まったく無関係の友人まで殺害していた。 2011年10月までに、4人全員の死刑が確定。一家全員に死刑判決が確定するという、前代未聞のケースとなった。
-
スポーツ 2019年05月05日 15時00分
ベイスターズがもっと好きになる!「70th ANNIVERSARY MUSEUM」で野球歴史の勉強を!
横浜スタジアムに「70th ANNIVERSARY MUSEUM」がオープンした。昨年まで「BAYSTORE NAIYA 3F」のあったスペースで、入場は無料なので気軽に立ち寄れる。スポンサーは1949年から2002年にTBSへ譲渡するまでの53年間球団経営をしてきた「マルハニチロ」が務め、様々な貴重なアイテムが展示されている。 エントランスには、三原脩元監督の胴上げ写真や、秋山登さん、土井淳さんのバッテリーらが、当時の新聞の切り抜きと共に飾られており、オールドファンには嬉しいお出迎えエリアとなっている。 入場して左手には「HISTORY ROAD ZONE」があり、球団の代表的な出来事が列記された年表が展示されている。各年の成績や記録、だけではなく、“三浦大輔引退”など、印象的な出来事まで記されており、じっくり見たいエリアとなっている。 「GLORY ZONE」には、1960年の優勝時のトロフィーが2点、MVPの秋山登さんへ贈られたトロフィーも展示されている。 「FAMOUS SCENE ZONE」では、1960年の日本シリーズ優勝時のペナントを持ってグラウンドを回った際の写真や、様々なポスターがタペストリー風に吊されている。 「UNIFORM ZONE」は文字通り、歴代のユニフォームが飾られている。1959年の桑田武さん、60年代の稲川誠さんの他、背番号3番の1967年の平松政次さんの珍しいユニフォームが展示されている。 一番奥には「EXPERIENCE ZONE」があり、3月21日に大洋ホエールズ復刻ユニフォームで戦った際の写真が大きく展示されており、フォトスポットとして人気を博している。 その他、1960年の優勝ペナントや、珍しいところでは1959年の寄せ書きや、三原脩元監督の監督就任挨拶状、1950年の選手証などが飾られている。出口前には、白地に赤の"まるは"のフラッグに、ファンからの熱いメッセージが書き込まれている。 なお、展示物は定期的に変更されるとの事なので、「一回行ったからいいや」ではなく、ホームページでチェックして是非リピートしてもらいたい。 実際に訪れた際も、年配のファンが秋山投手のシリーズでの4連投の話をし、若いファンが驚くなど、世代を超えたコミュニケーションスペースとして活用されていた。 4月7日の巨人戦で球団創設通算4000勝を達成したベイスターズ。このミュージアムで今までの歴史を勉強して、より深く球団を愛してみてはいかがだろうか。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
芸能 2019年05月05日 12時30分
指原莉乃、菊地亜美、鈴木奈々…平成に活躍した女性タレントは生き残れるか
バラエティー番組では、いま20代〜30代の女性タレントが席を取り合っている。基本的に、番組に使われるのは女性一人。菊地亜美、鈴木奈々、小島瑠璃子、藤田ニコル、指原莉乃など、バラエティーに引っ張りだこの彼女たちも決して安泰ではない。元AKB48の西野未姫や元サッカー日本代表の丸山桂里奈など、新鋭も続々登場し、それぞれが自分の任された役割を担い奮闘している。 平成を振り返ると、数多くの女性タレントが人気を博してきた。西村知美、松本明子、島崎和歌子などは、元々アイドル歌手として活動し、バラエティーにシフトチェンジ。不思議キャラや豪快なキャラクターなどで、バラエティーに引っ張りだこに。年齢を重ねた今でもたびたび目にすることから、浮き沈みの激しい芸能界でも長く息が続いている貴重なタレントだ。このアイドルからバラエティーに進出し成功する系譜は、AKBグループ(指原、SKE48・須田亜香里)や、アイドリング!!!(菊地、朝日奈央ら)などに引き継がれている。 バラエティーに出演していたものの、役者業に転身したパターンもある。バラエティーに出るのはイメージがつきやすく役に影響するため、女優業専門になるケースは多いようだ。