ジャニーズWEST・藤井流星の深夜ドラマ主演の裏

　ジャニーズWESTの藤井流星が、7月からスタートする深夜ドラマ『アゲイン』(TBS)で初主演を務めることになった。藤井といえば未成年の飲酒喫煙疑惑が報じられたのは記憶に新しい。過去の話とはいえ、この大甘処分にはそれなりの事情もあるようだ。

　藤井は先月、「週刊文春」で女性の告白でデビュー早々にスキャンダルが勃発した。「女性に対する暴行疑惑もありましたが、それよりも、若いファンの子に与える影響を考慮すると、ジャニーズは未成年での飲酒喫煙のほうが問題とされる。藤井も当分、ソロ活動は自粛するなど、厳しい処分になるのではといわれた」とはある出版関係者。それが、 7月に深夜とはいえ主演ドラマに入ったということは、「お咎めなし」とみられてもおかしくない。

　ある芸能プロ関係者はこう明かす。「ジャニーズの中でも、このドラマも別の人にしようという声がなかったわけではないそうです。ただ、よくよく事情を聞くと、告白した女性は『文春』では藤井の名前も知らないという具合でしたが、藤井に言わせると、交際していたかはともかく、どうもイマ一つうまく別れることができなかった女性の1人だったそうで、それがあの告白につながったという話。

　事の真偽はともかく、告白は100%の真実ではないし、タバコも火がついているわけではないので、『問題なし』と 結論付けたようです。それに、相手が『文春』ですからね。ジャニーズとは裁判をしたほどの敵対関係にいる雑誌。ここで藤井を謹慎などにしようものなら『文春』を認めることになる。それだけは避けたかったようで、ドラマ出演にGOサインが出されたんです。藤井には『女性関係は気をつけるように』ときつく言い渡したそうですけどね」。

　ジャニーズ内部での疑惑は払拭されたのだろうが、世間的にはどうなのか。与えられたチャンスできっちり結果を見せるしかない。