メンバーは47人で、47都道府県から1人ずつ代表を選出。おまけに、世界の自動車メーカー・トヨタ自動車が活動全体を全面サポート。48グループのチームを企業がサポートすることは初めての試みとなった。
「そんな経緯もあり、全国のトヨタの営業所での活動など、ほかの48グループのメンバーたちと比べると独自路線。AKBのチーム単独の公式サイトが開設されるのも初めてで、期待度の高さがうかがえました」(テレビ局関係者)
そして、結成から5年の現状だが、オリジナル楽曲はあるものの、いまだにCDデビューは果たせず。
メンバーの卒業(活動辞退)による欠員が発生した場合に、欠員補充のオーディションが行われることになっていたが、すでに20近い県のメンバーが入れ替わってしまった。
欠員の出ているメンバーのある県もあり、栃木県の本田仁美は日韓合同のアイドルグループ・IZ*ONEのメンバーとして活動中。AKBの活動を休止している。
メンバーたちの中では、AKBのシングルでセンターを務めた東京都の小栗有以が期待され、昨年の総選挙では8のメンバーで最高位の25位を獲得したのだが…。
「各県のバランスを取らなければいけないので、小栗をエースのようにすることは難しい。グループではなくチームということもあり、CDデビューの話がいまだに出ずに宙ぶらりんの状態。世界の大企業のバックアップをかなり持て余している」(芸能記者)
このままだと1チームの枠を抜け出せないまま終わってしまいそうだ。