常盤貴子が今田耕司やナインティナインらと、深夜番組『殿様のフェロモン』(フジテレビ系)に出演していたのは有名な話。彼女もすぐに女優専門となり、大成した。その対応力で、芸人から評価の高かった小池栄子も、今ではドラマや映画で観る機会の方が多い。YOUのようにバラエティーに身を置きながらも、女優としても引っ張りだこというのは珍しいパターンだろう。 「平成後期には、藤田や池田美優のように雑誌モデル上がりで売れた女性タレントや、ネットで話題となった人がテレビに出ることも増えました。もちろん、安定感のある人もいますが、勢いだけでやっていると、いつかはメッキが剥がれて路頭に迷うこともありえます。その前に、自分が何をするべきなのか、しっかり研究する必要がありますね」(エンタメライター) 若くてフレッシュな女性タレントは、番組に一人は欲しいものだが、悲しいかな、人は年齢を重ねてしまう。30代を超えても、松本や島崎のように息の長いタレントになるためには、自らを一皮も二皮もむいていく必要がありそうだ。
-
芸能ネタ 2019年05月05日 12時20分
三瓶だけじゃない「実は料理うまい」芸人 レギュラーコーナーがある人も
お笑い芸人の三瓶が、プロサッカー選手長友佑都の専属料理人見習いとなるため、トルコに移住することがわかった。三瓶は長友のほか、夫人の平愛梨とも親交があり、夫婦からの申し出に応じた形だ。 三瓶は高校卒業後に調理系の専門学校へ進学しており、調理師免許を保有している。三瓶に限らず「実は料理うまい芸人」は多い。 カンニング竹山の相方として知られ、2006年に亡くなった中島忠幸さんは、高校中退後に板前修行をしていたため、料理がうまい芸人として知られた。ブレイク前に出演していた『虎の門』(テレビ朝日系)の料理企画では、元祖料理うまい芸人といえる“キム兄”こと木村祐一と、毎度名勝負を繰り広げていた。 キャイ〜ンの天野ひろゆきも、隠れた料理うまい芸人である。調理師などの資格保有者ではないものの、15歳からレストランでアルバイトをしていたため、料理はお手の物。新人時代には、風呂なし四畳半アパートに住みながらもコンロひとつでビーフストロガノフを作っていたという。 ロバートの馬場裕之は、秋山竜次の有名人の体ものまね、山本博のプロボクシングなどに隠れて目立っていないが、実は料理うまい芸人である。調味料を自分で調合するほか、自宅にはベーコンを作る燻製機械まで用意している。趣味が高じて、現在はテレビ番組で料理コーナーのレギュラーを持つほどだ。 チュートリアルの福田充徳も料理好き芸人であり、著作『チュートリアル福田充徳の家呑みレシピ』(ワニブックス)もある。福田は酒好きとして知られ、簡単に作れるお酒のおつまみを得意とするようだ。新しい料理の楽しみ方といえるだろう。 料理というと、女性の「ママタレ」の専売特許といったイメージもあるが、福田の酒飲みレシピを始め、男の料理も注目といえるだろう。ライフスタイルの多様化にしたがって、男の料理芸人はさらに注目されて行くかもしれない。
-
-
芸能 2019年05月05日 12時10分
石田姉妹・荻野目姉妹の“平成大逆転劇”! 広瀬姉妹・有村姉妹も令和で逆転なるか
お互いが芸能人という姉妹は珍しくないが、人気の格差は付き物。それでも、平成を振り返ると、“昔は姉(妹)の方が人気だったのに、今では妹(姉)の方が人気”という事例がある。 石田ひかりは昭和終期から平成にかけて活躍。1986年にドラマ『妻たちの課外授業II』(日本テレビ系)でデビューを果たし、1992年にNHK連続テレビ小説『ひらり』で、1993年には木村拓哉の名演技が話題となった『あすなろ白書』(フジテレビ系)でそれぞれヒロイン役を務めた。その人気ぶりはとどまるところを知らず、1992年から2年連続でNHK紅白歌合戦の司会にも抜擢。 一方、姉に当たる石田ゆり子は1988年に『海の群青』(NHK)で女優デビュー。当時は先にデビューしたひかりの方が知名度も高く、「石田ひかりの姉」と揶揄された。 そんな石田姉妹の立場が逆転したのは、2016年のこと。同年10月にインスタグラムを開設したゆり子は、自身の顔写真を公開。アラフィフとは思えないほどの美貌が話題となった。さらには、同年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)にヒロインの伯母役として出演。「可愛すぎる」「憧れる」など視聴者の評判も上々で、見事にブレイクを果たした。 同じく平成で大逆転した姉妹と言えば、荻野目慶子・洋子の2人だ。妹の洋子は1984年にソロ歌手としてデビューし、翌年には7枚目のシングル『ダンシング・ヒーロー(Eat You UP)』がオリコン週間5位へ。10枚目のシングル『六本木純情派』はオリコン週間3位を獲得し、アイドル歌手として人気になった。 一方、姉の慶子は1977年の映画『獄門島』で子役デビュー。1994年には映画『忠臣蔵外伝・四谷怪談』で伊右衛門をお岩から奪う役どころを演じるなど数々の作品に出演。主演作品や話題作への出演は多くないものの、助演女優賞を獲得し、“魔性の女”の呼び名で実力派女優として不動の地位を獲得。15枚目シングル『スターダスト・ドリーム』以後ヒット曲に恵まれず、2001年の結婚を機に活動休止状態だった洋子とは対照的になっていった。 再逆転したのは2017年。お笑い芸人・平野ノラの『ダンシング・ヒーロー』を取り入れたネタをもとにしたダンスで、大阪府立登美丘高等学校ダンス部が公式全国大会で準優勝。そのユーチューブ動画が話題となり、同曲がリバイバル・ヒットした。これを受けて、洋子は同年12月に『ダンシングヒーロー・アーカイブス』を発表。テレビ番組への出演も増え、ラジオやトークイベントなど活躍の幅が広がっている。 5月1日には新元号が施行され、新しい時代を迎える。人気格差が嘆かれる有村藍里・架純姉妹や広瀬アリス・すず姉妹も令和で逆転劇があるかもしれない。
-
社会
闇社会も舌舐めずり 安倍首相が結んだ沖縄1兆円カジノ特区建設の“裏密約”
2014年06月01日 15時00分
-
トレンド
さよなら国立競技場 56年の歴史に幕!
2014年06月01日 14時58分
-
芸能ネタ
『沢尻会』復活で始まる小泉今日子との“因縁抗争”
2014年06月01日 14時00分
-
トレンド
芸能人の不動産購入のあれこれ
2014年06月01日 13時30分
-
芸能
ジャニーズWEST・藤井流星の深夜ドラマ主演の裏
2014年06月01日 13時13分
-
芸能
芸能ポロリニュースPART115「ノムさんが『サッチーはあげまん?』質問にご機嫌の回答」
2014年06月01日 11時50分
-
スポーツ
W杯直前現地緊急レポート ザックジャパンを襲う3つの“見えない敵”
2014年06月01日 11時00分
-
社会
人員不足に悩む外食産業
2014年06月01日 11時00分
-
スポーツ
選手は即戦力にあらず? キューバ政府が一人勝ちする選手供給策
2014年06月01日 11時00分
-
社会
誘発地震が呼ぶ“関東直下型”
2014年06月01日 11時00分
-
芸能ネタ
ブレーク間近の地方局女子アナ 清楚系秘蔵っ子をマニアの視線が襲う!
2014年05月31日 18時00分
-
芸能
シャブもドラッグも“ちゃんぽん”で愛欲に溺れたASKA容疑者
2014年05月31日 17時59分
-
芸能
週刊裏読み芸能ニュース 5月25日から5月31日
2014年05月31日 17時59分
-
レジャー
橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/1) 日本ダービー 他4鞍
2014年05月31日 17時59分
-
レジャー
日本ダービー(GI、東京芝2400メートル、1日)藤川京子のクロスカウンター予想!
2014年05月31日 17時59分
-
レジャー
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(6月1日)東京優駿(GI)他1鞍
2014年05月31日 17時59分
-
レジャー
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(6/1) 日本ダービー
2014年05月31日 17時59分
-
ミステリー
意外と可愛い? 「アヒル口」の巨大怪物「シーサーペント」
2014年05月31日 17時59分
-
社会
月200万円売り上げる少女も 無職男がスマホのアプリ使い売春あっせん
2014年05月31日 17時59分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
